南オーストラリア州のアデレード・ヒルズで、長時間日光浴をするフトアゴヒゲトカゲ(Pogona vitticeps)。フトアゴヒゲトカゲは日光浴好きで有名で、体が熱くなりすぎると口を開けて体を冷やす。(PHOTOGRAPH BY BROOKE WHATNALL, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 多くの人々がビーチに寝そべる夏。しかし、わざわざ日光浴をするのは人間だけではない。動物界では大小様々な生物が、太陽から降り注ぐ光を浴びることで生物としての欲求を満たしている。 日光浴好きとしてよく知られているのはトカゲなどの爬虫類だが、カエルやオオカバマダラ、カバのように、知られざる日光浴好きもたくさんいる。ほかにも、少なくとも50科の鳥類が、定期的に地面に止まったり飛んだりして、日光浴をする。(参考記事:「米国で人気の「旅する蝶」オオカバマダラ、IUCNの絶滅危惧種に」) 長い間