とうこ @24touko 私も大阪で高校出て関東の大学入った頃に「大阪弁出ないね!」って本当によく言われたけど「大阪から来ました」って日本語学の先生に言ったら「とうこさんは話すとき母音が脱落しないのでそうだと思っていました」って返されたから「方言出ないね」問題は聞き手の感度がかなり大きいと思っている 2022-03-12 11:24:35
Hetare_takumu @Hetare_Takumu 『お茶を表す単語の発音は世界中で「cha」か「ti」しかない』 って話は雑学マニアにとっては結構有名な話なんだけど,この話を後輩に「反例探してみてよ」とふっかけてみたら10分もかからずに「ポーランド語でお茶は herbata です」って返ってきてこの子本当に優秀だなあって思った. 2016-07-07 18:21:46 Hetare_takumu @Hetare_Takumu じゃあなんでポーランド語だけ「cha」と「ti」の呪縛から抜け出したんだろうと調べてみたらherbataの語源はラテン語の「herba thea」だった.herbaは「草」という意味で,英語で言えばハーブティー.ハーブの部分が独立してお茶という意味になったみたい. 2016-07-07 18:25:27 Hetare_takumu @Hetare_Takumu
地理の問題がもはや地理じゃないと話題→いやいやこれめちゃくちゃ良問だぞ!! という話に野暮かも知れませんが言語学サイドから口出し 私なんかの出る幕では全くないのですが、たまたま今学会シーズンで言語学の先生たちは飛び回っているところだし誰も触れないで流してしまうとあれなので、最低限のフォローをしておきたいと思います。突込み歓迎。(但し私も今せっぱつまってるとこなのでお返事できるとは限りません) 一般向けの参考文献はこのあたり 言語学の誕生―比較言語学小史 (岩波新書) 作者: 風間喜代三出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1978/12/20メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (9件) を見る言葉を復元する―比較言語学の世界 作者: 吉田和彦出版社/メーカー: 三省堂発売日: 1996/02/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 双方とも超スー
「日本語ってすごい普通よ。すっごい普通。音も形態も統語もどれもすごくよくあるもので、「極端に単純」でも「極端に複雑」でもない、何というかとても没個性的な言語です」 - Togetter なんか盛り上がっていたようなので少しだけ。本の紹介とか。前に書いたエントリなかったかなと思ったんですけど日本語特殊論についてはあまり書いてなかったよう(そんなに詳しく調べてないけど)。 感想としては、言語学にある程度なじみのある人なら、こういう反応になるかな、というところ*1。gorotakuさんの書き方というか表現が強すぎると感じる人もいるみたいですど、こういう話って言語学/日本語学に関する「神話」の1つみたいなところがあるので、カウンター気味に強い言い方になっちゃうというのはよくわかります。自分で書いたらやっぱりこんな感じになるかもしれません。 言語学者に突っ込まれたら 思っていなかったところからその道
北海道洞爺湖町の野菜畑で働く人(2008年7月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/NICOLAS ASFOURI 【5月5日 AFP】日本語の方言の多くは約2200年前に朝鮮半島から移住してきた農民たちに由来することが、進化遺伝学の観点から明らかになったとする論文が、4日の学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された。 日本語は、世界の主要言語の中では唯一、起源をめぐって現在も激しい議論が戦わされている。 主要な説は2つある。1つ目は、定住が始まった3万年~1万2000年前の石器時代文化に直接由来しているというもの。この時代は原始的な農業も一部で行われていたが、主に狩猟採集生活が営まれていた。アジア大陸からは紀元前200年ごろに人の流入があり、金属製の道具やコメ、農業技術がもたらされたが、言語発達にはほとんど影響を及ぼさ
