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映画に関するminesweeper96のブックマーク (302)

  • 「ムーンライト」がオスカーの夜に輝いた理由とは - BBCニュース

    授賞式に先立ち有力視されていた「ラ・ラ・ランド」を抑えて、「ムーンライト」が作品賞を受賞したのはなぜだったのだろうか? そこには――あくまでも可能性だが――さまざまな要素が作用した可能性がある。 まず、当然ながら「ムーンライト」は、映画製作面で並外れて優れた作品だ。そしてもしかしたら単に、大人になるというテーマと、贅沢な撮影技術、そして絶妙な演技が、最優秀作品賞にノミネートされていた他のライバル作品よりずっと強く、賞に投票する人たちの琴線に触れたということかもしれない。

    「ムーンライト」がオスカーの夜に輝いた理由とは - BBCニュース
  • アカデミー賞『ムーンライト』受賞について | ele-king

    結果的に、ここ数年でもっともショッキングなアカデミー賞授賞式になってしまった。自分もリアルタイムの放送を観ていたのだが、作品賞が『ラ・ラ・ランド』だと発表されて「今年もアカデミー賞は驚くようなことはなかったなー」と横になろうとしたら「間違いです。作品賞は『ムーンライト』です」との騒ぎに飛び起きてしまった。だが、まるでコントのような顛末以上に当に驚くべきことは、貧しい黒人ゲイ少年を主役に据えた低予算の作品を、その古い体質を批判され続けるアカデミー賞が選んだことだろう。昨年の「白すぎるオスカー」から急旋回し、ビヨンセではなくアデルを選んだグラミー賞との差を見せつけた格好だ。昨年アメリカのエンターテイメント産業がもっとも評価した作品は、ビヨンセ『レモネード』でありフランク・オーシャン『ブロンド』でありそして『ムーンライト』であることはすでに確定していたが、それにしてもあのアカデミー賞までもが…

    アカデミー賞『ムーンライト』受賞について | ele-king
    minesweeper96
    minesweeper96 2017/03/01
    『「わたしはゲイである」という社会的な表明ではなく、そのはるか前の段階としての恋の純粋な痛みを封じこめている』
  • 【第89回アカデミー賞】大逆転!ハプニングありで「作品賞」は『ムーンライト』に | cinemacafe.net

    【第89回アカデミー賞】大逆転!ハプニングありで「作品賞」は『ムーンライト』に | cinemacafe.net
  • ウェス・アンダーソン監督、新作の舞台は日本!理由は「狂おしいほど日本が大好きだから」|シネマトゥデイ

    のファンに熱いメッセージを送ったウェス・アンダーソン監督 映画『グランド・ブダペスト・ホテル』などのウェス・アンダーソン監督の新作『アイル・オブ・ドッグズ(原題) / Isle of Dogs』をFOXサーチライトが日を含む全世界で配給することが発表された。アンダーソン監督が日語では「犬ヶ島」と表現している作は、全編にわたり日が舞台。失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を描くストップモーション・アニメーションとなっている。 【画像】ウェスのストップモーション・アニメ第1弾は『ファンタスティックMr.FOX』 アンダーソン監督は日を舞台にした理由について「物語はどこが舞台でも起こり得るものですが、わたしたちは今回、とてもシンプルな理由で最新作の舞台として日を選びました。それは、わたしが狂おしいほど、日映画、アート、べ物、そして文化が大好きだからです!」と説明。

    ウェス・アンダーソン監督、新作の舞台は日本!理由は「狂おしいほど日本が大好きだから」|シネマトゥデイ
  • 空族の全作品上映に『サウダーヂ』など9本 『バンコクナイツ』公開記念 | CINRA

    上映企画『KUZOKU SAGA~空族サーガ~ 空族全作品特集上映』が、3月4日から東京・新宿K's cinemaで開催される。 富田克也、相澤虎之助を中心とする映像制作集団・空族。2月25日からタイの娼婦たちと日人が織りなす物語を描いた新作『バンコクナイツ』が公開される。 『バンコクナイツ』の公開を記念する同イベントでは、空族による過去の全作品を上映。相澤虎之助監督による1997年の作品『花物語バビロン』や、4年の制作期間を費やした富田克也の初監督作品『雲の上』、「移民・土方・ヒップホップ」をテーマにした『サウダーヂ』、地方都市の闇社会を描く『国道20号線』、フィリピンのスラム街に潜入したドキュメンタリー作品『RAP IN TONDOの長い予告編』など9作品がラインナップしている。 なお『バンコクナイツ』の鑑賞券を提示すると割引を受けることが可能となる。スケジュールなどの詳細は新宿K'

