タグ

ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (1,183)

  • シマスカンク、天敵が少ないとシマ模様がなくなる? 研究

    シマスカンク(写真は米国ニューメキシコ州の野生動物センターで飼育されている個体)には、さまざまな配色や模様を持つものがいる。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC, PHOTO ARK) 米カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の進化行動生態学者テッド・スタンコウィッチ氏は動物の警戒色を研究している。ヤドクガエルやサンゴヘビの鮮やかな体色はその好例だ。北米の大部分に生息するシマスカンクもまた、漆黒の地色に白い筋が背中で2に分かれながら頭から尾まで続くという特徴的な色彩を持つ。 スタンコウィッチ氏らは2023年9月11日付けで学術誌「Evolution」に、なぜシマスカンクにさまざまな模様が存在するのか、そして、私たち人間はどのような影響を与えているのかを説明する論文を発表した。(参考記事:「模様のない珍しいキリンがまた見つかる、今度

    シマスカンク、天敵が少ないとシマ模様がなくなる? 研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/11/06
    "捕食のリスクが低下すると、スカンクのしま模様のバリエーションが増えます"
  • 【動画】マンタ目線での求愛行動の撮影に成功、迫力のバトル!

    海中を泳いでいたメスのマンタに、後ろから近づいてきたオスがもう少しで触れそうになった。すると突然、メスが弾かれたように前に飛び出し、回転しながら高速で泳ぎ始めた。オスも、あおむけになってキラキラと光る太陽に腹を見せながら、律儀にメスの後を追った。しかし、今度は別の2匹が最初のオスを追い越し、我先にとメスを追い始めた。(参考記事:「動物大図鑑 マンタ」) これは、「クリッターカム」が捉えた数十時間にも及ぶ映像の一部だ。クリッターカムとは、野生動物の体に取り付けてその生態を観察するために、海洋生物学者のグレッグ・マーシャル氏が1986年に考案したカメラだ。 深度と海水温を測るためのセンサーも装備されている。これをマンタの体に取り付けるために、なんとピーナッツバターを接着剤として使った場合もあったという。このカメラのおかげで、人間が近くにいないときにマンタがどのような行動をとっているのかを観察で

    【動画】マンタ目線での求愛行動の撮影に成功、迫力のバトル!
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/31
    "今度は別の2匹が最初のオスを追い越し、我先にとメスを追い始めた。" エイ!(ゴースト派の勝利だよ!)
  • チンパンジーも閉経する、ヒト以外の霊長類で初の報告

    ウガンダのキバレ国立公園のチンパンジー。新たな研究により、チンパンジーはメスが繁殖期を過ぎて長生きする数少ない種の1つであることが確認された。(PHOTOGRAPH BY KEVIN LANGERGRABER, ARIZONA STATE UNIVERSITY) メスが生殖期を過ぎて長生きする動物はとても少ない。閉経後まで長生きすることが知られているヒト以外の動物は、シャチ、コビレゴンドウ、イッカク、シロイルカ、オキゴンドウなど、片手で数えられるほどしかいない。いわば「おばあちゃんクラブ」は少数精鋭なのだ。(参考記事:「シャチが閉経後に長生きするのは「孫のため」」) けれども今回、画期的な研究が行われ、少なくとも1つのチンパンジーの集団が「おばあちゃんクラブ」のメンバーであることが、10月27日付けの学術誌「サイエンス」に発表された。この発見は、ウガンダのキバレ国立公園に生息する野生のチン

    チンパンジーも閉経する、ヒト以外の霊長類で初の報告
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/30
    "彼らは大真面目だ。研究チームはンゴゴの集団のおとなに達した14~67歳までの66頭のメスのチンパンジーの尿を調べ、50歳に近づく頃からホルモンレベルが変化し、閉経していることを確認した。"
  • 恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州

