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ブックマーク / www.tokyo-zoo.net (8)

  • ワレカラってなに?

    「ワレカラ」と聞いても、知らない方には何のことか想像もつかないと思います。ワレカラは、海の中で海藻や海草などの上でくらしている小さな「虫」。分類上は甲殻類端脚目に属します。甲殻類であるエビやカニの親戚です。 現在、葛西臨海水族園で展示しているのは「オオワレカラ」。ワレカラはたくさんの種類が知られていますが、大きくなっても体長1~2センチがふつうなのに、この種類は最大で6センチにもなります。そのため「オオ」ワレカラと名づけられました。体は細長く、陸でくらす昆虫のナナフシにちょっと似ています。 展示している場所は、葛西臨海水族園「東京の海」エリアの2階中央付近にある「アマモ場の小さな生き物たち」小水槽です。水槽の前に立って、この隠れ上手な生き物を探してみましょう。体の後半にある「歩脚」とよばれる脚でしっかりアマモの葉にしがみつき、体の前方の「顎脚」でぴったり葉にくっついているので、動かずじっと

    ワレカラってなに?
  • ハキリアリの新しい群れがまもなく来園! 現在の展示は12/1からしばらく中止します【→12/11から再開】

    ハキリアリの新しい群れがまもなく来園! 現在の展示は12/1からしばらく中止します【→12/11から再開】 └─2014/11/20(※2014/12/10追記) (2014年12月10日追記) ハキリアリの展示を12月1日から中止していましたが、12月11日から再開します。 ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── ── 日では多摩動物公園でしか見ることのできない動物、それが「ハキリアリ」。「農業」を営む昆虫として知られ、葉を切り取って巣に運び、菌類を育ててべるという非常に面白い生態を見せるアリです(下記のリンク先ニュースもごらんください)。 現在、昆虫園館で展示しているハキリアリの群れは、2008年11月に南米のペルーからやってきました。来園後すでに6年がたち、最近は女王の姿も確認することができず

    ハキリアリの新しい群れがまもなく来園! 現在の展示は12/1からしばらく中止します【→12/11から再開】
  • 女王亡き後の群れのゆくえ

    2021年5月下旬、現在展示している群れのハキリアリの女王が死亡しました。昆虫園におけるハキリアリの飼育は20年近く続いていますが、過去飼育していた群れの女王はおおむね5年以内で死亡しています。この群れは2014年に来園したので(お知らせ)、女王は少なくとも6年半以上は生きたことになります。昆虫園としてはもっとも長く生きた女王(※末尾「関連記事」参照)ですが、まだ群れに勢いがあり女王も若かったころを知るものとしては、やはり死亡してしまうのはさびしいものです。 女王がいなくなり、群れもいっしょに消滅してしまったのかというとまったくそんなことはなく、多数の働きアリたちが、現在も展示ケースの中で菌園とともに生き続けています。新たな若い群れもバックヤードで待機していますが、もうしばらくはこの群れの展示を継続していく予定です。 さて、なぜ群れがまだ続いているのかと疑問に感じる方もいるかもしれませんが

    女王亡き後の群れのゆくえ
  • キングペンギンの下嘴板

    ペンギンの中で一番体の大きいキングペンギン属のエンペラーペンギンとキングペンギン(オウサマペンギン)は、下嘴の側面が橙色で非常に目立つ色となっています。この部分は下嘴板(かしばん、mandibular plate、嘴鞘と書いたものもあります )と名付けられています。 葛西臨海水族園では2010年9月からキングペンギンの飼育を始めました。 下嘴板が剥がれ落ちると聞いていたので、爪のようなものが橙色部分の形のまま剥がれるものと思っていました。 今年の1月に最初の個体の下嘴板が剥がれ、換羽真っ最中の現在は残りの個体も剥がれ始めています。それらを見ますと、実際は「板」や「鞘」のイメージとは異なり、やや厚目の「膜」が剥がれる、またはめくれると言った方が合っていそうです。細長いヘラ状の形で剥がれることもあれば、日焼けしたときの皮膚のようにボロボロと少しずつ剥がれることもあります。 剥がれた後の下嘴板は

    キングペンギンの下嘴板
  • チーターが生まれました!

