全卓樹 - 南国雑記帳 - 京都生まれの東京育ち、米国ワシントンが第三の故郷。東京大学理学部物理学科卒、東京大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了、博士論文は原子核反応の微視的理論についての研究...
全卓樹 - 南国雑記帳 - 京都生まれの東京育ち、米国ワシントンが第三の故郷。東京大学理学部物理学科卒、東京大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了、博士論文は原子核反応の微視的理論についての研究...
ドイツ・ベルリン(Berlin)の旧国立博物館(Altes Museum)の前に展示された、理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の特殊相対性理論の関係式「e=mc2」の彫刻(2006年5月19日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【11月23日 AFP】理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)が1905年に発表した特殊相対性理論の有名な関係式「E=mc²」が、1世紀余りの後、フランス、ドイツ、ハンガリーの物理学者のチームが行ったコンピューターによる演算の結果、ついに証明された。 仏理論物理学センター(Centre for Theoretical Physics)のLaurent Lellouch氏率いる物理学の合同チームは、世界最高性能のスーパーコンピューター数台を使って、原子核を構成する陽子と中性子
予定が詰まるとこれだから困る。「今日こそは書こう」「いや、これを終わらせてから」と、ネタがガリレオ温度計のように浮かんでは沈みはや2週間が経過した。*1 「ぷよぷよのしょぼしょぼ対戦動画をあげる。」「ノーベル賞の続き:素粒子って何?」「水星探査機メッセンジャーが世間的に無視されている件」「テトリスでひとり宇宙人いるよね」とオプションはいろいろあるが、とりあえず世間の話題から消えうせた感のあるノーベル賞の続き。 素粒子の大きさと位置づけ 現時点で我々が実験的に確認している限りの範囲で、「素粒子」は私たちの世界を構成する基本要素だ。それは力であり、物質であり、その振る舞いは素粒子のもつ基本的な対称性によって説明される。 素粒子は限りなく小さい。標準理論では大きさがゼロで構造をもたない点粒子として計算される。また実験上も完全な点とした模型からのズレは確認されていない。ZEUS実験では仮に大きさが
シュレーディンガーの猫の核心 はてなブックマークで大人気ですが、 一般的に受け入れられているはずの説をおかしいと切り捨てている 物理学の話に対して「論理学では解決済み」などという 粒子の波 自分が掲げている未検証の仮説を、すでに広く知られている説と断り無しに同列に扱っている。 など、妙な匂いがぷんぷんします。「粒子の波」ってエーテル2.0ですか?もう少し調べてから後で書き直しますが、Wikipediaの玉突きモデルって、誰が書いたんでしょうね。 続き:改めて読んでも引っかかりまくり 先のURLは「初心者向け」とされていますが、それにしてもあちこち引っかかります。 まず、「要旨」で述べられているシュレーディンガーのネコのパラドックスの説明ですが、「外部から内部の状態を知ることが出来ない箱」という決定的に重要な要素が抜けています。コペンハーゲン解釈の重要な点に「観測した結果がすべて」という考え
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