こちらは、soraeが2020年4月6日の記事内で紹介した『連星「J2322+0509」を描いた想像図』です。J2322+0509は、連星を成す恒星が両方とも白色矮星に進化した「白色矮星どうしの連星」として報告されました。この2つの白色矮星は、重力波を放出しつつ600万~700万年後には合体するとみられています。 Warren Brown氏(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター、アメリカ)らによって分析されたのは、うお座の方向およそ2500光年先にある「J2322+0509」です。J2322+0509はそれぞれ太陽の0.27倍と0.24倍の質量がある2つの白色矮星から成る連星で、重いほうの表面温度は摂氏およそ1万8000~2万度とみられています。 研究チームがアリゾナ州の「マルチミラー望遠鏡(MMT)」やチリの「マゼラン望遠鏡」を使って観測したところ、J2322+0509では2つの白