「申し訳ありません。わたしのミスです」――。新人エンジニアのこんな言葉を聞く季節がやってきた。だが、新人はその特権を生かして堂々と言い訳をしてほしい。言い訳は、組織に埋まっている「地雷」を一掃する力になるからだ。 「申し訳ありません。わたしのミスです。不注意でした。今後は確認を徹底し二度と同じような間違いを起こさぬよう努力していきたいと思います」 今年もそんな言葉を聞く季節がやってきた。新人エンジニアは何度も痛い目に遭い、過ちを繰り返さないように努力して一人前になっていく。少し考えてほしい。皆さんはミスをしたらどのような言い訳をするだろうか。わたしは新人のエンジニアにはぜひとも堂々と言い訳をしていただきたいと思っている。 言い訳というと冒頭のような言い回しを思い浮かべるという人もいるだろう。平謝りは「学生気分が抜けていませんでした」や「気のゆるみがありました」などさまざまだ。だが、こうした
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