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生物とScienceに関するkamei_rioのブックマーク (1,686)

  • ニュース :: 【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-

    【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-https://www.tmu.ac.jp/news/topics/36096.html 千葉大学大学院園芸学研究院の深野祐也准教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の矢守航准教授、内田圭助教、東京都立大学大学院理学研究科の立木佑弥助教、かずさDNA研究所植物ゲノム・遺伝学研究室の白澤健太室長、佐藤光彦研究員らの共同研究グループは、都市の高温ストレス(ヒートアイランド)によって、カタバミの葉の色が赤く進化し高温耐性を獲得していることを発見しました。この成果は、ヒートアイランドによって植物が進化していることを明らかにした初めての成果です。今後、温暖化が進んだ世界の生物動態の予測や、高温下で栽培される農産物の開発につながる可能性があります。研究成果はScience Advancesで2023年10月2

    ニュース :: 【研究発表】都市の熱さで植物は赤く進化する-ヒートアイランドへの急速な適応進化を初めて実証-
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/30
    "高温下(35℃)では緑葉よりも赤葉の方が、高い光合成活性を示し成長が良かった一方で(図2)、通常の気温では赤葉よりも緑葉の方が、高い光合成活性を示し成長が良かった"
  • 恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州

    恐竜の骨で作った彫刻。約5万ドル(約750万円)の値段が付けられていた。今回押収された、米ユタ州の公有地から違法に発掘された化石の1点。(PHOTOGRAPH BY BUREAU OF LAND MANAGEMENT) 米国ユタ州の連邦検察は2023年10月19日、大規模な恐竜化石密輸に関わった罪で4人を起訴したと発表した。 起訴状などによると、米国政府がユタ州に所有する土地から秘密裏に発掘された恐竜などの化石が、展示販売会などで売りさばかれたり、建築資材や宝石と偽って中国に輸出されたりしていた。違法な取引と虚偽の申告は2018年3月から2023年初めまで続いた。 「違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました。未来の世代はもう、これらの化石から科学的探究と驚きを体験することはできません」と、ユタ

    恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/26
    "違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました"
  • 野生の緯度から離れたパンダ、より無気力で異常行動が増加、研究

    フランスのボーバル動物園で飼育されているオスのジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)。中国には、野生のパンダが約1800頭生息している。(PHOTOGRAPH BY ERIC BACCEGA, NATURE PICTURE LIBRARY) 転がったり、滑ったり、楽しそうに遊んだりして、動物園の来園者を楽しませてくれるジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)。しかし、新たな研究により、飼育されるパンダに潜む問題が明らかになった。 動物園で飼育されているパンダは、来の生息地とは異なる緯度で生活している場合、野生で生活しているときより活動レベルが下がり、異常行動も示しやすかった。この論文は2023年9月18日付けで学術誌「Frontiers in Psychology」に掲載された。 英国スターリング大学の博士課程の学生で、心理学を専攻し

    野生の緯度から離れたパンダ、より無気力で異常行動が増加、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/19
    "北緯26度~42度以外で生活しているジャイアントパンダは、より無気力で、「ペーシング(一定のリズムで同じ場所を行ったり来たりする)」などの異常行動を示しやすかった"
  • 野生のカメが群れで行動する、初の証拠、定説覆す驚きの報告

    ベリーズに生息する野生のメキシコカワガメのオス。近絶滅種に指定されているこのカメは、ベリーズでは珍味として人気が高い。(PHOTOGRAPH BY DONALD MCKNIGHT) ベリーズの濁った川で夜明けにカヌーを漕ぎながら、ドン・マクナイト氏とジャレン・セラノ氏はメキシコカワガメ(Dermatemys mawii)の音に耳を傾けていた。彼らの甲羅には音波発信器が取り付けられており、水中マイクでカメたちの動きを追いかけていたのだ。 データを解析した結果は驚くべきものだった。「まるでクジラの群れを追っているようでした」と、オーストラリア、ラトローブ大学とベリーズ・カメ生態研究所の生態学者であるマクナイト氏は言う。カメたちは一緒に川を泳ぎ回り、場合によっては仲間のカメから約1メートル以上離れないこともあった。論文は2023年9月15日付けで学術誌「Animal Behaviour」に掲載さ

