このところ旧Twitterの「X」で、農家の方々が怒りの声を上げ始めた。「農業を舐めている」と、矛先が向けられたのは国政政党である参政党だ。 神谷宗幣代表の演説で「農薬によってがんが増えている」などの根拠や因果関係が不明な発言があった。この動画が拡散され、憤りを覚える人が次々に現れたのだ。 反発の声の中心にいるSITO.(シト)さん(Xネーム)に話を聞いた。 農薬を「がんになる」「土が死ぬ」と全否定「農薬や化学肥料を不健康になる、がんになる、土が死ぬ原因などとして全否定し、それらを使う慣行農家(法律で認められた農薬・肥料を基準の範囲内で使う一般的な方法で栽培を行う農家)を貶めておきながら、指摘されたら『貶めているわけではない、なるべく有機に近づけていくのが参政党の方針』などと演説していました。イジメをしていた子どもが注意されて言い訳をするのと変わりません」(以下、シトさん) 強い怒りを表明