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terminologyとcritiqueに関するja_bra_af_cuのブックマーク (10)

  •  ジェラール・ジュネット “スイユ”(1987) - three million cheers.

    “Seuils” 1987 Gérard Genette ASIN:489176421X 1.. 文学理論。フランス。 構造主義〜テクスト論の系譜に属する。 いつのまにかテクスト論なんてどっかに行ってしまった状況ではあるが、ジュネットは、ポスト構造主義の陥った節操ないジャーゴン生産による茫漠とした抽象化に傾くことなく、非常に素直で、単純に網羅的。その分析対象はきわめて広大で、ヨーロッパ圏に限定されるとはいえ膨大な資料をひたすら実直に分類していく衒学的な書物でもある。延々と続く分類・区分の記述は「モードの体系」を思い起こさせる*1。 ジュネットがこの書での考察に用意した特別な用語はごくわずかで、まず中枢を成すのが〈パラテクスト〉という概念である。その下位区分として、〈ペリテクスト〉〈エピテクスト〉。これだけ。しかもその内容は平易で、馴染み深い*2。 〈パラテクスト〉は、「純粋な」テクスト以外

     ジェラール・ジュネット “スイユ”(1987) - three million cheers.
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2017/04/21
    パラテクストについて
  • ジャズ界で有名な用語「ドミナントモーション」は日本人しか使っていない

    現在、音楽理論の電子書籍「Traditional Music Theory for Contemporary Musicians」を書いているのですが、正確な記述にするため様々な英語文献を参照するように心がけています。 ドミナントモーションの項目を書く際に、文献にあたったところ「ドミナントモーション」という表現を見つけることができませんでした。また、検索しても英語圏ではみつけることができません。 「ドミナントモーション」は恐らく日でしか使われていません。私も音楽理論オタクとして小学生の頃からこの手のを買っていますが、どの日語のにもドミナントモーションの項目は必ずあります。しかも序盤に。その「ドミナントモーション」が日でしか使われていないとしたら、今まで自分が学んできたことは一体なんなのか、と途方にくれます。 さて、この「ドミナントモーション」という用語が日でしか使われていないと

    ジャズ界で有名な用語「ドミナントモーション」は日本人しか使っていない
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2014/09/24
    この場合は呼び名は違っても中身は一緒なのだろうからそこまで問題じゃないだろうけど、西洋語にはない捉え方してる和製語には注意がいると思ってる(イコール悪ではないけど
  • 音楽のジャンルがいまだによくわからん - the world was not enough

    わからん。 原因はジャンルを起因として音楽を聞いていないからだと思う。ロックとかクラシックとか大きな括りではさすがに区別を付けているが、オルタナとかグランジとかトランスとかそういうのがさっぱりわかってない。 でもボカロ界隈では楽曲の検索性を向上させるためか、楽曲動画にはジャンルのタグを付けるのが半ば慣例化している上、ボカロを使用したことがわかるような複合名詞がさまざま作られていたりする。例えばミクノポップ、ミクトロニカ、ミクノなどなど。このあたりのタグに注視してボカロ漁りすればなんとなくジャンル名にも精通するようになってくるのかもしれないが、それもまた煩わしいといえば煩わしい。それにこれらのタグはあくまで曲を聴いた側が判断して付けているものが多い印象があり、必ずしも正しいとは限らないのではないか。というか、音楽ジャンルの垣根ってかなり微妙なところがある、気がする。 自分は芸術作品に相対する

    音楽のジャンルがいまだによくわからん - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2014/04/01
    あるジャンルを知りたければ該当ジャンルのCDを10枚聴くべし、とも聞く。あとはガイドブックとか読んだりして概観をつかむとか。
  • Groove (music) - Wikipedia

    Funk music such as the type performed by groups like Parliament Funkadelic uses catchy electric bass lines and drum patterns to create a propulsive, emphatic rhythmic "feel" that is often referred to as a "groove". In music, groove is the sense of an effect ("feel") of changing pattern in a propulsive rhythm or sense of "swing". In jazz, it can be felt as a quality of persistently repeated rhythmi

    Groove (music) - Wikipedia
  • 【レビュー】大谷能生「二つになる一つのもの(グルーヴとは何か?)」 - フシギにステキな素早いヤバさ

    ロックをやっている(た)ぼくにとっては、特にブラックミュージックの方がよくつかうグルーヴ概念について、前から関心を持たずにはいられません。ことさらにマジックワードに見えてしまうわけです。ロックでいうと「それはロックだ」というラベリングぐらいにマジックワードに見えます。 今日こういうまとめ記事を見つけました。 グルーヴ感てなんだよwwwwwwwwwwwwww | ライフハックちゃんねる弐式 46 :名無し募集中。。。:2013/10/14(月) 23:56:13.65 0 ID:? 簡単に言えばゴーストノートをシンコペーションしてクロマティックを意識しながらダブルストップでペンタトニックするのがグルーヴ これはまあ冗談ですがね。 デジタル大辞泉によると次のように定義されています。 1 溝。 2 ジャズやロックなどの音楽で、「乗り」のことをいう。調子やリズムにうまく合うこと。 そこでですよ。図