韓国・ソウル(Seoul)中心部にある光化門(Gwanghwa Gate)で、木造の看板に書かれたハングル(2005年1月27日撮影。資料写真)。(c)AFP/JUNG YEON-JE 【8月6日 AFP】(一部訂正)独自の言語をもつが、表記文字を持たないインドネシアの少数民族が、韓国のハングル文字を採用することを決定した。このプロジェクトに参加する研究者が6日、語った。 ソウル大学(Seoul National University)のイ・ホヨン(Lee Ho-Young)教授によると、ハングルが他民族の社会で使用されることになるのは初めてだという。 ハングルを採用するのは、インドネシア・スラウェシ(Sulawesi)島の南西にあるブトン(Buton)島のバウバウ(Bau-Bau)に暮らす、人口約6万人のチアチア(Cia-Cia)人。 イ教授によると、バウバウでは7月21日からハングルを
もうすっかり話題も一段落した感じですが、『日本語が亡びるとき』読みました。流し読みだけど。 日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る 突っ込み始めるときりがない感じだったので特に気になったところだけ、数回に分けて突っ込んでいこうと思うのだけど。 とりあえず一番気になって仕方ないのは、p.256の以下の部分。 その日本の学者たちが、今、英語でそのまま書く(原文傍点あり)ようになりつつある。自然科学はいうまでもなく、人文科学でも、意味のある研究をしている研究者ほど、少しずつそうなりつつある。そして、英語で書くことによって、西洋の学問の紹介者という役割から、世界の学問の場に参加する研究者へと初めて変身を遂げつつある―世界の
2007年12月06日13:00 カテゴリLogos プログラマーでなくてもわかるaとtheの違い 簡単です。 codeなにがし::プログラマにおくる英語の冠詞の使い分けの法則 Wiki版 実は冠詞の使い分けに関しては、プログラムを書く人間であれば即座に理解できる法則があります。 a それと別物を置き換えても文章が成り立つ場合。 どれでもいいのが a the それでないと文章が成り立たない場合。 それじゃないと駄目なのが the だから乞食は"Would you give me a quarter."(25セントくれ)と言うのに、取引では"Give me the money."(その金よこせ)と言うわけです....というのは半分冗談ですが、そういうことです。 1962-1966 The Beatles anyとsomeもついでに覚えちゃえ ついで、というより、このことは any と som
プログラマにおくる英語の冠詞の使い分けの法則 Wiki版 http://code.nanigac.com/source/wiki/view/398 余計な概念を教え込んだまま放置プレイにするから、さらに難解な概念で屋上屋を重ねるような独創的な(笑)理屈をこね始めるわけで。ある意味彼は被害者なんだが、この無駄な努力が涙を誘います。なんともやるせない。 aもtheもsomeもその他大勢も、後に続く名詞の性、数、格を決定する品詞として包括的に扱われる概念が70年代後半に提唱され、80年代に整理され議論され、90年代からはそれが主流になりつつあるのに、それに取り残されてまだこんな独自理論を編み出して自身を納得させなければならない国民が居るのは、ひとえにこの国の英語学者の怠慢が理由ではないかと私は思うのだが、如何だろうか? http://d.hatena.ne.jp/toft/20071206 上の
昨日の日記のコメント欄でanotherさんは理系の学生は語学に興味が薄く、また英語至上主義が徹底しているので、「英語に似てるから」という消極的な理由で第二外国語にドイツ語を選ぶことが多いと述べていた。この時点でオレはどうにも悩んでしまう。理系では「論文を原文で読む」という習慣が重視されていないのだろうか。 文学・哲学研究では「お前、ちゃんと原文で読んでるのか?」がひとつの殺し文句になっている。この時点で原文を読んでいない者は「負けました」と頭を下げて投了するしかないのだが、理系ではどうなのだろうか。 たとえば理学部数学科に籍を置いてポワンカレについて本格的に研究したい者なら、当然ながらフランス語を学び、ポワンカレの論文を原文で読むものだとオレは勝手に想像している。もしここで「理系の学問は普遍的・客観的なのだから、原文がどの国の言葉で書かれていても関係ない」と言われたら、オレは「あらゆる言語
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