新iPadだけじゃない Appleが教育現場でGoogleと大きく違うこと:本田雅一のクロスオーバーデジタル(1/3 ページ) Appleはコンピュータシステムを用いたハードウェア製品の企業であり、Googleは検索エンジンをスタート地点にした広告事業の企業といえる。スマートフォンやテレビ向け端末などでも、そうした立ち位置の違いが垣間見えることが少なくないが、教育市場においては、さらに違いが明確になっている。 教師がどのような課題を与え、生徒がそれをいかにしてこなし、何の成果を得たのか。教師や生徒がどのようなコミュニケーションを取り、クラスのみんながどう行動していたのか。その履歴に価値を求める企業もあれば、あくまでもハードウェア端末とそれを取り巻くエコシステムにフォーカスしてビジネスをする企業もある。 3月27日に米Appleは、米イリノイ州シカゴのプレップスクール(一流大学へ進学すること