    空族の全作品上映に『サウダーヂ』など9本 『バンコクナイツ』公開記念 | CINRA
  • 毎日映画コンクール:「表現、工夫重ねた」片渕監督 | 毎日新聞

    映画「この世界の片隅に」で日映画優秀賞を受賞し、表彰式であいさつする片渕須直監督(左)。右はのんさん=川崎市幸区のミューザ川崎シンフォニーホールで2017年2月15日、小川昌宏撮影 川崎市で15日開かれた第71回毎日映画コンクールの表彰式。実写、特撮、アニメなど幅広いジャンルから、日映画界の今を象徴する多彩な受賞者が出席し、喜びを語った。 「こんな表現、あんな表現もできないかと、アニメは努力してきた。多くの人に見て認めてもらい、ありがたい」。日映画優秀賞などを受賞した「この世界の片隅に」の片渕須直監督は感謝の言葉を語った。声優を務めたのん(名・能年玲奈)さんは「見てもらった人と一緒に広げていった映画」と喜んだ。音楽賞のコトリンゴさんが主題歌「悲しくてやりきれない」を…

    毎日映画コンクール:「表現、工夫重ねた」片渕監督 | 毎日新聞
  • のん、キネ旬ベスト・テン授賞式にサプライズ登場!「ありがとう、この世界の片隅でうちを見つけてくれて」|シネマトゥデイ

    サプライズ登場し感謝を述べたのん 女優・のんが5日、アニメ映画『この世界の片隅に』で監督賞を受賞した片渕須直監督を祝福するために、文京シビックホールで行われた「第90回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」にサプライズで来場、同作の劇中で演じたすずさんの声で「ありがとう、この世界の片隅でうちを見つけてくれて」と謝辞を述べて会場を沸かせた。 【写真】のん、広島弁で「ありがとう」と感謝の言葉 現在まで続いている映画雑誌としては最古となる1919年創刊の老舗映画雑誌「キネマ旬報」が発表している「キネマ旬報ベスト・テン」は、映画評論家を中心に、映画を数多く鑑賞する100名以上の選者によって選出される映画賞。1924年から始まり、今年で記念すべき第90回という節目の年となる。 ADVERTISEMENT 今年の日映画第1位(作品賞)に選出されたのは、こうの史代の同名コミックをアニメ化した『この世界の片隅に

    のん、キネ旬ベスト・テン授賞式にサプライズ登場!「ありがとう、この世界の片隅でうちを見つけてくれて」|シネマトゥデイ
  • この世界の片隅にの評価が高いのはとても良いことだと思う - 山下泰平の趣味の方法

    『この世界の片隅に』って映画があって、戦時中の日常生活が詳しく描かれているらしい。それがわりと評判が高いという話を聞いて、ヘーって思った。ちょっと前だったら観て怒り出す人もわりといたんじゃないかなって感じがした。 私が子供の頃には平和教育?みたいなのがあったんだけど、とにかく戦時中というのは悲惨で最悪だったみたいなのを教えられた。今の私はオッさんだから雰囲気を読むけど、子供というものはバカである。「先生ー戦争中にも調子コイて腹踊りしながら鉄砲で撃たれて死んだ奴とかいるんですかー」みたいな質問してすごい怒られたりした。戦争中にも調子コイて腹踊りしながら鉄砲で撃たれて死んだ奴がいたのかどうか、それは分からないけど、子供だったらそういうことに興味を持つのは当然だと思う。しかしそういった素朴な質問すら許されないといったような重々しさが平和教育にはあった。 大人になってから色々なものを読んだり人に話

    この世界の片隅にの評価が高いのはとても良いことだと思う - 山下泰平の趣味の方法
  • ベルリン金熊賞 ジャファル・パナヒ監督が運転手に!?「人生タクシー」予告編 : 映画ニュース - 映画.com