    恐竜の骨で作った彫刻。約5万ドル(約750万円)の値段が付けられていた。今回押収された、米ユタ州の公有地から違法に発掘された化石の1点。(PHOTOGRAPH BY BUREAU OF LAND MANAGEMENT) 米国ユタ州の連邦検察は2023年10月19日、大規模な恐竜化石密輸に関わった罪で4人を起訴したと発表した。 起訴状などによると、米国政府がユタ州に所有する土地から秘密裏に発掘された恐竜などの化石が、展示販売会などで売りさばかれたり、建築資材や宝石と偽って中国に輸出されたりしていた。違法な取引と虚偽の申告は2018年3月から2023年初めまで続いた。 「違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました。未来の世代はもう、これらの化石から科学的探究と驚きを体験することはできません」と、ユタ

    恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/26
    "違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました"
  • トコジラミ、ダニ、寄生虫…旅の「危険な虫」5選とその対策

    旅行先でトコジラミに刺されると、旅は台なしになる。ただし、もっと深刻な健康被害をもたらす害虫もいる。(PHOTOGRAPH BY ALLEN BRISSON-SMITH/THE NEW YORK TIMES/REDUX) 最近、トコジラミがフランスで大発生し、話題になっている。吸血性のトコジラミは、危険というよりは不快な昆虫だ。実際に、米国のテキサスA&Mアグリライフ研究所の昆虫学者で、害虫管理を専門とするモリー・ケック氏は、「世界でもっとも危険な生物は蚊です」と述べている。 だが、昆虫やクモ、ミミズのような形の蠕虫(ぜんちゅう)といった気持ちの悪い生きものはどこにでもいるものだ。そんな「虫」たちは、細菌、線虫、原虫、ウイルスといった病原体を運ぶことがあるし、じかに寄生虫として感染する場合もある。 こうした病気は時に診断しにくく厄介だ。デング熱やライム病などの病気は、頭痛や疲労、発熱といっ

    トコジラミ、ダニ、寄生虫…旅の「危険な虫」5選とその対策
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/25
  • ネコはなぜ好き嫌いが激しい? 味覚の謎、答えは遺伝子に

    金魚鉢の金魚を見つめるペルシャネコ。ナショナル ジオグラフィック1938年11月号より。ネコは遺伝的に、マグロなどのうま味が豊富なべものを好む傾向があることがわかった。(PHOTOGRAPH BY WILLARD CULVER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) イヌは何でも喜んでべるのに、ネコは選り好みするのはなぜだろう? 苦労してネコに薬を飲ませようとしたことがある人や、庭に敷いたウッドチップをイヌがべようとするのを見たことがある人なら、そう思ったことがあるはずだ。 科学的に言えば、動物がどんな味を好むのかについては、まだよくわかっていないことが多い。だが、小規模ながらも徐々に研究は進んでおり、その謎の答えが明らかになりつつある。現時点でわかっているのは、どんなことだろうか。(参考記事:「電気刺激で味覚を変える実験の日人研究者2人にイグ・ノーベル賞」) ネコの

    ネコはなぜ好き嫌いが激しい? 味覚の謎、答えは遺伝子に
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/23
    "2005年に学術誌「PLOS Genetics」に発表された研究によれば、イエネコ、トラ、チーターの「Tas1r2」という遺伝子は「壊れて」いる" ので甘味を感じない。うま味は感じるのでマグロが効果的とか
  • 野生の緯度から離れたパンダ、より無気力で異常行動が増加、研究

    フランスのボーバル動物園で飼育されているオスのジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)。中国には、野生のパンダが約1800頭生息している。(PHOTOGRAPH BY ERIC BACCEGA, NATURE PICTURE LIBRARY) 転がったり、滑ったり、楽しそうに遊んだりして、動物園の来園者を楽しませてくれるジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)。しかし、新たな研究により、飼育されるパンダに潜む問題が明らかになった。 動物園で飼育されているパンダは、来の生息地とは異なる緯度で生活している場合、野生で生活しているときより活動レベルが下がり、異常行動も示しやすかった。この論文は2023年9月18日付けで学術誌「Frontiers in Psychology」に掲載された。 英国スターリング大学の博士課程の学生で、心理学を専攻し

