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ブックマーク / business.nikkei.com (19)

  • 死ぬこと以外かすりキス?

    なんと、黒川弘務東京高検検事長が辞意を表明した。 2020年に入ってからというもの、毎日のようにびっくりすることばかりが続いていて、何かに驚く感受性自体が、たとえば去年の今頃に比べて、50%ほど鈍化した気がしているのだが、それでも今回のこのニュースには仰天した。 黒川氏は、5月21日発売の「週刊文春」誌がスクープしている新聞記者との賭け麻雀の事実関係を認めて、辞意を漏らしたもののようだ。 してみると、3日前(18日)に政府が検察庁法の改正案の今国会での可決成立を断念した理由も、安倍総理が説明していた「国民の皆様のご理解なくして前に進めて行くことはできない」という筋立ての話ではなかったことになる。 「ネット世論が政治を動かした」 というわたくしども野良ネット民の受け止め方も、こうなってみると、ぬか喜びというのか、勘違いだった可能性が高い。 政府が法改正を断念した理由は、あらためて考えるに、黒

    死ぬこと以外かすりキス?
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2020/05/22
    “報道が本当ならば、箕輪氏は、出版業界の古い体質が容易にぬぐいきれずにいる醜さと、出版をアップデートしようと新しい人々が共通してその身のうちに備えている薄汚さを併せ持ったクズの中のクズだと思っている”
  • 五輪で「時給1600円」の派遣募集 ボランティアと何が違う?

    募集職種は「競技会場運営」や「英語を生かした訪日関係者との調整役」「医師のサポート」など、ボランティアが担う仕事とほとんど同じように見える。にもかかわらず、時給1600円から募集していることから、ネット上などで「ボランティアと同じような仕事なのに扱いが違うのはなぜなのか」「純粋な気持ちでボランティアに応募してしまった人はどうなるのか」といった声が相次いでいる。 実際、同じ仕事なのか。同じ仕事なのに待遇に差をつければ不公平感が残る。 大会組織委員会は「同じ仕事ではない」と説明する。「今回募集したのは、組織委員会の職員として働いてくれる人。来年2月から順次、組織委員会の職員として五輪に向けた準備をしてもらい、五輪期間中はボランティアのまとめ役になってくれる人を想定している」。ボランティアよりも語学力などにおいて高度なレベルが求められるという。 勤務形態はシフト制。2~6月は1日7時間45分勤務

    五輪で「時給1600円」の派遣募集 ボランティアと何が違う?
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2019/11/30
    “パソナの求人広告には、求めるスキルとして「社会人経験があればOK!アルバイトの場合はリーダー経験ある方」と書いてあり、果たして高度な人材を求めているかは疑問だ。”
  • 小さなウソを容認すると起こること

    「ニューオータニの宴会場で800人の立パーティーをやって、一人アタマ5000円で済むのか」 という話題が、この1週間、様々な場所で行ったり来たりしている。 バカな話だと思う。 私の感覚では、無理に決まっている。これが無理でないのだとすると、この世界に「価格」というスタンダードがあること自体がおとぎ話になってしまう。 どんなに優秀な幹事を立てたところで、きょうび都内の一流ホテルで料理と飲み物を出すパーティーが、一人アタマ1万円以下の会費でペイできる道理はない。聞けば、当日は有名寿司店の寿司がふるまわれたというし、名前の知れたシャンソン歌手が歌う場面もあったのだそうだ。だとすれば、なおのこと5000円という会費はあり得ない。完全に不可能だとまでは断言しないが、近所のコンビニで売っている120円のシュークリームひとつで丸1週間いつなぐことが困難であるのと同じほどにはバカげた話だと思う。 仮に

    小さなウソを容認すると起こること
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2019/11/22
    “ただ、5000円の出入りについてウソを言った人間は、5兆円の収支についてもウソを言うはずだ。”
  • 現金決済にこだわる「サイゼリヤ」、社長が真意を明かす

    現金決済にこだわる「サイゼリヤ」、社長が真意を明かす
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2019/11/19
    見出しと違って現金に全くこだわってない、単に損得を見極めてるだけだが、良インタビュー。
  • 今、統計の現場で起きている危険なこと

