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環境とscienceに関するkamei_rioのブックマーク (210)

  • 世界一長距離を移動する淡水魚が判明、南米アマゾンの巨大ナマズ

    ブラキプラティストマ・ルソーイ(Brachyplatystoma rouseauxii)という巨大ナマズ。写真は、ブラジルの若い個体。金色の体が特徴。(PHOTOGRAPH BY PROFESSOR DR. DIEGO ZACARDI AND MSC. FABÍOLA SILVA) 数十年前、ロナウド・バーセム氏がブラジルのアマゾン川河口域で巨大ナマズの一種、ブラキプラティストマ・ルソーイ(Brachyplatystoma rouseauxii)の研究を始めたとき、困惑したことがあった。それは、おとなの魚がいなかったことだ。成長すると体長2メートルほどになる金色の魚は、いったいどこで産卵しているのだろうか。 長年にわたる調査の結果、驚くべき答えが明らかになった。この魚は、いくつかの国を越え、南米大陸の反対側であるアンデス山脈のふもとまで、はるばると旅をしていた。2023年11月に学術誌「F

    世界一長距離を移動する淡水魚が判明、南米アマゾンの巨大ナマズ
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/03/26
    "2024年2月、ボン条約の回遊魚に、このB. ルソーイと、同じくアマゾンの巨大ナマズであるピラムターバが加わった。これは、南半球の魚で初めてのことだ"
  • 「湖水爆発」で数百万人が犠牲の恐れ、時限爆弾のようなキブ湖

    ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがるキブ湖。そのユニークな地質的特徴により、湖深くに膨大な量の二酸化炭素とメタンガスが蓄積しており、湖岸に住む数百万人の命を危険にさらしている。(PHOTOGRAPH BY ROBIN HAMMOND, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがる緑豊かな渓谷にあるキブ湖は、見事な崖に囲まれている。湖上では漁師たちが小舟を浮かべ、歌に合わせて櫂(かい)を揃えて漕ぎながら、その日の料を捕っている。だが、湖の深部は、そんなのどかさとは無縁の世界だ。 キブ湖は地質学的に特異な多層湖で、深い層は蓄積した二酸化炭素とメタンで飽和状態にある。このような湖は世界に3つしかない。残りの2つはカメルーンのニオス湖とマヌン湖で、どちらも過去50年の間に湖水爆発を起こして致死的なガスの雲を噴き上げ、人間や動物を窒息死させた。 1986

    「湖水爆発」で数百万人が犠牲の恐れ、時限爆弾のようなキブ湖
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    kamei_rio 2024/01/24
    "水深260メートルより下には、300立方キロメートル近くの二酸化炭素と60立方キロメートルのメタンが、有害な硫化水素とともに水に溶け込んだ状態で閉じ込められている。" うへえ
  • ニュース :: 【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-

    【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-https://www.tmu.ac.jp/news/topics/36096.html 千葉大学大学院園芸学研究院の深野祐也准教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の矢守航准教授、内田圭助教、東京都立大学大学院理学研究科の立木佑弥助教、かずさDNA研究所植物ゲノム・遺伝学研究室の白澤健太室長、佐藤光彦研究員らの共同研究グループは、都市の高温ストレス(ヒートアイランド)によって、カタバミの葉の色が赤く進化し高温耐性を獲得していることを発見しました。この成果は、ヒートアイランドによって植物が進化していることを明らかにした初めての成果です。今後、温暖化が進んだ世界の生物動態の予測や、高温下で栽培される農産物の開発につながる可能性があります。研究成果はScience Advancesで2023年10月2

    ニュース :: 【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/30
    "高温下(35℃)では緑葉よりも赤葉の方が、高い光合成活性を示し成長が良かった一方で(図2)、通常の気温では赤葉よりも緑葉の方が、高い光合成活性を示し成長が良かった"
  • ボルドーワインが気候変動でさらにおいしくなる見込み、最新研究