    野生の緯度から離れたパンダ、より無気力で異常行動が増加、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/19
    "北緯26度~42度以外で生活しているジャイアントパンダは、より無気力で、「ペーシング(一定のリズムで同じ場所を行ったり来たりする)」などの異常行動を示しやすかった"
  • 世界最高峰の野生生物写真コンテスト2023、受賞作13点 ナショジオ写真家が大賞

    極寒の海で繰り広げられる捕者と獲物の駆け引き。動物の母と子の安らぎのひととき。英国のロンドン自然史博物館が主催する野生生物写真コンテスト「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」では、世界中の一流の写真家たちによる傑作が披露される。 シャチの群れが氷に向かって突進し、波を立ててアザラシを海に落とすという特殊な方法で狩りをしている様子。ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー、バーティー・グレゴリー氏が撮影した。気温の上昇によって氷床の融解が進み、アザラシが陸地で過ごす時間が増えているため、今後、こうした狩りの方法は見られなくなるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY BERTIE GREGORY, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR) 参考記事:バーティー・グレゴリー氏撮影「【動画】シャチのアザラシ狩りになんとクジラが乱入、なぜ?

    世界最高峰の野生生物写真コンテスト2023、受賞作13点 ナショジオ写真家が大賞
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/18
    "2023年の大賞受賞作品は、海洋生物学者でナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるロラン・バレスタ氏が撮影したカブトガニと3匹のコガネシマアジ"
  • コロナワクチンのつらい副反応は「良いこと」、研究続々

    2023年10月2日、オランダで新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける患者。頭痛や悪寒などの強い副反応は不快だが、ワクチンがより強い免疫反応を引き出して将来の感染に備えているサインなのかもしれない。(PHOTOGRAPH BY KOEN VAN WEEL, ANP/REDUX) 新型コロナウイルスワクチンの副反応におびえる人々に朗報だ。最新の研究によれば、強い副反応はワクチン接種後にウイルスと戦う抗体がより多く作られていることを示していて、良いことかもしれないという。論文は査読前の論文を投稿するサーバー「medRxiv」で2023年10月6日に公開された。 「強い症状を報告する人ほど、抗体レベルが高かったのです」と、この研究を率いた米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の臨床心理学者アリク・プレーザー氏は言う。 米ブラウン大学の腫瘍専門医ジェレミー・ワーナー氏は、新型コロナウイルスワクチ

    コロナワクチンのつらい副反応は「良いこと」、研究続々
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/17
    続々と研究するしかない
  • ボルドーワインが気候変動でさらにおいしくなる見込み、最新研究

    2016年に撮影されたフランス、ボルドーのブドウ畑。ボルドーのブドウ畑は灌漑ではなく降雨による水に依存しているため、気候変動はワインの生産力に直接影響を及ぼすことになる。(PHOTOGRAPH BY NEIL MASSEY, CAMERA PRESS/REDUX9) ワインの専門家たちは、以前から、気候変動はブドウの収穫時期のずれを引き起こし、ワインの品質を低下させ、ブドウの木の成長を阻害する可能性があると警告してきた。けれども今回、乾杯に値する事実が明らかになった。世界有数のワイン産地であるフランスのボルドー地方では、気候変動のおかげでワインがおいしくなっているのだ……今のところは。 2023年10月11日付けで科学誌「iScience」に発表された論文によると、ワイン評論家による70年間のボルドーワインの採点データと、同じ期間の高解像度気象データから、ワインの品質(豊かで力強い味わいな

    ボルドーワインが気候変動でさらにおいしくなる見込み、最新研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/16
    "研究チームの統計モデルによれば、気候変動によって温暖化が進み、夏の降雨量が減って冬の降雨量が増えれば、ボルドーのワインはどんどんおいしくなる可能性がある"
  • コンブを頭に載せるザトウクジラたち、遊び? スキンケア?