    公的統計データなどを基とに語られる“事実”はうのみにしてよいのか? 一般的に“常識“と思われていることは、当に正しいのか?気鋭のデータサイエンティストがそうした視点で統計データを分析・検証する。結論として示される数字だけではなく、その数字がどのように算出されたかに目を向けて、真実を明らかにする。 ※文中にある各種資料へのリンクは外部のサイトへ移動します 連載バックナンバーはこちら 統計不正は現在進行形の「事件」 昨年末から話題に上がっていた、「毎月勤労統計」などの統計不正問題。一時は国会をも揺るがす大問題になりましたが、いつの間にか「過去の事件」として忘れられていないでしょうか。 しかし、そうではありません。全省庁が血眼になって不正を探し、見つけてもなお、後から不正が発覚しているように、統計不正は今なお現在進行形の「事件」なのです。 19年8月16日、民間企業の賃金や労働時間を把握する「

    今、統計の現場で起きている危険なこと
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2019/09/26
    “意見・意識という名目の“アンケート”なら統計法の範囲外になります。この法の隙間を突いたのが「ヤミ統計」です。”
  • 女は「ガラスの天井」、男は「ガラスの地下室」

    女は「ガラスの天井」、男は「ガラスの地下室」
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2019/07/09
    “男性側が、ジェンダーは決して女性だけの問題じゃないと理解して、どうしたら男性にとっても平等な社会になっていくのか考え、男性も息苦しいと思ったらそれを言っていいんだよということを認識していく必要”
  • 「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃

    「夫が育休から復帰後2日で、関西への転勤辞令が出た。引っ越したばかりで子どもは来月入園。何もかもありえない。不当すぎるーー」。の痛切な叫びが、SNS炎上し議論を呼んでいる。発言の主である夫婦が日経ビジネスの単独取材に応じた。要点を整理するとともに、夫婦側と企業側の主張を掲載する。 夫婦は40代の共働きで、今年1月に生まれた長女の育児のため、それぞれ育児休暇を取得した。夫が復帰したのは4月22日。住宅を購入し、4月中旬に新居に引っ越したばかり。夫婦によると、夫に辞令が出たのは育休復帰明け翌日の4月23日。午前中、上司に呼ばれ、5月16日付で関西への転勤を命ぜられた。「組織に属している以上、転勤は当然だが、今のタイミングは難しいので1〜2カ月延ばしてもらえないか」と相談するも会社側は却下。有給休暇の申請も却下され、夫は泣く泣く5月31日付で退社した(詳細は次ページのインタビューを参照)。

    「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2019/06/03
    “事実があった場合は「パタハラ」に当たるのかとの質問には「仮定の話には答えることができない」とした。” お前は菅義偉かw
  • 英准教授「不寛容ではオウム問題は解決しない」

    オウム真理教の元代表・松智津夫ら教団幹部7名に対する死刑が執行されて2週間あまりが経つ。W杯準々決勝直前であり、特に英国ではイングランドが勝ち残っていた時期のニュースであっただけに、さほど大きな扱いではなかったが、BBCなどが死刑執行の事実と教団についての解説記事を掲載した。 23年も前に、「奇妙な日のカルト集団」が起こしたテロ事件について、英国での社会的な認知度が高いとは言えない。それでも英国の名門大学の一つ、マンチェスター大学では、毎年オウム真理教に関する授業が行われている。 その一つ、「オウム真理教・千年至福説、殺戮と騒乱」と題された授業を受け持つのは、マンチェスター大学・人文科学学部、日研究学科のエリカ・バフェッリ准教授だ。バフェッリ准教授の専門は、現代日における宗教、特に1970年代以降設立された、いわゆる新興宗教についての研究である。 なぜ、オウムについての研究、そして

    英准教授「不寛容ではオウム問題は解決しない」
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2018/07/23
    国内での議論状況についての認識に結構おかしな部分があるけど、脱会後の支援体制の貧弱さが結果として教団・信者を存続させている側面はその通りだと思う。元信者をひとくくりにしないことも大切。
  • 司令官たちの戦争、僕らの働き方改革:日経ビジネスオンライン