    2016年に撮影されたフランス、ボルドーのブドウ畑。ボルドーのブドウ畑は灌漑ではなく降雨による水に依存しているため、気候変動はワインの生産力に直接影響を及ぼすことになる。(PHOTOGRAPH BY NEIL MASSEY, CAMERA PRESS/REDUX9) ワインの専門家たちは、以前から、気候変動はブドウの収穫時期のずれを引き起こし、ワインの品質を低下させ、ブドウの木の成長を阻害する可能性があると警告してきた。けれども今回、乾杯に値する事実が明らかになった。世界有数のワイン産地であるフランスのボルドー地方では、気候変動のおかげでワインがおいしくなっているのだ……今のところは。 2023年10月11日付けで科学誌「iScience」に発表された論文によると、ワイン評論家による70年間のボルドーワインの採点データと、同じ期間の高解像度気象データから、ワインの品質(豊かで力強い味わいな

    ボルドーワインが気候変動でさらにおいしくなる見込み、最新研究
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    kamei_rio 2023/10/16
    "研究チームの統計モデルによれば、気候変動によって温暖化が進み、夏の降雨量が減って冬の降雨量が増えれば、ボルドーのワインはどんどんおいしくなる可能性がある"
  • ロシア科学者が南極でのスイカ栽培に成功、マイナス89.2度の極寒環境でも夏の味

    では夏の風物詩として知られるスイカは、原産地が砂漠などの乾燥地帯であることから、多くの場合、高温・乾燥の環境で栽培されています。しかし、ロシアの、セ氏-89.2度にも達する南極観測基地のボストーク基地でスイカの栽培に成功したことが新たに発表されています。 Российские полярники вырастили арбузы в самом холодном месте планеты | Русское географическое общество https://www.rgo.ru/ru/article/rossiyskie-polyarniki-vyrastili-arbuzy-v-samom-holodnom-meste-planety На антарктической станции Восток вырастили арбузы https://www.aari.

    ロシア科学者が南極でのスイカ栽培に成功、マイナス89.2度の極寒環境でも夏の味
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/02
    南極でもトロピカってる〜!と思ったが、さすがに "ボストーク基地に温度や湿度など、スイカの生育にとって好ましい条件が維持できる温室を作成しました" トロピカル部南極温室の話だった
  • アマゾンの動物たちがひしめく樹上部、クレーンで観光可能に

    エクアドル、ヤスニ国立公園の林冠に朝霧が漂う。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 林冠科学はまだ誕生から日が浅い。林冠(枝や葉が集まった森林の上部)の分析が始まったのはわずか40年ほど前のことだ。木々の葉、つる、枝、着生植物などが侵入を阻む林冠に、初期の研究者たちはロープやハーネスを駆使して挑んだ。彼らの発見、特に種の密度と多様性に関する研究成果は森林生態学を一変させた。 やがて、林冠科学者たちは工夫を凝らし、研究用の気球、移動リフト、ドローン、クレーン、タワー、ウォークウェイ(つり橋)などの装置を導入した。特にウォークウェイは今や熱帯雨林観光に欠かせない存在となり、林冠ウォークウェイとして南極を除く6つの大陸で旅行者に人気が高い。 一方、2023年3月、エクアドルのアマゾンに登場した新たな観光用クレーンでは、普段は目にす

    アマゾンの動物たちがひしめく樹上部、クレーンで観光可能に
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    kamei_rio 2023/07/10
    "「エコツーリズムの好調な収益で林冠クレーン部門が潤えば、研究者も旅行者も多大な恩恵を受けることができるでしょう」" お高いクレーンがあれば研究も進むわけで、難しいところだ
  • 「天候を自在に制御する」が夢の世界ではない根拠