    野生のカメが群れで行動する、初の証拠、定説覆す驚きの報告
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    kamei_rio 2023/09/29
    "研究チームは、カメに本当に社会性があるのかを調べるため、丸太や岩、植物など、カメを引きつける要素が全くない区域を探し出した。" ざんねんなプレイスが必要になることもあるんだ
  • なぜ人類は牛乳を飲み始めたのか、動物界では異例、いまだに謎

    オランダの酪農場で搾乳する作業員。消化できなかったはずの牛乳を人類が飲み始めた理由は解明されていないが、現代でも、牛乳は生活に欠かせない材だ。(PHOTOGRAPH BY LUCA LOCATELLI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アイスクリーム、バター、ヨーグルトにチーズ、そして背の高いグラスに注がれた冷たい牛乳。現代では、乳製品は生活に欠かせない重要な材だ。しかし、牛乳不使用のココナッツアイスクリームやカシューバター、オーツヨーグルトなどの普及からわかるように、牛乳を飲まない選択をする人もいるし、牛乳をうまく消化できない人はもっとたくさんいる。 太古の昔、私たちの祖先は他の哺乳類と同じく、乳児期を過ぎるとミルク(乳全般)を消化できなかった。現在も、世界の68%の人は、ミルクに含まれる乳糖(ラクトース)をうまく分解できない乳糖不耐症だと推定されている。それ

    なぜ人類は牛乳を飲み始めたのか、動物界では異例、いまだに謎
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    kamei_rio 2023/09/19
    "大人になってもミルクを飲み続けるのは動物界では風変わりな行動であり" つまり人間はいつまでもおっぱいにオギャりたいと
  • いきもの系ライターが取材で使う実用図鑑のおすすめベスト3(選者:伊藤健史)

    こんにちは、編集部 石川です。 隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。 今日はハブをはじめとした生き物記事を多数執筆している伊藤さん。「取材で使う実用図鑑」ベスト3を聞きました。 伊藤さんが選ぶ「取材で使う実用図鑑」おすすめベスト3 ――取材のときに図鑑は必需品ですか? 伊藤:そうですね。ハブを探したり、識者の方と動植物を観察したり、そのへんを散歩したりとフィールドワークの記事を書くことが多いんです。そこで見つけた生き物などをサッと調べるのに重宝しまくっています。 ――今回のセレクトのポイントは? 伊藤:ひとくちに図鑑といっても実に多様なんです。写真や図版がめっさきれいだったり、ある分野に特化して読み物として楽しかったり。 いろいろ推したいものはあるのですが、今回は「よく見かけるけど実はよく知

    いきもの系ライターが取材で使う実用図鑑のおすすめベスト3(選者:伊藤健史)
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/24
    "寄せては返す波のように繰り返しますが、図鑑はいくらしようが実質0円なので迷ったら買っておいて間違いありません。" いきもの係すごい
  • 「おばあちゃん仮説」とは何か?……ヒトだけに「長い老後」がある進化的理由(小林 武彦)

    哺乳動物の中で「長い老後」を過ごすのはヒトだけだ。 なぜなのか?―― その進化的な説明の仮説として「おばあちゃん仮説」という有名な説がある。 ヒトとゴリラの子育てを比較しながら、「おばあちゃん仮説」を説明しよう。 (記事は『なぜヒトだけが老いるのか』から抜粋・編集したものです。) 筆者も経験、「ヒトの子育ては超大変」 長い老後は陸上の哺乳動物ではヒトでしか見られないということから、ヒト固有の「事情」があって老後が生じたことになります。そして図4‒1のグラフ(*外部配信でお読みの方は、現代新書サイトにてご覧ください。)でもわかるように、ヒトは老後の分だけ他の大型霊長類より長生きになっています。ゴリラやチンパンジーはヒトでいう更年期の時期に死んでしまいますが、ヒトはそれに打ち勝って生き延びているのです。 老後がなぜできたのかを進化的に説明する仮説で「おばあちゃん仮説」という有名な説があります

