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ブックマーク / www.ele-king.net (170)

  • New Order | ele-king

  • ゲイ・カルチャーの未来へ | ele-king

    田亀源五郎(著) 木津毅(編) 2017/10/31 体 2,300円+税 ISBN:978-4-907276-86-7 Amazon 変わりゆく社会へのまなざしと力強い励まし。 『弟の夫』の著者がLGBTブームのいまだからこそ語る、その半生、創作の源、エロティシズムの探求、欧米と日社会―― ------------ ただ、とにかく自分自身に関しては、自分まで自分の敵になったら当に悲しいから、たとえ世界中や親兄弟が敵になっても、自分だけは自分の味方でいなさいよ、とは言いたいです。それは当に大事だと思います。そのためにも、無理にでも自分を好きになる努力をしなさいということは言いたい。 (書より) ------------ 初の一般誌連載作品『弟の夫』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、広く注目を集めているゲイ・エロティック・アーティスト、田亀源五郎。国内外にコア

    ゲイ・カルチャーの未来へ | ele-king
    minesweeper96
    minesweeper96 2017/10/17
    田亀源五郎先生!
  • interview with Yukio Edano | ele-king

    去る9月末、突然の衆議院解散と前後して野党第一党だった民進党が分裂し、その後も混乱が続いている。そのような状況のなか、来る22日には48回目となる衆議院議員総選挙が実施される。私たち『ele-king』はおもに音楽を扱うメディアではあるが、いまのこの政局を重要なものと捉え、初めて政治家への取材を試みることにした。以下のインタヴューは必ずしもその政治家への支持を呼びかけるものではないが、これを読んだ各々が自身の考えを深め、政治や社会に関心を寄せる契機となれば幸いである。 「僕は(自分たちを)少数派だとは思いません」──たったひとりで5日前に立憲民主党を立ち上げ、その呼びかけに応えて集まった候補者たちと選挙に臨もうとしている枝野幸男はそう言った。 9月の衆院解散後の野党第一党の崩壊劇で、小池百合子の「排除します」の一言は、その3ヶ月前に首相が放った「こんな人たち」よりもさらにストレートに私の胸

    interview with Yukio Edano | ele-king
  • エンドレス・ポエトリー | ele-king

  • interview with Bicep | ele-king

  • 弟の夫 | ele-king

    「誰もが差別撤廃と難民について語る。だが、クィア・ピープルこそが最大の難民集団なのだ。」 ―ヴィーランド・シュペック、ベルリン国際映画祭パノラマ部門ディレクター (2016.03) 「何故いまだにベルリン国際映画祭テディ・アワードのようなLGBTQ映画賞が重要なのか(英語)」と題された昨年のインタヴュー記事のなかで、このテディ・アワード(1987年創設。クィア ≒ LGBT 映画における世界示準のひとつ。毎年ベルリン国際映画祭全上映作の中から選出される)の共同設立者であるヴィーランド・シュペックは当時の「難民パニック」の最中に上記のように答えている。記事のタイトルからも窺えるように、近年「LGBT映画映画祭・映画賞という枠組みはその役割を終えつつあるのではないか」といった意見を耳にするようにもなってきたが、ヴィーランドの発言はそうした一部の流れに対する牽制でもある。 先ごろ全4巻で完結し

    弟の夫 | ele-king
  • 電気グルーヴ | ele-king

    滅多にないことだけれど、電気グルーヴに興味を持ちはじめた人からどのアルバムがお勧めかを聞かれることが時々あって、嬉しい反面なかなか回答に困る。ライブの定番曲が入っているアレか、ヒット曲が収録されたアレか、ナンセンスな魅力が濃縮されたアレや、聴きやすいベスト盤のアレ、ジャケで選ぶとアレだし、いっそ初期から聴くならアレとか、いやいや企画ものアレこそお家芸じゃないか、とアルバムの数だけこちらも思い入れもあるわけで、どの部分を知ってもらいたいかという手がかりを探しながら、尚且つ誰よりもベストなチョイスをしたいという陳腐な使命感まで出てきて、頭はどんどんこんがらがっていく。 ならば逆に何を勧めても良いはずで、いまなら一番新しいアルバムの「TROPICAL LOVE」を迷わず差し出すことにする。前作「人間と動物」から4年ぶりとはいえ、その間の状態の良さは1昨年に公開された映画「DENKI GROOVE

    電気グルーヴ | ele-king
  • RIP: Pierre Henry | ele-king

    1927年12月9日にパリで生まれた「テクノの祖父」が、去る7月5日、パリの病院にて亡くなった。89歳だった。今日のサンプリングは、著作権で取り締まられているものの、もはや創造行為としてすっかり定着している。録音物を加工して、音の要素として使用とすることは、最初は具体音楽(ミュジーク・コンクレート)と呼ばれた。 その創始者はピエール・シェフェールだが、シェフェールとともにこのスタイルを研究し、世に広めたもうひとりの重要人物がピエール・アンリだった。彼の1967年の『現在のためのミサ(Messe pour le temps présent )』に収録された“サイケ・ロック”は、90年代のDJカルチャーにも再発見されて、ヒットしている。『Machine Danse』(1973)も人気だった。 もっともこの「テクノの祖父」は、コンピュータとサンプラーの文化を決して評価しなかった。