    -略- 塩崎恭久前厚労相は2015年7月の衆院厚労委、17年2月の衆院予算委でそれぞれ、〈厚生労働省自身の調査によりますと、裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べますと一般労働者よりも短いというデータもございまして、例えば一般の平均的な方が9時間37分働いていらっしゃいますが、企画業務型の裁量労働制の方は9時間16分ということで、約20分短いというデータもございます〉と答弁していた。 -略- と、3年前の国会審議から、一貫して同じデータが引用されていた点を指摘している。 ともあれ、3年間にわたって引用され、議論の基礎となってきたデータ自体が「捏造」とは言わないまでも、明らかな「誤用」ではあったわけで、とすると、これまで積み上げてきた議論の前提自体が崩れてしまう事態は避けられない。 前述のリンクにある日刊ゲンダイの記事では、 《-略- 野党6党が国会内で開いた合同会議では、厚

    司令官たちの戦争、僕らの働き方改革:日経ビジネスオンライン
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2018/02/23
    “その「反抗」の対象が、「国家権力」や「現政権」であるケースはごく稀で、でなくても、現代のお笑いが風刺の対象としてロックオンしているのは、もっぱら「いい子ちゃん思想」や「偽善的な建前」”
  • 年収制限のない「定額働かせ放題」ってマジ?

    先日、出演したテレビ番組で、「飲業会で急増する“お得なサービス”」という特集があった。 月2000円を払えば、一回の来店に付きハンドドリップのコーヒーが一杯飲めるコーヒースタンド。毎日来てもいい。いや、朝晩来てもいい。いやいや、一日何回でも無制限に来店していいので、行けば行くほど、お得になる。 店長曰く、「来店するお客さんはコーヒーを飲むだけじゃなく、サンドイッチなども買ってくれるので利益はかなり大きい」とのこと。 また月8600円で毎日、豚骨、味噌、汁なしの中から選んで一杯べられるラーメン屋さんもある。大きなチャーシューとモヤシがトッピングされた、かなりボリュームのあるラーメンである。 店長曰く、「お客さんが新規のお客さんを連れて来ることが多いので、お店の売り上げは昨年比を大幅にクリアしている」とのこと。 極め付けは月に1万5000円支払うと、料理べ放題とワイン飲み放題が、何度でも

    年収制限のない「定額働かせ放題」ってマジ?
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2018/01/23
    “裁量制の根底にあるのは、“ペイ・フォー・パフォーマンス”の考え方だ。  ならばそのパフォーマンスに見合ったペイを算出する方法の議論も欠かせないはずなのに、すべては企業任せだ”
  • フサフサの髪を取り戻す、毛髪再生医療を実用化

    フサフサの髪を取り戻す、毛髪再生医療を実用化
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/11/28
    “「毛髪がある後頭部の幹細胞から大量の再生毛包原基を作って移植すれば、その毛包は男性ホルモンの影響を受けず、後頭部の毛が再生し、永久的に毛の伸長と発毛が維持されることが期待される」”
  • ラッシュ時に電車を遅延させた人・親族の末路

    佐藤 健宗 (さとう・たけむね) 1958年兵庫県明石市生まれ。1978年京都大学法学部入学。1985年京都大学卒業。1989年弁護士登録(京都弁護士会、41期)。1994年兵庫県弁護士会に登録替え。「佐藤健宗法律事務所」を開設、現在に至る。これまで取り組んできた主な社会的事件に、信楽高原鉄道列車衝突事故(平成3年)、JR西日福知山線脱線事故(平成17年)。 結論からお聞きします。ラッシュの時にトラブルを起こして電車を大きく遅延させると、人あるいは親族が鉄道会社から巨額の賠償金を請求される、というのは当なんでしょうか。 佐藤:私も弁護士になって随分たちますが、10年ほど前までその答えを知りませんでした。都市伝説なのか真実なのか、皆さんと同じように疑問に思っていたんです。実情を知ったのは、1991年に発生した信楽高原鉄道列車衝突事故の遺族側の代理人となったことを機に、鉄道事故裁判という

