6月6日に発売された、RADWIMPSの新曲「HINOMARU」が「軍歌っぽい」として話題になっている。 これに対し、作者の野田洋次郎は、同月11日、SNSで「HINOMARUの歌詞に関して軍歌だという人がいました。そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません」などとコメントした。
6月6日に発売された、RADWIMPSの新曲「HINOMARU」が「軍歌っぽい」として話題になっている。 これに対し、作者の野田洋次郎は、同月11日、SNSで「HINOMARUの歌詞に関して軍歌だという人がいました。そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません」などとコメントした。
今、「J-POP」よりも「邦ロック」 「邦ロック」という言葉になじみはあるだろうか。ピンと来ない人はおそらく30代以上の方だろう。「邦楽ロック」の略称で、ONE OK ROCKやRADWIMPS、BUMP OF CHICKENなどの日本のロックバンド、Mr.ChildrenやL’Arc-en-Cielなどもここに含まれ、10〜20代の間では当たり前のように流通している言葉なのである。 InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSを眺めていると、10〜20代の人のプロフィールやツイートで「邦ロック」というワードが頻繁に使われていることを知る。ちょっと前はプロフィールに「音楽観賞」や「J-POP好き」と記していたりしたものだが。いや、SNS上を注視すると、「邦ロック」が増えていることよりも「J-POP」という言葉が登場していない状況に気づかされる。 1988年に開局したFM
「ハノンやバーナムなどの教材でテクニックを養い・・・」「残念ながらテクニックはあるけれど、音楽性に欠ける」 この「テクニック」という言葉、なんとなく読んでしまい、何も疑問に思わないところだけれど、この場合は「テクニック」ではなく「メカニック」という言葉、そして概念が正しいのだと僕は思う。日本の教育現場、愛好家、「メカニック」と「テクニック」という概念の混同があるように感じる。すべて「テクニック」で通してしまうというか・・・ 言葉の問題だけだったらいいのだけれど、概念の混同となると、ちょっと問題になってくるように思う。メカニックは純然たる「身体的運動能力」のような意味なのだと思う。どれだけオクターブが楽に早く弾けるかとか、指の敏捷性がどれだけあるとか・・・ メカニックを駆使して、表現というもに結びつけるツールを「テクニック」と呼ぶのだと思う。なので、よくある、バリバリと達者に弾けているけれど
音楽用語のなかでも、“わかったようなわからないような言葉”の筆頭といえば、「通奏低音」。2種類の鍵盤楽器──チェンバロとオルガンのあいだに挟まれて、チェリストはなにを考えて演奏しているのでしょうか。バロック音楽を中心にチェリスト、指揮者として旺盛な活動を展開する鈴木秀美さんが、「通奏低音弾き」の立場から、音楽に新しい視点をあたえてくれる連載です。 →この連載が本になりました! 鈴木秀美『通奏低音弾きの言葉では、』 神戸生まれ。チェロを井上頼豊、アンナー・ビルスマに師事。18世紀オーケストラに在籍。ラ・プティット・バンド、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席チェロ奏者を務める。2001年にオーケストラ・リベラ・クラシカを結成。ハイドンをはじめ古典派を中心とする演奏活動を展開している。第37回サントリー音楽賞、第10回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞。山形交響楽団首席客演指揮者。著書に『「古楽器」よ
現在、音楽理論の電子書籍「Traditional Music Theory for Contemporary Musicians」を書いているのですが、正確な記述にするため様々な英語文献を参照するように心がけています。 ドミナントモーションの項目を書く際に、文献にあたったところ「ドミナントモーション」という表現を見つけることができませんでした。また、検索しても英語圏ではみつけることができません。 「ドミナントモーション」は恐らく日本でしか使われていません。私も音楽理論オタクとして小学生の頃からこの手の本を買っていますが、どの日本語の本にもドミナントモーションの項目は必ずあります。しかも序盤に。その「ドミナントモーション」が日本でしか使われていないとしたら、今まで自分が学んできたことは一体なんなのか、と途方にくれます。 さて、この「ドミナントモーション」という用語が日本でしか使われていないと