    「おばあちゃん仮説」とは何か?……ヒトだけに「長い老後」がある進化的理由(小林 武彦)
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/08/08
    仮面ライダーカブトやデリシャスパーティプリキュアといった子供向け作品でも肯定的な結果が得られている
  • 吸血昆虫予防に牛をシマウマ化 | スラド サイエンス

    アブやサシバエの吸血行動は牛にとって大きなストレスとなり、忌避行動によって体力が消耗し、乳量の低下や繁殖に悪影響を及ぼすなど問題になっていました。 シマウマの縞は防虫効果があるという研究がありますが、それを応用して、飼育している牛にシマ模様塗装をしたところ、吸血昆虫「アブ」と「サシバエ」などの忌避行動が平均で約5割減少したことが確認されたそうです。 米沢牛の産地の一つである山形県小国町では、黒い牛の体をシマウマのような模様にペイントする取り組みが行われているそうだ。この施策は、牛の虫よけ対策を目的としており、吸血昆虫であるアブやサシバエが原因による牛のストレスを軽減することを狙っているという(TBS NEWS DIG)。 このアイデアは愛知県と京都大学の研究チームによるもので、シマウマが虫を寄せ付けないという海外の論文を元に牛に応用したもの。シマウシ化した牛は、虫を避ける行動が約5割から約

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    kamei_rio 2023/07/25
    "飼育している牛にシマ模様塗装をしたところ、吸血昆虫「アブ」と「サシバエ」などの忌避行動が平均で約5割減少したことが確認されたそうです" ウシマウマvsシマウシマ、君はどっちを応援する?
  • 閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず

    北部ノルウェーの冷たい海でニシンの大群を襲うシャチの群れ。子どももいる。シャチは閉経後も長く生き続けるわずか6種類の動物の1種だが、その有益さを科学者たちは解明し始めている。(PHOTOGPAPH BY TONY WU, NPL/MINDEN PICTURES) 墨を吐いたり、体の色を変化させたりする動物の能力は、人間から見れば不思議に思えるかもしれない。しかし動物界全体から見れば、「閉経」こそもっとも不可思議な現象であることはご存じだろうか。 「自然界において閉経は非常にまれな特性です」と指摘するのは、英国エクセター大学の動物行動学者チャーリー・グライムス氏だ。閉経し、生殖能力を失ったあとも長く生き続ける動物はたったの6種類。ヒトと5種のハクジラだけだ。 ハクジラ類のシャチもそうした動物の仲間だ。そこで、なぜシャチのメスが閉経を迎えたあとも20年以上生き続けるのか、大規模な調査が行われて

    閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず
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    kamei_rio 2023/07/25
    "今回の調査では傷の密度が調べられた。結果、閉経後の母親を持つオスは、繁殖可能な母親を持つオスに比べ、傷が少ないことが分かった"
  • 「トゲトゲの鳥よけ」で巣を作る賢い鳥カササギ、武装化か、研究

    トゲのついた植物で巣作りをするカササギだが、なかには鳥よけ用の剣山が使えることに気付いた鳥がいるようだ。(PHOTOGRAPH BY AUKE FLORIAN HIEMSTRA) 鳥が住宅などの建造物に巣を作らないように、針状のトゲが並んだ鳥よけ用の「剣山」(スパイク)を設置することがある。ところが、ヨーロッパの鳥はこれが気にわないらしく、剣山を引きちぎって巣作りの材料に使い、巣を武装化しているという。 そんな行動を研究したのは、オランダにあるナチュラリス生物多様性センターの生物学者アウケ・フロリアン・ヒームストラ氏だ。「人間が鳥よけとして使っているものを鳥たちが利用して巣を作り、子孫を増やしてしまっています」と、氏は話す。この研究の成果は、7月11日付けで、ロッテルダム自然史博物館のオンライン学術誌「Deinsea」に掲載された。 「とても賢いやり方です。人間の対策を逆手に取る鳥たちが