    ベルリン金熊賞 ジャファル・パナヒ監督が運転手に!?「人生タクシー」予告編 2017年1月30日 12:00 「人生タクシー」ポスター(C)2015 Jafar Panahi Productions [映画.com ニュース] 第65回ベルリン映画祭金熊賞を受賞した、イランの名匠ジャファル・パナヒ監督作「人生タクシー」の予告編が公開された。 故アッバス・キアロスタミ監督に師事し、世界三大映画祭(独ベルリン、仏カンヌ、伊ベネチア)での受賞経験を持つパナヒ監督が、イラン政府への反体制的な活動を支持したとして、20年間の映画監督禁止令を受けた自身の状況を逆手にとって製作した意欲作。 予告編では、イラン・テヘランの街中で自らタクシーを運転するパナヒ監督が、乗客と対話する模様を切り取った。車内据え置きのカメラで撮影された老若男女人生模様が映し出される。 「人生タクシー」は、4月15日から、東京・新

    ベルリン金熊賞 ジャファル・パナヒ監督が運転手に!?「人生タクシー」予告編 : 映画ニュース - 映画.com
  • 発禁キングと称されてきたロウ・イエ監督新作『ブラインド・マッサージ』は検閲を通過し盲人の世界を描く - webDICE

    映画『ブラインド・マッサージ』 中国のロウ・イエ監督が盲人マッサージ院を舞台に描く苛烈な愛の物語​『ブラインド・マッサージ』が1月14日(土)よりアップリンク渋谷、新宿K's cinemaほか全国順次ロードショー。webDICEでは公開にあたり、フリーライター・翻訳者の多田麻美氏による解説を掲載する。 北京を中心とした中国文化に精通する多田氏に、現在の中国社会に広がる格差をバックグラウンドにしたこの物語がどう受け止められたかを、原作となる同名小説『推拿(すいな)』、そしてこれまでのロウ・イエ監督作品への評価も含め、解説してもらった。 彼らは世界を構成する「言葉」がいかに「健常」者を基準に作られてきたかを、「なぞなぞ」を通じて自虐的に笑い、「明かり」を自在に利用できる反面、「明かり」に依存せずにいられない現代の「健常者」をからかう。それらは、「差別」に関する議論がまだまだ不十分に見える中国

    発禁キングと称されてきたロウ・イエ監督新作『ブラインド・マッサージ』は検閲を通過し盲人の世界を描く - webDICE
  • 【映画好きに捧ぐ!】17年続く老舗映画サイト「破壊屋」管理人が選ぶ、絶対観てほしい映画8作品 - ソレドコ

    Photo by kaykaybarrie こんにちは。「破壊屋ブログ」という2000年から続く映画サイトの管理人です。古くからやっている割には「オススメの映画」的な記事を書いたことがありませんでした。 そこで今回は私が思う面白ポイントを交えながらオススメの映画を紹介します。この週末は映画を観ませんか? カップルで観てはいけない『ゴーン・ガール』はカップルで観よう 家族で気楽に楽しむ『モンスターVSエイリアン』 唯一の成功例!? 美少女ロボットアニメの実写化『ロボコン』 一粒で二度おいしいネタバレ映画3 オススメ映画は? と聞かれたら答える2 最後に カップルで観てはいけない『ゴーン・ガール』はカップルで観よう 【楽天市場】 ゴーン・ガールの検索結果 決してふたりでは観ないでください 「決して、ひとりでは見ないでください」はホラー映画の有名なキャッチコピーですが、『ゴーン・ガール』はそ

    【映画好きに捧ぐ!】17年続く老舗映画サイト「破壊屋」管理人が選ぶ、絶対観てほしい映画8作品 - ソレドコ
  • 健闘? それとも期待外れ? 初登場4位『沈黙ーサイレンスー』の興行を考察

    『君の名は。』が公開22週目にして9週間ぶりに1位返り咲きという、もう呆れるしかないニュースについては、既にいろんなところで報じられているので深追いはするまい。これでアカデミー長編アニメ映画賞にでもノミネートされていたら(十分に可能性はあった)さらにとんでもないことになっていたはずだが、惜しくもノミネート漏れ。1月22日までの累計興収は235億6000万円。このままでいくと、歴代興収3位の「アナと雪の女王」の254億8000円を超えるまで劇場公開が続くかもしれない。 動員ランキングの順位だけが一人歩きしがちな興行関連の記事にあって、稿で重要視しているのは興行の半分以上を決定づける各作品のスクリーン数と、その週の興行全体の数字。その視点でいくと、『君の名は。』の通算13回目の1位という記録は確かに偉業ではあるが、先週末2日間の興収1億7400万円という数字は正月作品の余勢がまだ残っている例

