フィッシング業者やスパム業者が流行の豚インフルエンザに目をつけ、人々の恐怖心につけこみながら医薬品を売りつけたり、情報を盗み出したりしようとしている。セキュリティ専門家らが米国時間4月28日、警告を発した。 US-CERTのアドバイザリによると、攻撃を誘発する電子メールには、豚インフルエンザに関連した件名がつけられ、フィッシングサイトへのリンクか、悪質なコードを含んだ添付ファイルが含まれるという。 ある悪質なメールには「Swine influenza frequently asked questions.pdf(豚インフルエンザについてよくあるQ&A)」という名称のAdobe PDF文書が添付されていたと、Symantecは述べる。Symantecによると、このPDFファイルは、ユーザーのコンピュータ上に「InfoStealer」という悪質なコードを落とすという。同社はこのPDFファイルを