    「トゲトゲの鳥よけ」で巣を作る賢い鳥カササギ、武装化か、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/20
    "カササギは通常、サンザシやスピノサスモモ、バラの茎などトゲのある植物を使って屋根を作るという点だ。(中略)剣山のトゲを、トゲとして活用しているのではないか"
  • 液体の餌をあごで「つかむ」アリ、飲まずに巣に運ぶ鍵を解明

    餌の粘度の違いに応じてアリが餌を運ぶ際に「飲む」と「つかむ」を使い分けていることを、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の藤岡春菜助教(行動生態学)らが明らかにした。今後はつかむ行動の進化的起源や天敵の存在など野生に近い環境での採餌行動を調査する。外来種アリの駆除法につながる可能性もあるという。 アリの餌の中には、液体状の花の蜜や樹液、植物の樹液を吸ったアブラムシなどが出す甘露がある。これら液体の餌を巣に持ち帰る時、国内にいるトゲオオハリアリやオオズアリでは、液体状の餌を飲んで胃にためて運び、巣内で吐き戻す行動と、液体を大顎(あご)で挟み、表面張力でまとまっている液体をつかんだようにして運ぶ行動をみせることが確認されている。 藤岡助教らは、「飲む」行動と「つかむ」行動をアリが甘さか粘りによって使い分けているのではないかと考え、沖縄にいるトゲオオハリアリを飼育し、糖度や粘度を変えた餌を与え

    液体の餌をあごで「つかむ」アリ、飲まずに巣に運ぶ鍵を解明
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    kamei_rio 2023/07/19
    "一方、糖度60%の砂糖水の場合、飲むだけのアリは35%に減り、60%のアリが飲んだ後に砂糖水をつかんだ。" 粘度で運び方を変えると
  • ペンギンが水中で素早く泳げる理由は特殊な「翼」にあるという研究結果

    ペンギンは鳥でありながら水中では非常に速いスピードで泳ぐことが可能であり、中でも南極周辺に生息するジェンツーペンギンは最高時速35kmにも達します。中国科学院やタイのモンクット王工科大学ラートクラバン校の研究チームが、ペンギンの翼を流体力学的に分析した結果から、「泳いでいる間に翼の角度を変える能力がペンギンの水泳能力にとって重要」だと報告しました。 Hydrodynamic performance of a penguin wing: Effect of feathering and flapping | Physics of Fluids | AIP Publishing https://doi.org/10.1063/5.0147776 Penguin Propulsion: The Physics Behind the World’s Fastest Swimming Birds -

    ペンギンが水中で素早く泳げる理由は特殊な「翼」にあるという研究結果
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/07/13
    そうじゃなかったら翼が可哀想すぎるので分かっていたこととはいえ裏付けはとても良いこと
  • ツクツクボウシの鳴き声がパートごとに異なる意味を持つことを初実証 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)

    ツクツクボウシの鳴き声のパターンが途中で変化するという現象は、世界的に⾒ても極めて珍しいが、途中で変化する鳴き声の⾏動⽣態学的意義については不明であった。 ツクツクボウシのオスに「オーシンツクツク」パートと「ツクリヨーシ」パートを単独で聞かせた時、それぞれのパートに対する応答の頻度が異なることを⾒出し、これらのパートがオスの異なる反応を誘発することを初めて明らかにした。 今後はツクツクボウシにおける⾳声コミュニケーションの実態解明に向け、鳴き声に対するメスの応答や交尾の成功率なども調べていく必要がある。 セミはオスのみが鳴き声を発する動物であり、その鳴き声をオス同⼠の競争やメスに対するアピールに⽤いていると考えられています。この中でもツクツクボウシというセミは、その鳴き声のパターンが「オーシンツクツク」から「ツクリヨーシ」へと途中で変化するという、極めて珍しい特性を持っています。⼀⽅で、鳴