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  • ele-king vol.20 | ele-king

    Home > News > ele-king vol.20 - ──夏だ! 踊るにはいい季節。紙エレ最新号はThe XXと「クラブ・ミュージック大カタログ」 いま人類は「グーデンベルグ」ないしは「産業革命」以来のパラダイム・シフトを生きていると、ある識者がそう解説するような時代を生きている。シフトの主要素は金融化とイーターネットだが、ひと昔前なら民主的希望のごとく楽観されたデジタル情報社会の現在の姿──いわく「終わりなきエンターテイメント」、いわく「24時間体制の資主義への貢ぎ」、いわく「無限に続くポルノ閲覧という究極の個人主義」、いわく「女嫌いの新男根主義(manosphereと呼ばれる)」、いわく『インターネットなんか大嫌い』(←昨年アメリカで話題の現代版ヴォネガットと評された小説)……こうした社会背景も、現在のヴァイナル・レコード回帰に少なからずリンクしているのではないかとぼくは思

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  • Kuniyuki | ele-king

  • ハテナ・フランセ | ele-king

  • interview with Carl Craig | ele-king

    かつてカール・クレイグは指揮者だった。 彼は1999年の『ele-king』(vol.27)に興味深い発言を残している。「自分自身のことをミュージシャンである以上に作曲家とか指揮者だと思うことは?」というジョン・レイトの質問に対し、カール・クレイグは「それは思うね!」と即答している。「プロデューサーとしてであれ、指揮者としてであれ、作曲家としてであれ、僕たちがやってるのはすべてのものを構築するということ、つまりすべてのバランスをとることなんだよ」。これはインナーゾーン・オーケストラ(という名の仮想のオーケストラ)のアルバムがリリースされたときに組まれた、4ヒーローのディーゴとの対談記事における発言で、いまから18年前のものだ。カール・クレイグはかつて「すべてのものを構築する」ということに、そして「すべてのバランスをとる」ということに意識を向けていたのである。 『Versus』はオーケストラ

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  • The Other People Place | ele-king

    Home > Reviews > Album Reviews > The Other People Place- Lifestyles Of The Laptop Café 2001年9月3日。ドレクシアの片割れであるジェイムズ・スティンソンは、ジ・アザー・ピープル・プレイス(以下、TOPP)という含みのある名義でソロ・アルバム『Lifestyles Of The Laptop Café』を発表した。当時がどういう状況だったかと言うと、もちろんあの9•11の直前なのだけれど、とりあえずそのことは措いておこう。 この年は〈ビート〉が〈Warp〉のライセンス盤を出しはじめた年で(前年までは〈ソニー〉がその役割を担っていた)、オウテカを皮切りに、春から初夏にかけてプラッドやプレフューズ73、スクエアプッシャーのアルバムが次々とリリースされている(BRC-34、BRC-37、BRC-38、BRC-

    The Other People Place | ele-king
  • アカデミー賞『ムーンライト』受賞について | ele-king

    結果的に、ここ数年でもっともショッキングなアカデミー賞授賞式になってしまった。自分もリアルタイムの放送を観ていたのだが、作品賞が『ラ・ラ・ランド』だと発表されて「今年もアカデミー賞は驚くようなことはなかったなー」と横になろうとしたら「間違いです。作品賞は『ムーンライト』です」との騒ぎに飛び起きてしまった。だが、まるでコントのような顛末以上に当に驚くべきことは、貧しい黒人ゲイ少年を主役に据えた低予算の作品を、その古い体質を批判され続けるアカデミー賞が選んだことだろう。昨年の「白すぎるオスカー」から急旋回し、ビヨンセではなくアデルを選んだグラミー賞との差を見せつけた格好だ。昨年アメリカのエンターテイメント産業がもっとも評価した作品は、ビヨンセ『レモネード』でありフランク・オーシャン『ブロンド』でありそして『ムーンライト』であることはすでに確定していたが、それにしてもあのアカデミー賞までもが…

    アカデミー賞『ムーンライト』受賞について | ele-king
    minesweeper96
    minesweeper96 2017/03/01
    『「わたしはゲイである」という社会的な表明ではなく、そのはるか前の段階としての恋の純粋な痛みを封じこめている』
  • interview with Jeff Mills | ele-king