    ラッシュ時に電車を遅延させた人・親族の末路
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/11/24
    “多くの場合は、賠償請求の交渉は裁判に至る前に決着する、と。自殺の場合、交渉の段階で親族側は故人の遺産から払える額なら払えばいいし、払えなければ相続放棄” JP東海認知症ケースは本人責任無能力
  • モリカケ問題が沈静化しない理由:日経ビジネスオンライン

    岡山理科大学獣医学部の新設が、認可されることになった。 10月14日、林芳正文部科学大臣が、閣議のあとの記者会見で、学校法人「加計学園」の獣医学部について、文部科学省の大学設置審議会の答申を踏まえ、来年4月の開学を、正式に認可したことを明らかにしている(こちら)。 5月のはじめに、朝日新聞が「総理のご意向」などと記された文書の存在を報じて以来、およそ半年間くすぶり続けてきた問題に、一応の決着がついたカタチだ。 「一応の決着」という書き方をしたのは、手続き上は決着したように見えても、この結果に納得していない人たちがたくさんいるだろうと思ったからだ。 というよりも、納得していない側の陣営が大騒ぎしている中で、それでもなお一方的な形で手続き上の決着を急いだ政府の姿勢に驚いているからこそ、今回、私はこの話題を蒸し返すことを決意したわけで、加計学園問題は、これから先、認可の適正さの問題という当初の設

    モリカケ問題が沈静化しない理由:日経ビジネスオンライン
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/11/17
    “問題の特別なところで、経緯を振り返ってみるに、政府は、この本質的にはわりとどうでも良い首相ご自身の公私混同案件を隠蔽するために、結果として、およそ空恐ろしい掟破りの反則を次々と犯してきたということ”
  • イシグロ「何を忘れ、何を忘れまいとするのか」

    イシグロ「何を忘れ、何を忘れまいとするのか」
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/10/11
    “私が日本の影響を大いに受けたと言うとき、それは非常に微妙な形で大きな影響を受けてきたという意味です。”
  • 追悼文をやめて何を得るのか

    小池百合子・東京都知事が、毎年9月1日に開催される関東大震災の朝鮮人犠牲者の追悼式に追悼文を寄せることを取りやめる判断を明らかにした(こちら)。 個人的な話をすると、私は、子供の頃から、入学式であれ卒業式であれ、あるいは結婚式や告別式も含めて、とにかく式と名のつくものが苦手で、その種の式の中で読み上げられるスピーチや挨拶や訓話のたぐいも一貫してきらいだった。 その流れからすると、恒例だからという理由で毎度同じ調子で読み上げられる形式的な挨拶やら呪文やらスピーチやら経文やらを廃絶する判断には、来なら、諸手を挙げて賛成したいところだ。 ただ、今回の追悼文は、「これは形式だから」みたいなことで省略して良いものではないと思っている。 というのも、震災後に関東各地で多発した朝鮮人虐殺は、わが国の歴史上の汚点であり、わたくしども日人が定期的に思い出さなければならない苦い教訓だと考えるからだ。 虐殺

    追悼文をやめて何を得るのか
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/09/01
    “さらりと言ってのけているが、実にとんでもない言明だと申し上げねばならない。”
  • 片道1時間以上の顧客とは取引しない町工場

    「片道1時間以上の顧客とは取引しない」――。産業用自動機械の設計・製作を手掛けるスズキ機工(千葉県松戸市)の事業戦略だ。同社の鈴木豊社長が体験した「ある事件」をきっかけに始めたこの戦略。結果として同社の取引先は半減したが、売上高は4倍以上になった。「真面目に働いているのに、ちっとも利益が上がらない。誰かにその理由を教えてほしい」。そんな鈴木社長の悩みを一気に解決し、町工場の働き方改革にもつながった「距離」で取引先を絞る戦略とは。 「当社から片道1時間以上かかる場所にあるお客様からの仕事は、お引き受けしません」。産業用自動機械の設計・製作を手掛けるスズキ機工(千葉県松戸市)は、自社の事業戦略をこう掲げる。 車で1時間以上かかる企業からの仕事は丁重に断る。移動時間が1時間以内の顧客なら、密接な関係を構築することができ、ライバル企業の追随を許さない商品、サービスの提供が可能になる、というのが鈴木

