バスの乗務員不足による路線の廃止・減便などが顕在化していますが、タクシーはもっと深刻です。そうしたなかで、ローカル鉄道の廃止代替や、バスの代替が議論されています。国や自治体と現場の認識のズレも浮彫りになっています。 大規模イベントも災害も対応が難しく…「鉄道代替」だって? 先に、バスドライバーの不足が深刻化し、実際のバスの運行にも支障が出ていることをお伝えしました。 このままでは必要なバス運行の維持にも支障が出かねません。減便はもちろん事業者としてもしたくてするわけではなく、やむなく行う対策ですが、すでに限界とも言えるほど乗務員不足は逼迫しています。 鉄道、バス、タクシーのイメージ(乗りものニュース編集部/写真AC)。 路線バスを運行する事業者にとっては、国の許可を受けて運行する路線バスは確保しなければならず、そこには必要な乗務員を張り付けなければなりません。その結果、路線バス以外の事業に
自動車駅の例(宮林線・日向高岡駅) 構内の標識では「駅の構内」という表記も見られる(十和田北線・子ノ口駅) 自動車駅(じどうしゃえき)は、日本国有鉄道の自動車路線におけるバス停留所やバスターミナル・荷捌き施設のうち、鉄道駅と同等の業務を執り行う施設の名称。日本国有鉄道に由来しない、自動車駅と同等のバス駅についても#国鉄バス以外の「バス駅」で扱う。 本項では以下、日本国有鉄道自動車局の事業については、旅客輸送・貨物輸送にかかわらず「国鉄バス」と表記する。 概説[編集] 国鉄バスには鉄道の補助・代行という使命があり、運賃体系は異なるが国鉄線の一部という扱いとなっていたため、鉄道と同様の旅客扱い・貨物扱いを行なっていた。需要が多いと判断された場合は鉄道駅と同様に、乗車券の発売窓口を設置する必要があった。また、1984年2月1日国鉄ダイヤ改正までは貨物輸送も行なっており、鉄道の貨物駅でトラックに積
関東最南端の鉄道駅があるのはJR内房線ですが、実は、そのさらに南にも「駅」があります。いまや房総半島最南端部から東京へ直通する拠点ともなっている「自動車駅」は、開業から90年を迎えました。 あれ、駅はないけど…… 関東最南端の野島崎がある千葉県南房総市白浜地区。この周辺のバス停では、「安房白浜駅」という表記をよく見かけます。館山や関東最南端の鉄道駅である千倉を通るJR内房線からも大きく離れていますが、この白浜には「駅」があるのです。 拡大画像 日東交通の「南総里見号」。千葉駅などと安房白浜駅を結ぶ(乗りものニュース編集部撮影)。 ジェイアールバス関東と日東交通が乗り入れる白浜の市街地中心部のバスターミナルが、「安房白浜駅」を名乗っています。地域の路線バスのほか、東京直通の高速バス「房総なのはな号」や、千葉直通の「南総里見号」も発着しています。 「駅」を名乗るのは、もともと鉄道省(後の国鉄)
半導体不足がICカード供給にも波及しています。 青森・盛岡・秋田エリアは新規発行継続 山手線の電車(画像:写真AC)。 JR東日本・PASMO協議会ほか関係団体は2023年6月2日(金)、SuicaとPASMOのカードのうち、無記名の新規販売を「当面の間中止する」と発表しました。発売中止は6月8日から。 これは世界情勢でICチップが入手困難になっていることをうけて、必要枚数を抑えるための措置。記名式や定期券、再発行、訪日外国人向け「Welcome Suica」などの新規カード発行は継続されます。 「モノレールSuica」、「りんかいSuica」も同様に新規発行が一時中止となります。 例外は青森・盛岡・秋田エリア。5月27日にサービスが導入されたばかりなので、新規発行が継続されます。 【了】
何もないのにわざわざ急勾配を上り下りする意味がないので… 都市計画変更手続きへ 拡大画像 国道140号の秩父陸橋(画像:Google)。 埼玉県は秩父市内の国道140号で、陸橋を廃止し、撤去して平面道路に作り直すという異例の計画を進めています。 場所は秩父鉄道秩父駅東側の「秩父陸橋」です。かつてここで秩父鉄道から旧秩父セメントのプラントへ引き込み線が敷かれており、それをまたぐための陸橋でした。 道路を所管する秩父県土整備事務所によると、この引き込み線は1996(平成8)年に廃止。その後2009(平成21)年から陸橋廃止にかかる動きが出始め、2018年に地元要望をうけて設計などに着手したといいます。2021年11月にも秩父市長が県あて要望を行っています。 橋の撤去中に交通をどう迂回させるかなど準備が進められ、いよいよ都市計画変更の手続きが進められています。 同事務所は「寒波の襲来時は、この陸
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "近鉄道路" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2014年12月) 津市内の岩田川を渡る近鉄道路。鉄橋(プレートガーダー橋下路方式)を転用していることがわかる。(2009年(平成21年)9月12日撮影) 近鉄道路(きんてつどうろ)は、三重県津市から松阪市へ至る市道・県道に付けられた愛称、俗称。 1961年1月(昭和36年)廃線となった近鉄伊勢線の敷地跡を、道路として利用したことに由来する。 概要[編集] 正式名称ではないので、距離や起点終点などは不詳。国道23号(伊勢街道)と、国道166号に概ね平行している。 伊勢線の起点だった
「敬老パス」と書かれたパネルを持つ案内役の男性(右)の隣で、専用機器でパスを読み取らせる利用者=横浜市中区の市営地下鉄関内駅で2022年10月5日午後5時1分、池田直撮影 横浜市が70歳以上の高齢者を対象に発行する「敬老パス」が10月で紙製からICカードに変更され、その利用方法を巡って混乱が生じている。「ICカード」ではあるものの、JRが発行する「Suica(スイカ)」などの交通機関用のICカードとは異なり、列車の自動改札機で使用できないことが一因だという。一体どういうことなのか。 ICカードの運用が始まってから4日後の5日夕。市営地下鉄関内駅(中区)の改札から数メートル離れた場所に「敬老パス」と大きく書かれたパネルを持った男性が立っていた。市がシルバー人材センターに依頼した「案内役」だ。そばにはパス専用の読み取り機が置いてある。改札の周囲では、この読み取り機を探すようなそぶりを見せたり、
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