    まず確認しておくべきことがある。ザ・ウィザード時代に高速でヒップホップをミックスし、その後URのメンバーとしてヨーロッパを震撼させ、ソロでミニマル・テクノのフロンティアを切り拓いたあのジェフ・ミルズが、なんと今度はクラシックに取り組んだ! という意外性が重要なのではない。彼が幼い頃からSF映画などを通してクラシックに触れてきたであろうことを想像すると、今回のオーケストラとの共作がこれまでの彼の音楽的志向から大きく外れたものであると考えることはできない(実際この10年、彼はオーケストラとの共演を何度も重ねてきた)し、そもそもジェフ・ミルズのルーツであるディスコやハウスがいわば何でもアリの、それこそロックを上回るくらいの雑性を具えたジャンルであったことを思い返すと、今回のアルバムがエレクトロニック・ミュージックからかけ離れたオーケストラの生演奏とがっつり向き合っていることも、これと言って驚く

    interview with Jeff Mills | ele-king
  • ボノボの新作はもっと広く注目されてしかるべきである | ele-king

  • The xx | ele-king

    (小川充) ザ・エックス・エックスはデビュー・アルバムの『エックス・エックス』を2009年に発表して以来、インディ・ロックのあり方を変える存在であったと言える。ギターのロミー・マドリー・クロフトとベースのオリヴァー・シム、そしてドラムの代わりにキーボード/プログラミングのジェームズ・トーマス・スミスという変則的なトリオ編成で、デビュー当初はポスト・ダブステップやベース・ミュージックといった方面からも語られていた。それはジェームズがジェイミー・エックス・エックスという名前でDJ活動もおこない、エレクトロニック・サウンドに大きくコミットしてきたからだ。彼の存在により、ザ・エックス・エックスはインディ・ロックとクラブ・ミュージックを繋ぐ筆頭となった。ザ・エックス・エックスの音楽性そのものを見ると、ダークでメランコリックな色調を帯びたギター・サウンドが軸にあり、英国のロック・バンドに顕著なスタイル

    The xx | ele-king
  • Jeff Mills | ele-king

    いよいよ迫ってきました。昨秋ジェフ・ミルズにジャックされていたele-king編集部ですが、ふたたび彼の周囲が騒がしくなってきています。2月22日にポルト・カサダムジカ交響楽団との新作『Planets』をリリースするジェフ・ミルズですが、それとほぼ同じタイミングで来日公演もおこなわれます。同公演はイタリアの若き指揮者アンドレア・バッティストーニ、そして東京フィルハーモニー交響楽団とのコラボレイションで、2月22日に大阪フェスティバルホール、2月25日に東京Bunkamura オーチャードホールにて開催されます。 そしてこのたび、公演当日の演目が発表されました。ジェフ・ミルズ自身の新曲に加え、ジョン・アダムス、ドビュッシー、リゲティ、黛敏郎、となかなか挑戦的な名前が並んでおります。以下、湯山玲子さんによる楽曲解説とともに、詳細をご確認ください。 ジェフ・ミルズ×東フィル×バッティストーニ来日

    Jeff Mills | ele-king
  • interview with The xx | ele-king

    はじめからザ・エックス・エックスの音楽ははっきりと「シェルター」だった。外界から遮断された場所で、自分だけの痛みをこっそりと広げて味わうこと。10代の音楽としてあまりにパーフェクトだったし、その純度の高さこそが特別なバンドとして愛でられた理由だった。ダブステップを横目で見つつ、できるだけ隙間を開けて音を丁寧に配置していく触れたら壊れてしまいそうなギター・ミュージック。それはあらかじめリスナーひとりひとりに向けて作られたもので、自分たちが大観衆の前でプレイするバンドになるとは想像していなかっただろう。セカンド・アルバム『コエグジスト』は、だから、サウンドの幅を広げながらも自分たちの出自を確かめるかのような密室性が貫かれていた。 だがハウス・ミュージックのプリミティヴな喜びがたっぷりと投入されたジェイミーXXの『イン・カラー』を経て、バンドは「シェルター」の別の意味を3枚めとなる『アイ・シー・

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  • with Derrick May & Francesco Tristano | ele-king

    この取材は、10月7日におこなわれている。つまり、大統領選のおよそ1カ月前。なんで、そのときにこの記事をアップしなかったんだよ〜と言うのはもっともな意見である。 いや、アップしたかった。当に! しかし訳あってアップできなかったのであるが、なにはともあれ、ぼくはトランプが勝利したとき、というか投票結果で最後にミシガン州が残っていたとき、デリック・メイの憂いを思い出していた。彼は、アメリカに広がるエクストリームな感情について知っていたのである。以下のインタヴューは、名目上は、〈トランスマット〉からリリースされたフランチェスコ・トリスターノの新作『サーフェイス・テンション』の取材で、作によってデリック・メイは20年ぶりにスタジオに入ったらしい。20年前と言えば1996年だが、それってなんの作品だったんだろう、あ、訊くのを忘れた。 忘れたというより、このときはそれ以上にデリックに訊かねばならな

    with Derrick May & Francesco Tristano | ele-king