わからん。 原因はジャンルを起因として音楽を聞いていないからだと思う。ロックとかクラシックとか大きな括りではさすがに区別を付けているが、オルタナとかグランジとかトランスとかそういうのがさっぱりわかってない。 でもボカロ界隈では楽曲の検索性を向上させるためか、楽曲動画にはジャンルのタグを付けるのが半ば慣例化している上、ボカロを使用したことがわかるような複合名詞がさまざま作られていたりする。例えばミクノポップ、ミクトロニカ、ミクノなどなど。このあたりのタグに注視してボカロ漁りすればなんとなくジャンル名にも精通するようになってくるのかもしれないが、それもまた煩わしいといえば煩わしい。それにこれらのタグはあくまで曲を聴いた側が判断して付けているものが多い印象があり、必ずしも正しいとは限らないのではないか。というか、音楽ジャンルの垣根ってかなり微妙なところがある、気がする。 自分は芸術作品に相対する
Funk music such as the type performed by groups like Parliament Funkadelic uses catchy electric bass lines and drum patterns to create a propulsive, emphatic rhythmic "feel" that is often referred to as a "groove". In music, groove is the sense of an effect ("feel") of changing pattern in a propulsive rhythm or sense of "swing". In jazz, it can be felt as a quality of persistently repeated rhythmi
ロックをやっている(た)ぼくにとっては、特にブラックミュージックの方がよくつかうグルーヴ概念について、前から関心を持たずにはいられません。ことさらにマジックワードに見えてしまうわけです。ロックでいうと「それはロックだ」というラベリングぐらいにマジックワードに見えます。 今日こういうまとめ記事を見つけました。 グルーヴ感てなんだよwwwwwwwwwwwwww | ライフハックちゃんねる弐式 46 :名無し募集中。。。:2013/10/14(月) 23:56:13.65 0 ID:? 簡単に言えばゴーストノートをシンコペーションしてクロマティックを意識しながらダブルストップでペンタトニックするのがグルーヴ これはまあ冗談ですがね。 デジタル大辞泉によると次のように定義されています。 1 溝。 2 ジャズやロックなどの音楽で、「乗り」のことをいう。調子やリズムにうまく合うこと。 そこでですよ。図
この問題に関して一番重要な文献はこれだと思う。 Music Genres and Corporate Cultures Keith Negus タイトルからしてズバリなんだが、だがまだ読んない。だからここではとりあえずこれまでの産業論でジャンルがどのように扱われてきたかを大雑把にまとめる。 ポピュラー音楽の産業論はアドルノまで遡ることになる。その文化産業論はポピュラー音楽学の初学者には周知であるので、ここでは詳しく説明しない。ただジャンルという問題に限定すれば、彼の「規格化」という概念は今なお有用である。アドルノは音楽産業を流れ作業のメタファーによって語り、その物理的パッケージングや流通を超えた部分まで音楽が商品として「規格化」されていると主張する。実際にレコード・ショップや北米のラジオ・チャンネルなどは、ジャズ・ロック・ポップス・オルタナティヴといったように「規格化」された音楽ジャンルご
自分の研究発表を控え、ポピュラー音楽学においてジャンルという問題はどのように論じられているかを、とりあえず日本語で読めるものでチェック。自分は現代の言語哲学系の美学の議論において、このポピュラー音楽におけるジャンルという問題をどう扱えるのかを論じるので、まず全体の学説などを検討しておくことにする。 「ポピュラー音楽におけるジャンルとはいったい何か?」、「それはポピュラー音楽を理解する意味でどのように重要か?」という問題設定が特段、アカデミズムにおける研究に限って重要だというわけではない。「ある音楽がどのジャンルに属するか/属さないか?」、「音楽を理解するうえでジャンルは重要か?それともジャンルなんて関係ないのか?」といった議論はポピュラー音楽のファンやオーディエンスといった需要者によって日常的に議論されるものである。さらにポピュラー音楽を媒介する音楽雑誌、ラジオ、TV、小売店といったメディ
