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平等に関するlotus3000のブックマーク (9)

  • kuriggen’s diary

    80年代には続いてきた個別音楽史の流れがそれぞれ飽和によって繁栄を見ることになる。特にアメリカ黒人音楽の流れは続いてきた個別セクト性を失なわずにしてその最も優雅な繁栄を見ることになる。黒人音楽のセクト性とは何か。社会の中で疎外されていた人間的価値の流れがそこでは、人間同士の上下関係ヒエラルキーもまた鏡に映したように、部族的なユニットに回収され、生と性の享楽は激しくタイプがぶつかり合い、旺盛なる賛歌へと弁証法的な上昇を実現する、舞台的なストーリーへと完結されていく。 黒人音楽のセクト性とは未来的なものがそこでは原始的なものへの郷愁である。あるいはそこでは未来がないとも言える。徹底的に閉じた世界観でもある。部族的な階級関係のユニットにはそこでは進化がない。世界はキングとクィーンの中心から由来して放心円状に広がるものに過ぎない。故に階級闘争とは必須である。 80年代に黒人音楽が完成させた一大オペ

    kuriggen’s diary
    lotus3000
    lotus3000 2014/09/04
    『拝啓天皇陛下様』論
  • ララビアータ:橋下徹との非和解的闘争 - livedoor Blog(ブログ)

    目下のところ、言論に対する橋下市長のおぞましい弾圧が奏功したように見える。 このような場合、いかなる立場をとるかに関しては、己れの政治的経験のすべてがかかる重大な決断を強いられる。どのような立場をとろうとも、それぞれ理屈をつけることはできようが、問題は政治的決断であるから、それを理性的説得によって共有することは容易ではないかもしれない。それでも少なくとも態度表明は、すべての言論人の義務であると感じるので、あえて書き記しておくことにする。 我が国の憲法的原理は、憲法の初めの8カ条を除けば、大雑把に言って自由主義的原理と民主主義的原理に基づいていると言ってよいであろう。政治的主張がどのようなものであれ、それを基盤にして始めなければならない。 しかし、ここで注意すべきは、この二原理が常に調和的とは限らないということである。たとえは、ヒトラー政権はワイマール民主主義の手続きに従って、民主主義のただ

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    lotus3000 2012/10/23
    自由権と平等権との違いについて。
  • 木崎喜代治 『幻想としての自由と民主主義  反時代的考察』 (ミネルヴァ書房): 万年初心者のための世界史ブックガイド

  • もちつけblog(仮)、、、の跡地(はてなダイアリーに移転。) マイノリティが切り開いた自由と平等の両立 -ついでに政治への無関心と憤りについて- 福田歓一『近代民主主義とその展望』を読んで

    福田歓一『近代民主主義とその展望』を読む。 確かに、繰り返し読みたくなる名著。 近代の民主主義を押さえる上での基文献の一つ。 興味深いと思ったところを。 近代民主主義の起源と、自由と平等の関係について。 二つは背反していると思われがちだが、必ずしもそうではない歴史を持つ。 近代の民主主義の特徴とは、「一切の権力に先立つ個人の自由」(113頁)。 身分も、所得も、宗教も、性別も関わりなく、自らの権利を主張することができること、これが特徴。 これは、政治社会に先立つ人間の生まれながらの権利、つまり自然権と呼ばれるもの。 こういった権利が生誕したのは、一七世紀におけるイングランドの革命のときであり、基的なモデルは、国教制度に反抗するピューリタンたちの信教の自由、内面の自由、良心の自由の主張だった。 (もっと起源を遡れば、ルターの宗教改革にまで届きうる) こうした近代の自由とは、古代における自

  • もちつけblog(仮)、、、の跡地(はてなダイアリーに移転。) スウェーデンがソ連よりも平等、な一例。

    ■日にもこういうが欲しい。■ スウェーデン人が手元に置いて、必要があるたびに読むが何冊かある。 […] まず『社会ガイド』(Samhälls Guiden)。これはそれぞれの市民が社会から受け取れるサービスを受益者カテゴリー別に整理して一覧表にしたもの。たとえば在住外国人ならどういうサービスを受けられるか。学生ならどういうサービスを受けられるか。ことこまかに紹介してある。 […] 多彩なサービスが、テキストどおりに与えられないときには法律問題になる。そういうときのために『家庭の弁護士』というを手元に置いているスウェーデン人は少なくない。 (某書より引用) ■明日はわが身■ スウェーデン型高負担主義に反対していた人も、一度病気になると、反対温度が下がるという。医療費・薬品代の安さが納得派に変身させるらしい。スウェーデン型高負担主義に疑問を持っている視察団も一度ケア付き住宅を訪問すると

