今月、千葉市で行われる小型機のレース、エアレースをめぐり、臨時の滑走路の脇に高層ホテルが建ったため滑走路の使用が難しくなっていた問題で、国土交通省はホテルを無人にするなどの安全対策が取られることを受け、特例的に使用を許可する方針を固めました。 この問題で国土交通省は14日、秋本真利政務官が現地を視察し、主催者側から安全対策について直接、説明を受けました。 それによりますと、レースの期間中、主催者側がホテルを借り切って無人にするほか、滑走路の運用方法を厳格に定め、パイロットへの周知を徹底するということです。 国土交通省はこうした対策に加え、滑走路を使用するのが極めて高い技術をもつパイロットに限定されることから、特例的に滑走路の使用を許可する方針を固めました。 視察のあと秋本政務官は「現地をこの目で見て説明を聞いた結果、安全対策がしっかりと実施されることを前提に許可は可能だと考えている」と述べ