前回が長くなってしまったので、今回はアイデンティティの問題、とくにジェンダー、セクシャリティとジェンルの関係についての研究をざっと補足しておきます。アイデンティティはカルスタ、ポスコロとかの中心問題であるんで、理論的蓄積とか周辺の議論が込み入っていますので、その辺はとても手におえないです。ハイ。自分はあくまでもジャンルに関して言語哲学的な立場から研究しようとしてるんで、まあこの辺は基礎教養としてしか押さえることができません。 音楽ジャンルとジェンダー、セクシャリィティの間にいかなる関係があるのだろうか、という問いはポピュラー音楽において非常にありふれたものであります。ロックは往々として男性的なものとして語られ、ディスコはゲイ的なものとして表象されたりすることは珍しいことではありません。ポピュラー音楽研究では、この関係においても人種やエスニシティといった他の社会的アイデンティティと同様に、本
前回はジェイソン・トインビーポピュラー音楽をつくる―ミュージシャン・創造性・制度からジャンルと創造性についてごく簡単にまとめたが、今回はジャンルとアイデンティティについて簡単にまとめたいと思う。この問題は主にオーディエンス研究において探求されてきたので、かなりいろいろな文献とかあるんで本当に簡単にまとめたい、できれば…。 ジャンルとスタイル まずこの分野での古典とも呼ぶべき文献はディック・ヘブディジのサブカルチャー―スタイルの意味するものであるだろう。ここではジャンルという言葉よりもスタイルという言葉が用いられているのだが、ジャンルとスタイルはほぼ同じものを指して使われることもある。その意味の相違は、ジャンルが主に音楽に用いられる中立的で汎用的なもの、つまりはポピュラー音楽の生産、需要、媒介のあらゆる場において使用されるのに対して、スタイルという言葉はより積極的で限定的な意味で使われる。こ
テクノポップの起源テクノポップのサウンドと呼称からそのルーツを探ってみます。最初のテクノポップ曲は? テクノポップの命名者は? テクノポップが出てくる曲は? このガイドサイトを見ていただいている方には、1980年前後のテクノポップ・ブームをリアルタイムで体験した人、その後何らかのきっかけでテクノポップに遡り興味を持った人などが居るのではないかと推測します。2000年に入って、エレクトロクラッシュやニューウェイヴ・リヴァイヴァルや80年代カヴァーなどの動きも手伝って、テクノポップに興味を持った人も増えたのではないかと思います。テクノポップだけ聴きましょうと言うつもりは毛頭ありませんが(先生自身もテクノポップよりももっと古いのから最近の流行りモノまで雑食です)、テクノポップをもっと知ってもらう戦略的目的で書きました。そこそこ知っている人にも楽しんでもらえるように、トリヴィアも交えてみました。
みなさんこんにちは。特集記事第三号のテーマは、「アップビート」! どうしてアップビートを取り上げたかと言いますと、北原先生の指導の中で「この部分はもっとアップビートで演奏してほしい」という指示がどの曲にもあったからです。音楽が重たい、とおっしゃっているらしいということはわかったのですが、一体アップビートで演奏するとはどういうことなのでしょうか。そもそもまずアップビートという言葉があまり耳慣れない言葉ですよね。調べてみると、楽典を読むだけではわからない、感覚的な問題を多く含むらしいということがわかってきました。 2012.12.25 Tue 22:19 COLUMN アップビート・・・の前に アップビートという用語そのものを考える前に、アップビート、と言うからには、ビート!ということで、この記事の前半ではビート(拍)や拍子についての話から始めます。みなさんは、拍とは何かと聞かれたらどう答え
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/09 11:38:22 ID:gOaMxGJn0
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く