25日正午すぎ、福島県白河市年貢町の民家に住む無職女性(48)を訪ねた姉から「冷蔵庫の中に死体がある」と白河署に通報があった。1階台所にある冷蔵庫の中で、死後数年経過したとみられる遺体が見つかった。 近年この女性と会った人がいないことから、同署は遺体はこの女性とみて調べている。遺体に外傷はなく、家に外部から侵入した形跡もないため、同署は自分で冷蔵庫に入った可能性もあるとみて、司法解剖をして死因を調べる。 白河署によると、遺体は1枚扉の小型冷蔵庫の中で、ひざを折り曲げた状態で見つかった。腐乱が進み性別は不明。衣服は着ていた。 女性は、同居していた両親が十数年前に亡くなってから1人で暮らしていた。近所の人らの話では、女性は小柄で、引きこもりがちな生活を送っていたという。姉も10年ぐらい会っていなかった。