    誕生したチーター 誕生日 2017年6月8日(木) 頭 数 オス1頭、メス3頭、不明1頭(不明の1頭は死亡) 両 親 母:リリー 2009年9月22日 多摩動物公園生まれ 父:ムツ 2010年4月20日 九州自然動物公園生まれ 経緯 当園では飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物であるチーターの繁殖を進めています。 チーターの新たなペア形成や繁殖を目指すため、富士サファリパークからオスの「ムツ」が、ブリーディングローン(※)により来園していましたが、今回はその成果による繁殖となりました。 1頭は残念ながら2日後に死亡しましたが、残る赤ちゃん4頭は順調に成長しています。6月19日の初めての体重測定ではオス760g、メス740g、800g、860gでした。 ※ブリーディングローンについて 繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。 動物園間で個体を移動させることによって新たなペア形成を促し、繁殖

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    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2017/06/22
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  • どうぶつ図鑑「サーバル」 | 東京ズーネット

    小鳥や中型の鳥、小型のカモシカなどを捕らえてべます。動物園では、馬肉、鶏頭、ラットをあたえています。 ヤマネコのなかまです。足が速く、木登りもじょうずで、強力な瞬発力とジャンプ力をもち、空中に飛び上がって鳥を捕らえることもできます。たけの高い草原やあまり大きくない森林にすみ、オスはなわばりをもちます。メスはこのなわばりの中を自由に移動でき、好みのオスと交尾します。約75日で1〜3頭の子どもが生まれます。

  • おしえて! モグラ先輩!

    みなさんは動物園で、掲示されている解説板やラベルを読みますか? 動物園の最大の魅力はなんといっても生きて動いている動物たちですが、その動物たちをよりよく理解してもらうために、解説板やラベルが重要な役割を果たしています。 モグラはほぼ土の中だけで生活する動物で、その生態も独特です。誤解されることも多い動物なので、多摩動物公園のモグラ展示「もぐらのいえ」では、その生態を説明するラベルを掲示したいと考えました。 しかし「もぐらのいえ」は、中に入った瞬間天井に張り巡らされたモグラの通路が目に飛び込んでくるため、説明ラベルには目を留めにくいようです。ここで生態を長い文章で説明してもきっと誰も読んではくれないでしょう。まず 考えたのは文字数を抑え簡潔に伝える手法ですが、その上に何かしら読んでもらうためのインパクトが必要だと考えました。 そこで生まれたのが「モグラ先輩」です。いろいろな人が抱いているモグ

    おしえて! モグラ先輩!
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2017/04/02
    モグラ先輩も多摩動物公園だっけ。農作物を荒らす害獣としてモグラ殺すべし慈悲はないとされてる動物も動物園では飼育されてるんだ
  • サーバルジャンプ、再開!

    多摩動物公園では、アフリカのサバンナにすむ小型のネコ科動物、サーバルを飼育しています。野生ではネズミなどの齧歯類や小鳥など、小型の獲物を捕まえ、ときには飛び立つ鳥をジャンプして捕まえることがあります。このように跳躍力が優れているので、サーバル舎は鳥かごのように天井まで金網で覆われています。 これまでその跳躍力を見ていただくために、地上3メートル弱程の高さに馬肉を吊るし、サーバルがジャンプをして取る姿をご覧いただく「サーバルジャンプ」というイベントをおこなってきました。しかし個体の高齢化にともない、このイベントも中止していました。 2015年秋、ひさしぶりに繁殖に成功。生まれたオスの「アポロ」とメスの「ルナ」は、昨年の春ごろからジャンプの練習を始めました。ところが、肉を吊るすために金網に登った係員を見て2頭とも驚いてしまったり、最初は練習どころではなかったのですが、係員や肉をつける紐にゆっく

    サーバルジャンプ、再開!
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2017/02/27
    pic.twitter.com/aWtZqn4heN しんざきおにいさん が書いてた。一昨年生まれた二匹の子で再開されたイベントなんだ
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