中国無人機、また台湾周回 武力侵攻時の能力誇示か―国防部 2023年05月03日17時33分配信 東シナ海上空を飛行した中国の無人偵察機BZK005と推定される機体(防衛省提供) 【台北時事】台湾国防部(国防省)は3日、中国軍の国産ステルス無人偵察機「BZK005」1機が台湾の防空識別圏内を周回するように飛行したと明らかにした。中国無人機によるこうした異例の飛行は1週間で2度目。台湾の軍事専門家は「武力侵攻時に台湾東部まで直接攻撃できる能力を誇示している」との見方を示した。 〔写真特集〕中国の軍用機~殲20、轟炸6、翼竜1~ BZK005は3日午前6時(日本時間同7時)までの24時間で、中国大陸側から台湾北部沖に飛来し、太平洋を南下。南部のバシー海峡上空を通過して中国大陸側に戻った。国防部は4月28日には中国の無人偵察・攻撃機「TB001」が同圏内を周回したと発表。TB001が反時計回りで