    南太平洋にあるクック諸島最大の島であるラロトンガ島沖を泳ぐザトウクジラの母子。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ザトウクジラ(Megaptera novaeangliae)は、毎年数千キロを移動し、魅惑的な歌を歌い、迫力あるジャンプを見せ、仲間同士協力して狩りをするなど、驚きの「文化」をもっている。そして最新の研究では、海に漂うコンブで遊ぶような行動を見せることも明らかになった。ひれとひれの間でコンブを動かしたり、コンブのなかで転げまわったり、何よりも興味深いのは、コンブを帽子のように頭に載せることもあるという。(参考記事:「ザトウクジラの定説覆す大移動が多数判明、最長移動記録も更新」) 2023年9月15日付で学術誌「Journal of Marine Science and Engineering」に掲載された

    コンブを頭に載せるザトウクジラたち、遊び? スキンケア?
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/12
    "この研究は、「クジラが頭にコンブを載せているのが面白いと思ってソーシャルメディアに投稿した一般の人たちがいなければ実現しませんでした」と、マイネッケ氏は言う"
  • 米ディズニー・ワールドにクマ出没、慣れるしかないと専門家

    米国ノースカロライナ州アッシュビルの民家の裏で遊ぶアメリカクロクマの子どもたち。北米全域で個体数が増加するにつれて、アメリカクロクマは郊外、さらには都市部まで進出してきている。(PHOTOGRAPH BY COREY ARNOLD) 9月18日、米国フロリダ州にあるディズニー・ワールドの「マジックキングダム・パーク」にメスのアメリカクロクマが出没する騒動があった。専門家たちは、こうしたサプライズは今後も起きると予想している。(参考記事:「コカインをべたクマはハイになって人を襲うのか?」) アメリカクロクマの個体数は北米全域で急増しており、100年以上にわたって目撃されていない場所にまで進出している。フロリダ州には約4000頭のクマが暮らしているが、あちこちで開発が進められているため、人通りが多い場所に迷い込む可能性が高いと話すのは、国際自然保護連合(IUCN)クマ専門家グループの共同グル

    米ディズニー・ワールドにクマ出没、慣れるしかないと専門家
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/10
    まだ余裕を感じる書きっぷりだな…
  • なぜ無効な成分が市販のかぜ薬にずっと使われているのか?

    鼻づまりを改善する成分として多くの市販薬に使われてきたフェニレフリンは、飲み薬では効果がないと報告されていた。(PHOTOGRAPH BY NEWSCAST/UNIVERSAL IMAGES GROUP/GETTY IMAGES) 鼻づまりを改善する成分として一般的な市販薬に使われてきた「フェニレフリン」は、飲み薬(経口薬)では効果がないという結論が、米品医薬品局(FDA)の諮問委員会によって下された。かぜとインフルエンザのシーズンが近づき、新型コロナウイルス感染症の流行も続く中、米国の消費者の間に動揺が広がっている。 フェニレフリンは、処方箋なしで買える多くの市販薬に使われている。鼻づまりを緩和する成分が含まれているとうたう米国の製品の大半にはフェニレフリンが入っていると、米テキサス大学ヒューストン医療科学センターの耳鼻咽喉科医で助教授のジェイソン・タルマッジ氏は言う(編注:日でもフ

    なぜ無効な成分が市販のかぜ薬にずっと使われているのか?
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/10
  • ペットは人を幸せで健康にするのか? 研究が示す本当のところ

    ペットを飼うことは、高齢者をはじめ、友人や家族との親密な関係が希薄な人にとっては特に重要な効果をもたらす。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) イヌは長い間、人間の最良の友と呼ばれてきた。その主な理由は忠誠心、愛情、サービス精神といったイヌの性質だ。米国ミシガン州グランドラピッズ在住のシャロン・リードさんはイヌの献身的な愛情を実感している一人だ。「夫の死後、愛犬が最も頼りになる存在となり、愛犬のおかげで、つらい時期を乗り越えることができました」 ペットを飼うことが健康にもたらす利点として最も広く知られているのは、ストレスに対処しやすくなること、共感や思いやりの精神が育まれること、「孤独の害から守られる」ことだと米パデュー大学の動物生態学教授で、同大学ヒューマン・アニマル・ボンド・センターの所長を務めるアラン・ベック氏は

    ペットは人を幸せで健康にするのか? 研究が示す本当のところ
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/03
    "学者たちの意見が一致している点が1つある。それは、ペットを飼いたい人は、自分にぴったり合うペットを選ぶことが極めて重要だという点だ" 極めて大事だネ
  • 宇宙が膨張する速さ、新たな観測で謎深まる、理論に誤りか?

    ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された渦巻銀河「NGC 4258」。その横幅は3万光年であり、地球から2300万光年の距離に位置している。その中に含まれる星の新たな測定結果は、宇宙の膨張速度が予想よりも速いことを示唆している。(PHOTOGRAPH BY ROBERT GENDLER, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 米航空宇宙局(NASA)のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)から得られた新しいデータにより、宇宙がどの程度の速さで膨張しているかにまつわる謎が深まっている。今回の発見は、宇宙の膨張速度についての真相を解明するには、未知の物理学が必要となる可能性を示唆している。論文は査読前論文を投稿するサーバー「arXiv」で2023年7月28日に公開された。 約138億年前に誕生して以来、宇宙はあらゆる方向へ膨張を続けている。「ハッブル定数」と呼ばれる、現在の宇宙の膨張速

    宇宙が膨張する速さ、新たな観測で謎深まる、理論に誤りか?
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/02
    "近くの超新星やケフェイド変光星から得られたデータは、宇宙マイクロ波背景放射の観測から導かれる若かった頃の宇宙の状態に基づいた予想と比べて、膨張がより加速していることを示している"
  • つらい記憶のフラッシュバックは「テトリス」をやると減る、研究

    2006年、イラクのアルファルージャで、軍用の金属探知機を膝に乗せ、テトリスをプレイする米海兵隊の兵士。(PHOTOGRAPH BY TOBY MORRIS, ZUMA PRESS/ALAMY STOCK PHOTO) 1980年代に世界的ベストセラーになったコンピューターゲームの「テトリス」を、メンタルヘルスの改善に役立てる研究が進められている。具体的には、テトリスをプレイして、性的暴行や自動車事故、戦争、自然災害、または困難な出産などを体験した後に起こるフラッシュバック(過去に経験したトラウマ的な記憶が自分の意志とは無関係に侵入すること)の回数を減らせる可能性があるという。 世界24カ国で実施した調査によると、人が死ぬところを見たり、愛する人が突然亡くなったり、命が脅かされたりする事故に遭ったりするなどのトラウマ体験があると報告した人の割合は70%を超えていた。だが、その後に睡眠障害や

    つらい記憶のフラッシュバックは「テトリス」をやると減る、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/10/02
    "トラウマを経験したばかりで記憶が完全に形成される前の脳に、トラウマ体験と競合する画像を与え、それに意識を集中させることで、フラッシュバックの回数を減らせないかと考えた"
  • 900kg超のカボチャも! アラスカの超巨大野菜コンテストがアツい

    アラスカ州のステートフェアで、巨大ズッキーニを抱えるローレン・オルセンさん。コンテストに子どもが農作物を出品するケースも増えている。(PHOTOGRAPH BY CLARK JAMES MISHLER) 米国アラスカ州のステートフェア(年に一回、各州の農産物品評会が行われたり、遊園地が設置されたりする祭り)には、ちょっと風変わりな“有名人”がやってくる。セレブといえば、大抵リムジンやツアーバスで現れるものだが、彼らは泥だらけのピックアップトラックのそれも荷台に乗ってやってくる。歓声を上げる観衆の前に登場するのは、巨大なキャベツだ。(参考記事:「白菜やキャベツのルーツはどこ? アブラナ属の謎をDNAで解明」) 北の果てにあるアラスカでは、果物や野菜が巨大化しやすい。これは米国のほかの州では見られない特徴だ。アラスカ州のステートフェアでは、農家たちが一番重いメロン(約30kg)や一番長いキュウ