    片道1時間以上の顧客とは取引しない町工場
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/08/17
    ブチ切れてから原因を冷静に分析して即実行するのは凄い。原則とその意味を徹底し、手を広げるところとエリアを死守することのメリハリも大したものです。
  • 都議選、本当に負けたのは誰なのか

    7月2日に実施された東京都議会議員選挙は、ごぞんじの通り、小池百合子都知事の率いた「都民ファーストの会」の圧勝に終わった(参考記事はこちら)。 今回は、選挙の結果からあれこれ感じたことを書くことにする。 分析や提言をするつもりはない。 あくまでも印象をお伝えすることに徹するつもりだ。 結果を見て驚いたのは、私の事前の予断が、珍しく、おおむね当たっていたことだった。 この5年ほど、いや、10年かもしれないが、私の選挙予測は、毎度毎度、見事なばかりにハズれていた。 で、開票速報特番の画面を眺めながら、毎回、私は、自分の分析・予測能力の低さと、願望的思考のもたらす認知の歪みの大きさを思い知らされてきた次第だ。 それが、今回は、さほど外れていない。 詳しく述べる。 私が事前になんとなく抱いていた予感は、自民党の敗北、都民ファーストの勝利、民進党の消滅、公明党の退潮、共産党の躍進といったところだった

    都議選、本当に負けたのは誰なのか
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/07/07
    トイチに手を出したら終わりだって。
  • 安倍内閣と自己啓発本の相似点

    この6月の19日、安倍晋三首相は、通常国会の閉会を受けて、官邸で記者会見を開いた。 内容について、色々と思うところはあるのだが、首相が会見の中で述べたひとつひとつの言葉を詳しく検討するつもりはない。 ここでは、会見の録画をひと通り見た上で、私が、現政権についてあらためて感じた雑感みたいなものを記録しておくつもりだ。 あえて「雑感」という言い方をしたのは、これから書くであろう内容が、まっとうな批評に結実しそうもないと思っているからでもあれば、その自分の「雑感」を「雑感」のまま保持しておくこと(具体的には、党派的な批判に変質させないこと)の大切さを意識しているからでもある。 雑感を述べる前にまず、予防線を張っておく。 当欄に安倍首相関連のなにごとかを書くと、毎度のことながら、必ずや一定数のティピカルな批判が集まる。 批判が集まること自体はかまわない。 ただ、その批判の多くが、オダジマを「安倍嫌

    安倍内閣と自己啓発本の相似点
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/06/24
    “一億総活躍社会、女性活躍、ニッポンを取り戻す、教育再生実行会議、3年間だっこし放題、三本の矢、この道しかない、人づくり改革、みんなにチャンス!構想、岩盤にドリル……”
  • 八方塞がり「核燃料サイクル政策」転換の方策

    福島第一原発事故から5年を迎えた。いまだ様々な問題が山積する中で、大きな岐路に差し掛かっているのが「核燃料サイクル」問題だ。燃料サイクルの前提であった高速増殖炉計画は実現のめどが全く立たず、八方ふさがりの状況に陥っている。現状を打開するにはどうすればいいのか? 東日大震災と福島原発事故の発生に伴い、内閣官房参与に就任。原発事故対策、原子力行政改革、エネルギー政策転換に取り組んだ多摩大学大学院教授の田坂広志氏に聞いた。 (聞き手は米田勝一) (前回の記事から読む) 核燃料サイクル政策とは「大型タンカー」 前回、我が国の核燃料サイクル政策が転換できないのは、「余剰プルトニウム」「使用済み燃料の貯蔵」「立地自治体からの反発」といった諸問題が複雑に絡み合って、がんじがらめになり、政策の柔軟な切り替えができない「政策的ロックイン」の状況が生まれてしまっているからだとうかがいました。では、そうした状

    八方塞がり「核燃料サイクル政策」転換の方策
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