    ツクツクボウシの鳴き声がパートごとに異なる意味を持つことを初実証 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
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    kamei_rio 2023/07/13
    "ツクツクボウシのオスに「オーシンツクツク」パートと「ツクリヨーシ」パートを単独で聞かせた時、それぞれのパートに対する応答の頻度が異なることを⾒出し"
  • 太古の海生爬虫類の長い首は「諸刃の剣」だった、斬首の跡を発見

    海生爬虫類タニストロフェウスの椎骨の化石を調べたところ、大型捕動物に首をいちぎられていたことがわかった。(ILLUSTRATION BY ROC OLIVÉ (INSTITUT CATALÀ DE PALEONTOLOGIA MIQUEL CRUSAFONT)/FECYT) 約2億4000万年前、三畳紀の海に生息していた海生爬虫類タニストロフェウスは、細長い首の先についた小さな頭と尖った歯を使い、獲物に気づかれないように近づいて捕していた。体のほかの部分は隠れたまま首だけを出して、無防備な魚やイカを素早くべていたようだ。(参考記事:「巨大な魚竜の化石が見つかる、英国最大、1億8000万年前」) しかし、最新の研究によって、実はその首がタニストロフェウスの弱点だったと指摘された。論文は、6月20日付けで学術誌「Current Biology」に発表された。 スイスのチューリッヒ大学に

    太古の海生爬虫類の長い首は「諸刃の剣」だった、斬首の跡を発見
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    kamei_rio 2023/07/12
    獄門、獄門の跡も探す
  • イルカも「母親語」で子に話す、発声の学習を促すためか、研究

    米国フロリダ州のクリアーウォータービーチで、海面からジャンプするハンドウイルカの親子。イルカが発するシグネチャーホイッスルは、個体によって異なり、名札のような役割を果たしている。(PHOTOGRAPH BY LYNN M. STONE, NATURE PICTURE LIBRARY) どんなに気難しい人間でも、赤ちゃんに話しかけるときには、そのふっくらした頬を見て、思わず顔が緩んでしまうものだ。 そして、短い文で、言葉を強調して、全体的に歌を歌っているようなリズムで話しかけてしまう。「赤ちゃん言葉」と言われることもあるが、研究者たちはこれを「マザリーズ(motherese、母親語)」、またはより専門的な言葉で「対乳児発話」などと呼ぶ。 人間以外で子どもに対して鳴き声を変化させる動物は、キンカンチョウ、アカゲザル、リスザルなどわずかしか確認されていない。ところが、米マサチューセッツ州にあるウ

    イルカも「母親語」で子に話す、発声の学習を促すためか、研究
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    kamei_rio 2023/07/07
    "34年間で19頭のメスイルカの録音を分析した結果、母イルカが発するシグネチャーホイッスルは、子どもがそばにいるときには周波数の幅が広くなり、高い音はより高く、低い音はより低くなることが明らかになった"
  • 世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学

    東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木千壽)理工学部自然科学科の中島保寿准教授らの研究グループは、化石爬虫類が成長する過程で性別による形の違い(性的二型)の現れる時期、すなわち「思春期」を初めて特定しました。 このたび、中国貴州省の中期三畳紀ラディン期(約2億4000万年前)の地層から大量に発見される海生爬虫類「ケイチョウサウルス(Keichousaurus)」の骨を顕微鏡で解析することによって、誕生後2年間で急速に成長すること、および、オスとメスの形態差が誕生後1年目から2年目にかけて現れることを明らかにしました。 爬虫類の化石は数が少なく、保存状態は不完全なことが多いため、絶滅爬虫類の性成熟過程とそれが性的二型に与える影響について、詳しいことはわかっていませんでした。 今回の発見により、ケイチョウサウルスは現在の小型爬虫類と同様、生後約1年目から2年目にかけての「思春期」に性成熟した

    世界初、中生代爬虫類の思春期を特定 ─古生物における性的二型の発達のタイミングが明らかに─|東京都市大学
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    kamei_rio 2023/07/05
    "図3:腕を使って抱接を行うケイチョウサウルスのオスとメスの想像図。" 思春期…!
  • 第162回 「次に何が来るか?」鎌を持つカマバチから擬態無限展開