  • ジョン・ローマー教授の公開講義に出席 - 音楽友に、今日も安眠

    今日はもう1つ印象的な言葉を他の人からもらった。夕方、数理経済学者の吉原直毅氏が主催したジョン・ローマー教授の公開講義、題して「市場経済における平等の展望prospects for equality in market economies」が開催されたので行ってみたのだが、そこでのローマー氏の言葉である。以前の日記(下記リンク先参照)で取り上げた『マルクスの使いみち』でも中心的に論じられてたローマー氏は、イェール大学政治学部教授で、アナリティカル・マルキシズム研究の第一人者とされている。けっこう気さくそうなおじさんという印象だった。 公開講義の内容を私が理解した限りでまとめると、前半ではまず「市場社会主義」の所得分配モデル(ローマー氏はThe Proportional Solutionと呼ぶ)が検討され、例えそのモデルが実現したとしても、その結果は、アメリカにおける現実の所得分配状況よりも

    ジョン・ローマー教授の公開講義に出席 - 音楽友に、今日も安眠
  • 正義と臨床 ―― いっしょにいることの無理 - Freezing Point

    親密圏のポリティクス 作者: 斎藤純一出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2003/07メディア: 単行 クリック: 35回この商品を含むブログ (16件) を見る精読した。 ここに集まる論者は、それぞれの仕方で 《みずからの関係作法》 をパフォーマティブに演じている。 親密圏 について 論じつつ、「この人は、こういう態度で身近な関係を作っている」ということ。 以下、ひきこもりを考えるヒントとして(強調は引用者)。 「親密圏」(intimate sphere)という言葉を、ここでは、具体的な他者の生/生命――とくにその不安や困難――に対する関心/配慮を媒体とする、ある程度持続的な関係性を指すものとして用いることにしたい。 (p.213、齋藤純一) もし家族が、自然状態と同じように、「自然な条件」であり、それ自身国家の監督と法の監視の圏外にあるとしたら、なぜそこで万人の万人に対する

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  • 日本の格差を生んだ本当の犯人は誰か?(3) | 社会・政治 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

    現在、日貧困率は先進国の中で2番目に高い。OECD加盟国の中で、可処分所得の中央値の半分以下の所得しかない“絶対的貧困”の割合が増加しているのは日だけだ。80年代半ばから00年の間に絶対的貧困層は5ポイント上昇した。その増加の約4分の1は高齢化によるもので、残りは非正規労働者の増加によるものである。  多くの人は、絶対的貧困層の増加を小泉改革のせいだと非難しているが、その傾向は小泉政権が発足するはるか以前から見られた。  バブル崩壊以前まで、日は相対的に平等な賃金をベースにしながら、成長の果実を国民に配分することができた。そのため、政府は大規模な貧困対策を講ずる必要がなかった。しかし、高齢化、成長鈍化、非正規労働者の増加が重なり、貧困問題を解決するために政府は歳出を増やさなければならなくなった。だが、有権者は貧困対策、あるいは貧困対策のための増税を進んで支持しようとはしなかった。

  • 戦闘教師「ケン」 激闘永田町編: 平等価値を説明する方法・試

    小泉政権時代、新自由主義に基づく競争原理・競争至上主義が猛威を奮い、様々な規制緩和と競争原理の導入がなされた。 政権交代を経た今では、相変わらずの不況も相まって、かつてのような競争至上主義はなりを潜めているものの、政治的に堂々と平等価値を掲げるにはまだまだリスクがある状況が続いている。 我々社会主義者にとって、「いかに平等価値を説明するか」は非常に重要な課題であるが、なかなか論理的に説明できない人が多いようだ。 かつての大人や学校の先生のように、「人は生まれながらにして平等なんです」と言ったところで、今や中学生どころか小学生にも鼻で笑われるのがオチであり、道徳ではなく論理による説明ができなければ、まったく通用しない実情がある。 そこで、ケン先生なりの説明方法を紹介しておきたいと思う。 分かりやすいよう簡素にしているため、学術的な突っ込みはご容赦願いたい。 2つの社会があり、あなたはどちらで

    lotus3000
    lotus3000 2011/01/30
    平等主義のリスク低減について分かりやすい説明。さらに安定した投資がしやすくなるのもあり。
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