    気象による恩恵と被害 SF映画『ジオストーム』では、宇宙から地球上の気象をコントロールするシステムが登場する。映画ではどのような技術が使われているか不明だが、現実に天気はコントロールすることができるし、現在開発中のテクノロジーもある。 天気は農作物への恵みの雨や水力発電、乾燥による火災の予防など、私たちに恩恵を与えてくれるが、損害も多い。SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」にも関係する分野だ。2021年に世界気象機関(WMO)が公表しているレポートによると、1970年から2019年までの50年間に、世界では1万1000件の災害が発生し、死者は200万人、経済損失は3兆6400億ドルにも及ぶ。とても大きな犠牲が発生しているのだ。 日ではどうだろうか。例えば、2019年9月の台風15号では100億ドルの経済損失が、同年10月の台風19号では150億ドルの経済損失が出てしまっている。

    「天候を自在に制御する」が夢の世界ではない根拠
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    kamei_rio 2023/07/10
    不安定で莫大なエネルギーをぶん回してくる台風、発電に使えても安定供給からは程遠いし、もし進行方向を操作できたらそれはそれで揉めそうな気もする
  • ラッコ4頭が強毒寄生虫トキソプラズマで死亡、科学者が拡大警戒

    米カリフォルニア州のモントレー湾で二枚貝をべるカリフォルニアラッコ。絶滅が危惧されている亜種だ。(PHOTOGRAPH BY SUZI ESZTERHAS, NATURE PICTURE LIBRARY) 野生のカリフォルニアラッコ(ミナミラッコ、Enhydra lutris nereis)4頭が非常にまれな寄生虫に感染して死亡したことを受け、2023年春、米カリフォルニア州の野生動物当局は異例の警告を発した。 原因となった寄生虫は、トキソプラズマ症を引き起こす原虫(単細胞の寄生生物)であるトキソプラズマ(Toxoplasma gondii)の株の1つで、これまで米国内では野生のブタで一度しか確認されたことがなく、水生生物で見つかったのは初めてだ。また、この株は強毒性で、人間や他の哺乳類にも感染する恐れがある。 今回のラッコ4頭は、2020年から2022年にかけてカリフォルニア州中部沿岸

    ラッコ4頭が強毒寄生虫トキソプラズマで死亡、科学者が拡大警戒
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    kamei_rio 2023/06/08
    "これまで米国内では野生のブタで一度しか確認されたことがなく、水生生物で見つかったのは初めて"
  • ミツバチの巣から都市に潜む微生物がわかる、東京などで調査

    アーモンド園でミツバチの巣を確認する米カリフォルニア大学デービス校の研究者。ミツバチは周囲の環境から多くの物質を集めており、その中にはさまざまな微生物も含まれている。(PHOTOGRAPH BY ANAND VARMA, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 私たちはできるだけ意識しないようにしているが、都市には無数の細菌や菌類、ウイルスがいる。どのような微生物がいるかを知ることで、研究者はその地域の植物や動物、人間の健康状態について多くの情報を得ることができる。しかし、都市規模で微生物を集めるのはかなり難しく、費用もかかる。 科学者たちは今回、都市全体をサンプリングするのにミツバチを用いる方法を発見した。2023年3月30日付けで学術誌「Environmental Microbiome」に掲載された論文では、ミツバチの巣の残骸を集めることにより、都市環境にいる微生物の全体的

    ミツバチの巣から都市に潜む微生物がわかる、東京などで調査
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    kamei_rio 2023/04/05
    "ミツバチは花粉を集める小さな毛で覆われていますが、その毛には例えば汚染物質、動物や昆虫の皮膚などがはがれ落ちたものといった都市部に存在する微粒子も付着します" なるほど
  • 外来アリは520種もいた、その脅威は想像以上に大きい、研究

    世界の熱帯地域に広く生息するアカカミアリ(Solenopsis geminata)。外来種として他の地域の生態系に悪影響を及ぼしており、人を刺すこともある。(PHOTOGRAPH BY SOLVIN ZANKL, NATURE PICTURE LIBRARY) 2001年、オーストラリアのブリスベーンで、アリに刺された作業員がひどい痛みで病院に送られた。そのアリは、来は南米に生息するヒアリだった。攻撃的で毒をもち、農業被害ももたらすこのアリの侵入に、人々は警戒を強めた。ヒアリとの闘いは、後に科学者たちが論文の中で述べたように「絶対に負けられない闘い」だった。 このヒアリのように、来の生息域外に存在する「外来」アリは、貨物や物資に紛れ込むことで意図せず世界中に運ばれてしまう。空港の検疫は、植物や土を持ち込まないよう注意喚起しているが、これは外来アリの侵入を阻止するためでもある。 しかし、