    健闘? それとも期待外れ? 初登場4位『沈黙ーサイレンスー』の興行を考察
  • 【感想】映画『沈黙―サイレンス―』を見るべき5つの理由 -  esu-kei_text

    2017年1月21日に日上映開始となった、スコセッシ監督の映画『沈黙―サイレンス―』 遠藤周作の原作小説の愛読者である僕は、公開初日に鑑賞したのだが、予想をはるかに上回る完成度の高さに絶句した。 スコセッシ監督は原作小説を徹底的に読みこみ、細部に至るまでリアリティを追求した映画に仕上げていたのだ。 原作小説は「キリスト教と日人」というドメスティックな題材から「沈黙する神に祈る人間性とは何か?」という普遍的なテーマを描きだした傑作であるが、映画での説得力は、原作小説を初めて読んだときの感動すら上回っていた。 原作既読の人も未読の人も生涯消えることのない強烈な印象を、この映画から受けるだろう。 舞台は、キリスト教弾圧下の長崎。 悪名高き江戸時代の拷問のシーンが多いが、グロテスクな描写はない。 (ショッキングなシーンはある) 過激さよりもリアリズムを追求した映像は、時として滑稽さを感じること

    【感想】映画『沈黙―サイレンス―』を見るべき5つの理由 -  esu-kei_text
  • 第89回アカデミー賞ノミネート発表!「ラ・ラ・ランド」が最多14ノミネート : 映画ニュース - 映画.com

    第89回アカデミー賞ノミネート発表!「ラ・ラ・ランド」が最多14ノミネート 2017年1月24日 22:46 最多14ノミネートの「ラ・ラ・ランド」Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate. (C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. [映画.com ニュース]米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月24日(現地時間)、第89回アカデミー賞のノミネート作品を発表した。最多ノミネートとなったのは、ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル監督)の13部門14ノミネート。次いで、「ム

    第89回アカデミー賞ノミネート発表!「ラ・ラ・ランド」が最多14ノミネート : 映画ニュース - 映画.com
  • 映画監督・Martin Scorsese (マーティン・スコセッシ) インタビュー

    Martin Scorsese が監督を務めた映画『沈黙-サイレンス-』は、まさに難産そのものだった。ジャパンプレミアが迫った1月16日の記者会見で人は「映画化の権利をとってからあまりに長い間映画が完成しなかったので、もともと権利を保有していたイタリアの会社に訴えられた。僕はずっと《もうすぐできるよ》とごまかし続けていましたが」と笑っていたが、当時はさぞ大変だったに違いない。 「若い頃に撮っていたらぜんぜん違う映画になっていたと思います。格的に脚を書き出したのは、2002年に『ギャング・オブ・ニューヨーク』が公開された頃。プライベートでも再婚して女の子が産まれました。自分がある程度成熟した状態で父親を務めることになったのです。そのような体験の一つひとつが映画に昇華されています」

    映画監督・Martin Scorsese (マーティン・スコセッシ) インタビュー
  • カンヌ国際映画祭やカイエ・デュ・シネマ誌も絶賛! 『ありがとう、トニ・エルドマン』6月公開

    第69回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した映画「Toni Erdmann」が、『ありがとう、トニ・エルドマン』の邦題で6月に日公開されることが決定した。 作は、『恋愛社会学のススメ』のマーレン・アデ監督が手がけた人間ドラマ。コンサルタント会社で働く娘のイネスとの関係がうまくいっていない父親ヴィンフリートは、彼女が働くブカレストを訪れ、数日間をともに過ごしてドイツへ帰国する。しかし、ホッとした彼女のもとに、“トニ・エルドマン”という別人になった父が現れる……。 第89回アカデミー賞外国語映画賞のドイツ代表に選出されているほか、第29回ヨーロッパ映画賞では、作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚賞の主要5部門を制覇。カイエ・デュ・シネマ誌やスクリーン・インターナショナル誌などでも2016年の映画ベスト1に輝いている。 ■公開情報 『ありがとう、トニ・エルドマン』 6月、シネスイッチ

    カンヌ国際映画祭やカイエ・デュ・シネマ誌も絶賛! 『ありがとう、トニ・エルドマン』6月公開
  • ​坂上忍氏による『ブラインド・マッサージ』評「映画を観て声に出して嗚咽したのは、何十年ぶりだろう」 - webDICE

