この項目では、樹脂について説明しています。 アメリカの野球選手については「セス・ロジン」をご覧ください。 中国の小説家については「魯迅」をご覧ください。 ロジン(英: rosin)は、マツ科の植物の樹液である松脂などのバルサム類を集めてテレピン精油を蒸留した後に残る残留物である。ロジン酸としてアビエチン酸、パラストリン酸、イソピマール酸などを主成分とする天然樹脂である。コロホニーあるいは、コロホニウムとも称する。 名称[編集] 英語では、コロホニー (colophony)、グリーク・ピッチ (Greek pitch) とも呼ばれる。ロジン関連品は、旧時海軍で甲板の防水、滑り止めによく使われたことから、ネーバル・ストアーズ (naval stores) と総称されることがある。中国語では「松香」(ソンシアン、sōngxiāng)と呼ばれる。日本語では単に松脂(まつやに)と呼ばれることもある。