    外来アリは520種もいた、その脅威は想像以上に大きい、研究
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    kamei_rio 2023/01/25
    "野生で定着してしまった外来アリを人間が駆除できた成功例は、たった50例ほどだ。" 定着したら駆除は不可能、絶対に負けられない戦いがそこにはあるが勝つのは難しいと
  • 2100年の「虹予報」が発表、虹が出る日は増えてゆく

    米アリゾナ州セドナ近郊の赤い岩の上に弧を描く壮大な二重の虹。(PHOTOGRAPH BY DEREK VON BRIESEN, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) 数年前のある朝、米ハワイ州オアフ島のマノア渓谷にある自宅で、科学者のキンバリー・カールソン氏が窓の外に目をやると、息をのむほど鮮やかな虹が出ていた。 それは驚くことではなかった。ハワイはおそらく世界で最も虹を見るのに適した場所であり、特にマノアは頻繁に雨が降って日差しも強いため、鮮やかな虹を見るのに理想的な環境なのだ。 しかし、現在は米ニューヨーク大学で環境科学を教えているカールソン氏は、ある素朴な疑問の答えを知らないことに気づいた。その疑問とは、気候変動がハワイの、そして地球全体の美しい虹に影響を与えるのだろうかというものだ。 そこでカールソン氏は、他の気候科学者たちにこの疑問を投げかけ

    2100年の「虹予報」が発表、虹が出る日は増えてゆく
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    kamei_rio 2023/01/05
    "彼らは、写真共有サイトの「Flicker」で、約10年間に世界中のあらゆる場所で撮影された「rainbow(虹)」というタグの付いた写真を探した" これをモデルと照合する、そういう研究もあるのか
  • KDDI総研が「最適化されたイシクラゲ」の培養に成功、SDGsに貢献

    KDDI総研が「最適化されたイシクラゲ」の培養に成功、SDGsに貢献
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/12/07
    "研究の結果、イシクラゲの直径は条件変更前の平均直径が10.0mmだったが変更後は16.7mmに、平均二酸化炭素吸収固定量は29.7mg→72.1mgに向上" 藻なんだ
  • 星空を守るためのnote、始めます。|平松正顕

    夜8時、南東の高い空には木星がひときわ明るく輝いています。南の少し低い位置に見えるのは、土星。西の空には、織姫星であること座のベガがまだ輝いています。地球のきょうだい惑星たちや有名な一等星たちは、街明かりの中でもはっきりとその姿を見せてくれます。 街明かりの中でも。 もし街明かりがずっと暗ければ、他にもたくさんの星が見えるはずです。いえ、街明かりはあってもよいのです。虚空に向かう光だけを抑えれば。 エネルギー価格が高騰する今、光を空に捨てているのはもったいないですし、明るすぎる人工光は様々な動植物に影響を与える可能性があります。多くの環境問題と同じくひとりの努力では光害を抑えることはできませんが、たくさんの人が少し意識をすれば、状況は大きく変わると思っています。 というわけで、星空を守るためのnoteを始めてみることにしました。 私は国立天文台の業務として光害に対応することになったのですが

    星空を守るためのnote、始めます。|平松正顕
    kamei_rio
    kamei_rio 2022/10/28
    "タイトルは星空を守るnoteとしましたが、この星空は目に見える星空だけではなくて目には見えない宇宙も含みます。" "目には見えない宇宙への窓を確保するための電波周波数保護についても取り上げていきたい"
  • 都市の未来を考えるなら「微生物多様性」に注目せよ! 日本科学未来館「セカイは微生物に満ちている」展レポート

    kamei_rio
    kamei_rio 2022/10/26
    "室内にどのように多様な微生物を取り込むのかをテーマに、加湿器のような機器が微生物を放出し、室内に微生物を「加菌」してくれるデバイス" これは人間の知性と理性が試される
  • バイソンが草原に戻ると植物種が86%も増える、30年かけて究明