    映画『ブラインド・マッサージ』より 1月14日(土)よりアップリンク渋谷、新宿K's cinemaほか全国順次ロードショーとなる中国のロウ・イエ監督の映画『ブラインド・マッサージ』。webDICEでは坂上忍氏が夕刊フジで毎月最終木曜日掲載で執筆している映画評「坂上忍の白黒つけて何が悪い!」から、2016年12月23日(22日発行)掲載の『ブラインド・マッサージ』のレビューを転載する。 頭から離れないせりふがある。「盲人が大事にするのは金だ。でも、金よりも面子が大事なんだ!」ハンマーで殴られたような衝撃が走りました。涙がボロボロこぼれ落ちました。映画を観て声に出して嗚咽したのは、何十年ぶりだろう。生きたせりふってすごい力を持ってるんですよ。頭に、心に残るんですよね。(坂上忍) 『ブラインド・マッサージ』 "逃げない精神"で突きつける真実 文:坂上忍 すんげぇ映画があったもんだ。正直、観続ける

    ​坂上忍氏による『ブラインド・マッサージ』評「映画を観て声に出して嗚咽したのは、何十年ぶりだろう」 - webDICE
  • スコセッシ『沈黙』、残虐で重い映像が語る人間の精神の勝利

    <キリシタン弾圧を描く遠藤周作の名作『沈黙』が、巨匠スコセッシに長年の夢を実現させた>(写真:ロドリゴは隠れキリシタンの村人たちにかくまわれるが) マーティン・スコセッシ監督の『沈黙―サイレンス―』は、最も固い信仰心をも試練にさらす何十年にも及ぶ忍耐と苦しみの物語だ。 作品の中身だけでない。制作の過程もそうだった。 作はポルトガルから日に渡ってきたキリスト教宣教師を描いた遠藤周作の66年の小説『沈黙』を映画化したものだ。スコセッシが初めて小説を読んだのが89年。その後、資金集めに苦労した20数年は多くの意味で、映画の中で繰り広げられる苦しみに匹敵した。 映画は1643年のリスボンを舞台に始まる。イエズス会の宣教師ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)は、日で捕らえられた恩師フェレイラ(リーアム・ニーソン)が拷問を受け棄教したと知らされる。 信じられない

    スコセッシ『沈黙』、残虐で重い映像が語る人間の精神の勝利
  • 毎日映画コン:大賞は「シン・ゴジラ」特撮とアニメ高評価 | 毎日新聞

    第71回毎日映画コンクールの各賞が、発表された。日映画大賞は「シン・ゴジラ」、日映画優秀賞は「この世界の片隅に」に決まった。特撮とアニメーションが話題をさらった2016年の映画界を象徴する結果となった。【木村光則、最上聡】 「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督)は国内製作のゴジラシリーズ29作目。国家の危機管理の問題点をあぶり出した内容がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを通じて広がり、興行収入80億円超の大ヒットに。シリーズ映画に独創性を加えた点が評価された。 監督・特技監督の樋口真嗣(しんじ)さんは「大勢のお客様が見て、うれしいことにかなりの数のお客様に喜んでいただいた。歴史あるこの賞をいただけるのも当に誇らしい」とコメント。

    毎日映画コン:大賞は「シン・ゴジラ」特撮とアニメ高評価 | 毎日新聞
    minesweeper96
    minesweeper96 2017/01/19
    完璧な内容っぽい
  • スコセッシ監督が来日、『沈黙』がいま撮られるべき映画である理由とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

    マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説映画化した『沈黙-サイレンス-』(1月21日公開)来日記者会見が1月16日にザ・リッツ・カールトン東京で開催され、スコセッシ監督が出席。「積年の願いで映画を完成させることができた。夢が叶った思い」と作への並々ならぬ思いを語った。 作は、長崎に潜入した若き司祭が目撃する日人信徒の苦悩を通して、人間にとって当に大切なものは何かと問う歴史大作。スコセッシ監督が原作と出会ってから28年、映画化を希望したという待望のプロジェクトだ。 スコセッシ監督は「壮大な学びの旅だった」としみじみ。原作と出会ったのは、『最後の誘惑』(88)であらゆる議論が沸き起こる中で「自分の信仰心をちょっと見失っていた時」だったそう。遠藤の原作は、「自分にとって決定的な問いに没入していくことになった、大事な作品」と心をこめて、原作との出会いについて語っていた。 また、「若い頃

    スコセッシ監督が来日、『沈黙』がいま撮られるべき映画である理由とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS