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bookとsocietyに関するminesweeper96のブックマーク (14)

  • 反知性主義2:森本『反知性主義』:ホフスタッターの当事者意識や切実さはないが概説書としてはOK - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    おちゃらけ (承前) まずは少しおちゃらけから。 前回の反知性主義話を書いた直後に、斉藤環が次のようなツイートをした。 あ〜また誤解する人が出てきたので注釈しときますとですね、僕が「反知性主義」と呼んでいるのは「バカ」の上品な言い換えとかじゃなくて、「地アタマだけは良い連中の実学志向&人文知軽視」のことですんで誤解なきよう。— 斎藤環 3.15発売「まんが やってみたくなるオープンダイアローグ 」 (医学書院) (@pentaxxx) August 21, 2015 さて、8月21日にこのツイートが出てきて、しかもその中で「僕が「反知性主義」と呼んでいるのは「バカ」の上品な言い換えとかじゃなく」と述べているのは、おそらくぼくの前回 (8月20日)の記述を意識したものだと思う。そうであるにせよないにせよ、ぼくはこういう参照先を明記しないでほのめかしで済ませるやり方は、とても低級な知的堕落だと

    反知性主義2:森本『反知性主義』:ホフスタッターの当事者意識や切実さはないが概説書としてはOK - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    はじめに 反知性主義をめぐるを3冊読んだので、その話をちょっと書こう。なぜそんなものを読もうと思ったかというと、『現代思想』の「反知性主義特集」に対するアマゾンのレビューがぼくのツイッターでちょっと話題になっていたからだ。 「彼らは反知性主義だ」と規定する知性は知性主義的なのか? ぼくはこの特集を読んでいないし、読むつもりもない。が、このレビューの主張はよくわかると同時に、この特集のスタンスについて疑問が湧いてきた。 というのも、このレビューを信じるなら、この特集での「反知性主義」というのは、「自分とちがう考え」のことらしく(たとえば原発推進とか安部政権評価とか)、そしてそれを「反知性主義」と呼ぶのは、要するに「バーカ」というのをご立派に言い換えているだけらしいからだ。 さて、まずぼくはこの手の言い換えが嫌いだ。ぼくはしばしば、バカをバカとはっきり言うので、性格が悪いとか下品とか言われる

    反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    minesweeper96
    minesweeper96 2015/08/21
    めちゃめちゃ良いし、続きが気になる
  • ファシズム学ぼう! ムッソリーニ『ファシズム:ドクトリンと制度』 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    The Doctrine of Fascism 作者: Benito Mussolini出版社/メーカー: Howard Fertig発売日: 2006/09/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る 前にムッソリーニの伝記を書評したとき、いくつかムッソリーニ関係のを読んだんだけど、見てみるとムッソリーニ自身のファシズム論って翻訳がないみたいなのね(昭和19年に出た翻訳が国会図書館にはある。「国立国会図書館デジタルコレクション - ファッシズモ教義」[関裕美P]∵ごま∴氏にご教示いただいた。ありがとうございます!)。ヒトラー『我が闘争』の訳さえあるのに。みんないろんな人を気安くファシスト呼ばわりするけど、実はみんな当のファシズムってどういう主張だったのか知らないで、聞きかじりでモノ言ってるだけじゃん。情けない連中だね。 というわけで知ったかな情けない乞どもに恵むシリー

    ファシズム学ぼう! ムッソリーニ『ファシズム:ドクトリンと制度』 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 岸政彦「断片的なものの社会学」 - 科学と生活のイーハトーヴ

    断片的なものの社会学 作者:岸 政彦朝日出版社Amazon 朝日出版社第二編集部ブログの連載を楽しみに読んでいました。その連載の内容に、いくつかの書き下ろしなどが加えられたものが書です。 社会学者の岸政彦さんが、フィールドワークの中で聞き取ってきた人々の語りやエピソードのうち、理解も解釈もすり抜けてこぼれ落ちた、しかしそれでもなお印象的な、数々の「断片」があつめられています。 社会学者として、語りを分析することは、とても大切な仕事だ。しかし、書では、私がどうしても分析も解釈もできないことをできるだけ集めて、それを言葉にしていきたいと思う。 読後感を一言で表すのがとても難しいのですが、なんとも不思議な心地よさがあるです。その心地よさはどこから来るのでしょう。 社会学者のお仕事には及びもつかないレベルながら、私は私の日常において経験したことがらについて、自分なりの分析や解釈を日々行って生

    岸政彦「断片的なものの社会学」 - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 円城塔さんが米文学賞の特別賞受賞 日本人2人目 - MSN産経ニュース

    大阪市在住の芥川賞作家、円城塔(えんじょうとう)さん(41)の小説「Self-Reference ENGINE」が米国の文学賞「フィリップ・K・ディック賞」の次点に当たる特別賞に選ばれた。版元の早川書房が19日、発表した。日人の特別賞受賞は、2011年の故・伊藤計劃(けいかく)さんの「ハーモニー」に続き2人目。 フィリップ・K・ディック賞は、米国で出版されたSF作品が対象。「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」で知られる米国のSF作家、フィリップ・K・ディックの死去翌年の1983年に創設された。 「Self-」は平成19(2007)年刊行の円城さんのデビュー作。時間軸がバラバラになった世界を舞台に巨大知性体と呼ばれるコンピューターと人類との関係を描く連作集で、米国では昨年、英訳版が出版された。 円城さんは「日のSFが世界的に知られていないのは、単に翻訳されていないからだと強く感じます。

    円城塔さんが米文学賞の特別賞受賞 日本人2人目 - MSN産経ニュース
  • 「街の本屋」海文堂書店閉店に思う - 恵文社一乗寺店スタッフブログ

    2014-01-17 「街の屋」海文堂書店閉店に思う このたびご紹介するのは、神戸の編集会社くとうてんより発行される雑誌『ほんまに』第15号。一読して、悔しくもうらやましいという気持ちを味わいました。今回、特集と題されて「[街の屋]海文堂書店閉店に思う」。一書店への愛と惜別の念が盛りに盛られた一冊です。 内容は当店オンラインショップの商品ページをご覧いただくとして、まずはその、元利用者より寄せられたメッセージの熱量に圧倒されるようです。しかし、同業者の端くれとして考えさせられるのは元従業員の方々による寄稿。書店員と名乗るのもためらわれる駆け出しの自分にとって、そこにある一文一語のいちいちが示唆に満ちているように思えます。印象深い言葉は数あれど、すぐに思い浮かぶのが平野義昌さんの文にある「なくなる屋になにか価値があるとすれば、それはさびしがるひとよりも、困る客によってわかる」という一節

    「街の本屋」海文堂書店閉店に思う - 恵文社一乗寺店スタッフブログ
  • 想像力をいまふたたび―書評『福島第一原発観光地化計画』 - adhoc notes

    鮮烈な想像力のあらわれを感じる。 誌は二五年後の福島第一原子力発電所とその周辺のありうべき姿を提言する書物だ。また誌はその提言をとおして二五年後の日のありかたもまた問うている。 誌の提言の中心には「観光地化」という言葉がある。「観光」という言葉には軽薄なイメージがとりついている。しかし誌はその軽薄なイメージを更新しようと試みている。誌の編集長である東浩紀氏は誌の巻頭言で「観光地化」を「あらゆる人々の視線と関心を無条件に受け入れること」そして「絶対的な情報公開」であると定義している。東氏によればその「絶対的な情報公開」は事件の「風化」を防ぐために必要不可欠なことだ。 二〇一一年の東日大震災はまだ記憶に新しい。東日大震災に伴い発生した福島第一原子力発電所の事故はいまだ収束していない。そして収束の見込みもない。政治では福島第一原発事故の収束策がつねに議論の対象になっている。その

    想像力をいまふたたび―書評『福島第一原発観光地化計画』 - adhoc notes
  • Amazon.co.jp: なめらかな社会とその敵: PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論: 鈴木健: 本

    Amazon.co.jp: なめらかな社会とその敵: PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論: 鈴木健: 本
  • Amazon.co.jp: 踊ってはいけない国、日本 ---風営法問題と過剰規制される社会: 磯部涼 (著), 磯部涼 (編集): 本

    Amazon.co.jp: 踊ってはいけない国、日本 ---風営法問題と過剰規制される社会: 磯部涼 (著), 磯部涼 (編集): 本
  • 踊ってはいけない国、日本 :磯部 涼|河出書房新社

    受賞 朝日 単行 46 ● 240ページ ISBN:978-4-309-24601-7 ● Cコード:0036 発売日:2012.08.28 このの内容 目次・収録作品 風営法、違法ダウンロード刑罰化、レバ刺禁止……過剰規制されゆくこの国の未来を問う。対談:宮台真司×モーリー・ロバートソン。開沼博/坂口恭平/佐々木中/千葉雅也/津田大介ほか。 「無許可で客を踊らせ」た罪で摘発されるクラブ、 違法ダウンロード刑罰化、生活保護受給バッシング、 レバ刺し禁止、消えゆく歓楽街…… 誰が誰の首を絞めているのか—— 各界の識者が問いかける、緊急出版。 2000年代から2010年代にかけて、この国からはグレー・ゾーンが徐々に排除されてきた。 取り締まる側が恣意的に運用出来る法や条例が次々と作られていこうとしている。 非実在青少年問題、違法ダウンロードを刑罰化するという法制定、今回のクラブ摘発、あるい

    踊ってはいけない国、日本 :磯部 涼|河出書房新社
  • 自殺について、あるいは生の無価値と生きんとする意志の肯定と否定の話 - ひだまりソケットは壊れない

    自殺について 他四篇 (岩波文庫) ショウペンハウアー著、斎藤信治訳の 『自殺について 他四篇』 を読んだ。 ショウペンハウアーの著作を読むのはこれが初めてで、ショウペンハウアーの主著の内容を前提としている書を読み進めるのはやや困難であった。 書は 5 篇から成っており、それぞれ内容としては、次のようなことが述べられていたように思う。 我々の真実の質は死によって破壊せられえないものであるという教説によせて : 現存在であるところの我々の肉体や意識といったものは質的なる生きんとする意志の表象でしかなく、個体の死は破滅ではなく、知性の喪失によって非認識的な状態に遷移するに過ぎないということ。 現存在の虚無性に関する教説によせる補遺 : 現存在は現象として時間の流れの中に存在し、あらゆるものは次の瞬間には無に帰するため、現在というものだけが実在的なものであり、その現在を享楽すること、そし

    自殺について、あるいは生の無価値と生きんとする意志の肯定と否定の話 - ひだまりソケットは壊れない
  • 本が好き! Book ニュース

    Bookニュースをリニューアルしました! 新しいデザインでより読みやすくなったと自負しております。 http://www.honzuki.jp/news/ 今回のリニューアルに伴い、RSSのURLも変更になりました。 リーダーなどにご登録してくださっている場合は、 お手数ですが併せて設定の変更をお願いいたします。 http://www.honzuki.jp/news/?feed=rss 今後も、マニアックな情報を配信していきますので、 よろしくお引立てくださいますようお願いいたします。

  • 「失われた二〇世紀」書評 野蛮と悲劇の時代、知識人たちの航海|好書好日

    現代を代表する歴史学者である著者が、20世紀の知識人・ヨーロッパ現代史、帝国化したアメリカの諸問題をめぐって縦横無尽に書き綴る。上では知識人を取り上げる。【「TRC MA… 失われた二〇世紀(上・下) [著]トニー・ジャット ヴァルター・ベンヤミンは「プルーストのイメージについて」で「無意志的記憶」について語っているが、書はまさしく「追想を横糸に、忘却を縦糸としてなされる、自発的想起」による20世紀の物語である。 それにしても、どうして過去の世紀を想起する必要があるのか。わたしたちは20世紀から新しい世紀に乗り換える際に、野蛮と悲劇に満ちた「妄想の時代」から完全に抜け出したはずではないのか。ジャットの答えはノーだ。彼によれば、新しい世紀が「自由」という単純で眉唾(まゆつば)ものの妄想に取りつかれ、世界的規模で20世紀と同じような悲劇と苦しみ、憎悪と絶望をまき散らしているからである。 では

    「失われた二〇世紀」書評 野蛮と悲劇の時代、知識人たちの航海|好書好日
  • Amazon.co.jp: 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル: 東浩紀: 本

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