    カンザス州カントンのマックスウェル州立動物保護区に立つ野生のアメリカバイソン。カンザス州には、トールグラス・プレーリーという危機にひんする生態系も存在する。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 過去29年間、米国カンザス州東部に広がるトールグラス・プレーリー(丈の高い草が広がる草原)の同じ区画を年2回ずつ歩き、見つけうる限りの植物種を集計してきた科学者たちがいる。その目的は、アメリカバイソン(Bison bison)と家畜のウシが生態系に与える影響を、これらの草動物がいない同様の区画と比較して明らかにすることだった。 暑くて、根気のいる、ダニだらけの仕事だが、とても重要な仕事だ。かつてトールグラス・プレーリーは南部のテキサス州の大部分から、さらにカナダ南部にまで広がっていた。それが今やかつての4%しか残っていない。腰

    バイソンが草原に戻ると植物種が86%も増える、30年かけて究明
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    kamei_rio 2022/09/05
    "ウシの放牧地も在来種に恩恵を与えていたが、種が増えた率は30%だった。つまり、アメリカバイソンはウシの3倍近くも貢献" 3バイウシが1バイソンということか
  • 「国内の農業をすべて有機農業にする」というスリランカの壮大な計画はなぜ失敗してしまったのか?

    近年では大量の農薬や化学肥料を使った工業的農業に対する問題意識から、化学肥料・農薬などを使わない有機農業への注目が集まっています。インド洋に浮かぶスリランカでは、「化学肥料や農薬の輸入を禁止し、国内の農業をすべて有機農業へ転換する」という大胆な政策が実行されましたが、これは農家に大きな打撃を与えて失敗に終わりました。なぜスリランカの有機農業政策が失敗したのかについて、アメリカのニュース誌であるフォーリン・ポリシーが解説しています。 Sri Lanka's Organic Farming Experiment Went Catastrophically Wrong https://foreignpolicy.com/2022/03/05/sri-lanka-organic-farming-crisis/ スリランカでは1960年代から、合成肥料を購入する農家に対して補助金を与えており、これに

    「国内の農業をすべて有機農業にする」というスリランカの壮大な計画はなぜ失敗してしまったのか?
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    kamei_rio 2022/07/15
    "真の変革を農業にもたらしたのは、20世紀初頭にアンモニアを作り出すハーバー・ボッシュ法が開発され、化学肥料の製造が始まったことでした。" 真の変革がもたらされたぞ!
  • 近未来テクノロジー見聞録(151) 農研機構、新たな牛のメタン排出量の算出式を開発

    2022年6月9日、農研機構らの研究グループは、牛のゲップであるメタンの排出量について従来の算出式よりも使いやすい新しい算出式を開発したと発表した。 マニュアルも公表し、より容易に牛のメタン排出量の個体差や飼料によるメタン排出量の違いを比較することができるという。では、なぜこのような算出式を開発したのだろうか、今回はそんな話題について触れたいと思う。 開発された新たな牛のメタン排出量の算出式とは? 農研機構らの研究グループは、搾乳ロボットなどで測定した呼気中のメタンや二酸化炭素濃度比から牛のゲップのメタン排出量を求める従来の算出式よりも使いやすい算出式を開発したと発表した。 では、なぜ農研機構らの研究グループは、新たな牛のメタン排出量の算出式を開発したのだろうか。 まず、メタンガスの温室効果ガスへの寄与が挙げられる。実は、牛1頭から1日あたり200l~800lのメタンがゲップとして放出され

    近未来テクノロジー見聞録(151) 農研機構、新たな牛のメタン排出量の算出式を開発
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    kamei_rio 2022/06/15
  • 温暖化でアルプスが「白から緑」に--衛星写真で判明

    1984年から2021年の38年間に撮影されたさまざまな衛星写真は、欧州で愛されているアルプスの山々に気候変動が及ぼす計り知れない影響を厳然と示している。 石炭を燃やすなど、主に人間の経済活動によってますます進む温暖化現象と直接関連する要因により、年を追うごとに山頂の雪が溶けているだけでなく、雪に覆われていた場所が急速に「緑化」、つまり驚くほど大量の植物が繁茂している。 米国時間6月2日に 「Science」誌に掲載された論文は、「白から緑へ」と題されている。 気候危機の結果として地球の気温が上昇し熱帯雨林が拡大しているため、植物が来根付くはずのない場所で繁殖し始めている。このような侵入により、思ってもみないような地域で植物が繁茂することがあり、アルプスでもこういった現象が起こっている。 この論文の主執筆者であるバーゼル大学のSabine Rumpf氏はニュースリリースで、「アルプス山脈

    温暖化でアルプスが「白から緑」に--衛星写真で判明
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    kamei_rio 2022/06/07
    "山に植物が増えると、跳ね返される太陽光が減ってしまう。それで気温が上昇し、そのせいで今度は太陽光を跳ね返す雪もさらに減少する"
  • 野菜や果物の栄養分は数十年前に比べて低下、知っておきたいこと

    収穫したてのニンジン。こうした野菜は、重要な栄養分の供給源となる。(PHOTOGRAPH BY LUCAS FOGLIA) スーパーに並ぶ色鮮やかな野菜や果物。だがそこに含まれる栄養分は数十年前に比べて減っていることが、複数の研究で示されている。 多くの野菜や果物、穀物において、タンパク質やカルシウム、リン、鉄、リボフラビン、ビタミンCなどが少ないという証拠が見つかっているのだ。野菜の栄養分が減ると、「体内で慢性的な疾患を防いでくれる成分も少なくなり、その意味で物の価値が損なわれてしまいます」と、米ワシントン大学教授のデビッド・R・モンゴメリー氏は言う。 これは「わたしたちの祖父母がべていたものの方が、今日の人々がべているものよりも健康的だったことを意味します」と、ワシントン大学の気候変動と健康の専門家クリスティ・イバイ氏は指摘する。 米カリフォルニア州のシンギングフロッグ農園で環境

    野菜や果物の栄養分は数十年前に比べて低下、知っておきたいこと
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    kamei_rio 2022/05/19
    収穫量を増やす現代農法、高収量作物による土壌へのダメージ、などが原因と考えられると
  • 「奇跡の液体」と呼ぶ人も、熱帯のハチが作る薬効の高い蜂蜜

    巣のハニーポット(蜜つぼ)を囲むハリナシミツバチ。ペルーのアマゾン川流域では、その蜂蜜が薬として利用され、養蜂家を経済的に助けている。(PHOTOGRAPH BY ANA ELISA SOTELO) ハリナシミツバチと呼ばれるハチのグループがいる(ハリナシバチとも呼ばれる)。ミツバチ科に属するグループで、主に熱帯地方に約600種が生息、色も大きさもさまざまだ。何より驚くべきはこのハチが作る蜂蜜で、品として、あるいは薬品として人気が高まっている。 約175種のハリナシミツバチが生息するペルーのアマゾン川流域では、最近、現地の人々がそのうち数種の飼育に乗り出した。過去には野生のハリナシミツバチを捕獲していたが、この方法ではハチの巣と集団を破壊してしまう。そこで、数年前からセザール・デルガド氏など、ペルー・アマゾン研究所(IIAP)の研究者たちが、ハリナシミツバチの持続可能な飼育方法を地元の人

    「奇跡の液体」と呼ぶ人も、熱帯のハチが作る薬効の高い蜂蜜
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    kamei_rio 2022/04/14
    "ハリナシミツバチの蜂蜜は微生物や菌の成長を妨げる化学物質を含んでいるが、これは、熱帯地方で蜂蜜の腐敗を防ぐように適応した結果とみられる"