    900kg超のカボチャも! アラスカの超巨大野菜コンテストがアツい
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/09/29
    植物が育つ期間はかなり短いが、夏の数カ月間は太陽が数時間しか沈まないのでずっと光合成できる。米国本土を超越する巨大野菜が育つ!それがアラスカ!
  • 野生のカメが群れで行動する、初の証拠、定説覆す驚きの報告

    ベリーズに生息する野生のメキシコカワガメのオス。近絶滅種に指定されているこのカメは、ベリーズでは珍味として人気が高い。(PHOTOGRAPH BY DONALD MCKNIGHT) ベリーズの濁った川で夜明けにカヌーを漕ぎながら、ドン・マクナイト氏とジャレン・セラノ氏はメキシコカワガメ(Dermatemys mawii)の音に耳を傾けていた。彼らの甲羅には音波発信器が取り付けられており、水中マイクでカメたちの動きを追いかけていたのだ。 データを解析した結果は驚くべきものだった。「まるでクジラの群れを追っているようでした」と、オーストラリア、ラトローブ大学とベリーズ・カメ生態研究所の生態学者であるマクナイト氏は言う。カメたちは一緒に川を泳ぎ回り、場合によっては仲間のカメから約1メートル以上離れないこともあった。論文は2023年9月15日付けで学術誌「Animal Behaviour」に掲載さ

    野生のカメが群れで行動する、初の証拠、定説覆す驚きの報告
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/09/29
    "研究チームは、カメに本当に社会性があるのかを調べるため、丸太や岩、植物など、カメを引きつける要素が全くない区域を探し出した。" ざんねんなプレイスが必要になることもあるんだ
  • 「宇宙で最初の星」の誕生をCGで再現、望遠鏡では見えない世界への挑戦

    現在、宇宙に存在するほとんどの星は、比較的冷たく、寿命が長い。しかし、最初の星(ファーストスター)は、それとはまったく違っていた。135億年以上前、その星が生まれたころには、目に見える物質のほとんどが水素と多少のヘリウムだった。 最初の星々には、重い元素は含まれていなかった。そこで核融合が起きると、蓄えられていた水素が激しくかき回され、超新星爆発を起こした。それは太陽の質量の数百倍にまで膨れあがったが、寿命は数百万年程度しかなかった。それと比べれば、太陽は現在までに46億年存在しているうえ、少なくともそれと同じくらいの余命がある。 ただし、こういった最初の星を観測できた例はない。最初の星々が誕生したのは、宇宙の暗黒時代と呼ばれる時代が終わったときだ。そのときの宇宙は、不透明な水素ガスで満たされていた。星々が放つ光は、たとえ一番強力な望遠鏡を使ったとしても、個別に検出できるほど明るくない。(

    「宇宙で最初の星」の誕生をCGで再現、望遠鏡では見えない世界への挑戦
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/09/25
  • なぜ人類は牛乳を飲み始めたのか、動物界では異例、いまだに謎

    オランダの酪農場で搾乳する作業員。消化できなかったはずの牛乳を人類が飲み始めた理由は解明されていないが、現代でも、牛乳は生活に欠かせない材だ。(PHOTOGRAPH BY LUCA LOCATELLI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アイスクリーム、バター、ヨーグルトにチーズ、そして背の高いグラスに注がれた冷たい牛乳。現代では、乳製品は生活に欠かせない重要な材だ。しかし、牛乳不使用のココナッツアイスクリームやカシューバター、オーツヨーグルトなどの普及からわかるように、牛乳を飲まない選択をする人もいるし、牛乳をうまく消化できない人はもっとたくさんいる。 太古の昔、私たちの祖先は他の哺乳類と同じく、乳児期を過ぎるとミルク(乳全般)を消化できなかった。現在も、世界の68%の人は、ミルクに含まれる乳糖(ラクトース)をうまく分解できない乳糖不耐症だと推定されている。それ

    なぜ人類は牛乳を飲み始めたのか、動物界では異例、いまだに謎
    kamei_rio
    kamei_rio 2023/09/19
    "大人になってもミルクを飲み続けるのは動物界では風変わりな行動であり" つまり人間はいつまでもおっぱいにオギャりたいと