    カマバチの一種(セイボウ上科:カマバチ科)のメス Dryinid wasp (Chrysidoidea: Dryinidae), female 葉の下、茎の部分で休んでいるところ。 体長:7 mm 撮影地:コスタリカのモンテベルデ、標高1500 m 今年のコスタリカのモンテベルデは、1カ月ほど遅めに雨季に入った。途端に生きものたちが活発に動き始める。 さて、今年の3月末、野外調査中、長いカーボンの枝切り竿が電線に接触してしまい、15万ボルトもの電流が体を突き抜けていき、自分は一度死んで蘇った。特殊な火傷を負ったが、引き続き同じ人生を歩み続けている。不便はつきものだけど、幸いにも日からの二人の若者、FumiさんとToshiくんに日常生活のことも含め調査など手助けをしてもらっている。 その二人がなぜか最近、滅多にお目にかかれないカマバチという小さな寄生バチを1種ずつ見つけてくれた。カマバチの

    第162回 「次に何が来るか?」鎌を持つカマバチから擬態無限展開
  • 花王、殺虫成分を使わず蚊を駆除する新技術

    花王、殺虫成分を使わず蚊を駆除する新技術
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    kamei_rio 2023/06/21
    "表面張力の低い界面活性剤水溶液を蚊に付着させることで、蚊の飛行行動を妨げ、さらにはノックダウン状態にさせられる"
  • バッタの食欲を調べ尽くした科学者が達した答え

    動物は「ベストなべ物」を知っている? 1991年、私たちはオックスフォード大学自然史博物館のスティーヴのオフィスで、コンピュータの前に座っていた。 当時私たちは、それまで試みた中で最も大規模な摂実験を終えたところだった。実験の対象は、これから説明する研究にうってつけの、特別な種類の「バッタ」だ。 この日の話し合いの中で、栄養へのまったく新しいアプローチが生まれることになるとは、このときまだ知るよしもなかった。 私たちはこの研究で2つの問いに答えを出そうとした。 第1に、動物は「自分にとって何が最適か」という基準で、べるものを決めているのだろうか? 第2に、もし何らかの理由で最適な餌を摂れず、やむなく別の餌を摂るとき、どうなるのだろう? 私たちは実験室で、バッタなどの草性の昆虫が摂取する二大栄養素である、タンパク質と炭水化物の比率の異なる25種類の餌を注意深く作成した。高タンパク

    バッタの食欲を調べ尽くした科学者が達した答え
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    kamei_rio 2023/06/12
    "コオロギの共食いを駆り立てていたのは、タンパク質に対する強烈な食欲だった。" 駆り立てるのはタンパク質とタンパク質 横たわるのは前のコオロギとその前のコオロギ
  • ラッコ4頭が強毒寄生虫トキソプラズマで死亡、科学者が拡大警戒

    米カリフォルニア州のモントレー湾で二枚貝をべるカリフォルニアラッコ。絶滅が危惧されている亜種だ。(PHOTOGRAPH BY SUZI ESZTERHAS, NATURE PICTURE LIBRARY) 野生のカリフォルニアラッコ(ミナミラッコ、Enhydra lutris nereis)4頭が非常にまれな寄生虫に感染して死亡したことを受け、2023年春、米カリフォルニア州の野生動物当局は異例の警告を発した。 原因となった寄生虫は、トキソプラズマ症を引き起こす原虫(単細胞の寄生生物)であるトキソプラズマ(Toxoplasma gondii)の株の1つで、これまで米国内では野生のブタで一度しか確認されたことがなく、水生生物で見つかったのは初めてだ。また、この株は強毒性で、人間や他の哺乳類にも感染する恐れがある。 今回のラッコ4頭は、2020年から2022年にかけてカリフォルニア州中部沿岸

    ラッコ4頭が強毒寄生虫トキソプラズマで死亡、科学者が拡大警戒
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/06/08
    "これまで米国内では野生のブタで一度しか確認されたことがなく、水生生物で見つかったのは初めて"