    【レビュー】大谷能生「二つになる一つのもの(グルーヴとは何か?)」 - フシギにステキな素早いヤバさ
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2014/02/24
    わぁい本丸だw 色々言うべきことあるけど調べもしないと・・・w
  • ジャンルと音楽産業――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ3 - 死に舞

    この問題に関して一番重要な文献はこれだと思う。 Music Genres and Corporate Cultures Keith Negus タイトルからしてズバリなんだが、だがまだ読んない。だからここではとりあえずこれまでの産業論でジャンルがどのように扱われてきたかを大雑把にまとめる。 ポピュラー音楽の産業論はアドルノまで遡ることになる。その文化産業論はポピュラー音楽学の初学者には周知であるので、ここでは詳しく説明しない。ただジャンルという問題に限定すれば、彼の「規格化」という概念は今なお有用である。アドルノは音楽産業を流れ作業のメタファーによって語り、その物理的パッケージングや流通を超えた部分まで音楽が商品として「規格化」されていると主張する。実際にレコード・ショップや北米のラジオ・チャンネルなどは、ジャズ・ロック・ポップス・オルタナティヴといったように「規格化」された音楽ジャンルご

    ジャンルと音楽産業――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ3 - 死に舞
  • ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ、というかメモ - 死に舞

    自分の研究発表を控え、ポピュラー音楽学においてジャンルという問題はどのように論じられているかを、とりあえず日語で読めるものでチェック。自分は現代の言語哲学系の美学の議論において、このポピュラー音楽におけるジャンルという問題をどう扱えるのかを論じるので、まず全体の学説などを検討しておくことにする。 「ポピュラー音楽におけるジャンルとはいったい何か?」、「それはポピュラー音楽を理解する意味でどのように重要か?」という問題設定が特段、アカデミズムにおける研究に限って重要だというわけではない。「ある音楽がどのジャンルに属するか/属さないか?」、「音楽を理解するうえでジャンルは重要か?それともジャンルなんて関係ないのか?」といった議論はポピュラー音楽のファンやオーディエンスといった需要者によって日常的に議論されるものである。さらにポピュラー音楽を媒介する音楽雑誌、ラジオ、TV、小売店といったメディ

    ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ、というかメモ - 死に舞
  • ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2+ - 死に舞

    前回が長くなってしまったので、今回はアイデンティティの問題、とくにジェンダー、セクシャリティとジェンルの関係についての研究をざっと補足しておきます。アイデンティティはカルスタ、ポスコロとかの中心問題であるんで、理論的蓄積とか周辺の議論が込み入っていますので、その辺はとても手におえないです。ハイ。自分はあくまでもジャンルに関して言語哲学的な立場から研究しようとしてるんで、まあこの辺は基礎教養としてしか押さえることができません。 音楽ジャンルとジェンダー、セクシャリィティの間にいかなる関係があるのだろうか、という問いはポピュラー音楽において非常にありふれたものであります。ロックは往々として男性的なものとして語られ、ディスコはゲイ的なものとして表象されたりすることは珍しいことではありません。ポピュラー音楽研究では、この関係においても人種やエスニシティといった他の社会的アイデンティティと同様に、

    ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2+ - 死に舞
  • ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2 - 死に舞

    前回はジェイソン・トインビーポピュラー音楽をつくる―ミュージシャン・創造性・制度からジャンルと創造性についてごく簡単にまとめたが、今回はジャンルとアイデンティティについて簡単にまとめたいと思う。この問題は主にオーディエンス研究において探求されてきたので、かなりいろいろな文献とかあるんで当に簡単にまとめたい、できれば…。 ジャンルとスタイル まずこの分野での古典とも呼ぶべき文献はディック・ヘブディジのサブカルチャー―スタイルの意味するものであるだろう。ここではジャンルという言葉よりもスタイルという言葉が用いられているのだが、ジャンルとスタイルはほぼ同じものを指して使われることもある。その意味の相違は、ジャンルが主に音楽に用いられる中立的で汎用的なもの、つまりはポピュラー音楽の生産、需要、媒介のあらゆる場において使用されるのに対して、スタイルという言葉はより積極的で限定的な意味で使われる。こ

    ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2 - 死に舞
  • ボクボカ番外編「初音ミクはインスタントラーメンか」 - ボカロとヒトのあいだ

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/02/04
    タイトルの喩えよりも「気持ち悪い」と言われてしまうことについてが中心+「ゾンビ」のキーワードを予告/嗜癖的な味付けの濃さという点で、ランキング上位曲はファストフードのようだと思ったことはある
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