天宮暁 @AkiraAmamiya 小説書いてます 講談社ラノベ文庫より『2年B組は全滅しました』シリーズ、オーバーラップノベルスより『NO FATIGUE ~24時間戦える男の転生譚~』発売中です。 小説家になろうでも連載しています。作品は以下のURLからどうぞ🌞 https://t.co/ff2zIfRb5u
[2019.2.8]二人称に関連した部分の改稿 [2016.4.30]「補足2 神の視点」追加 1.人称(視点)とは 小説は、語り手が誰かに向けて物を語る、という形式で成立している。これは本当は小説に限らず、文字で書かれたもの全般に該当する。文字とは人間が他者に何かを伝えるために使う道具であり、それを使って何か書いている以上は、それを書いた主は誰かに何かを伝えよう(語ろう)としているわけである。この場合の「誰か」は特定、不特定を問わないし、自分でも構わない。 日記や論文などの場合、伝えようとしている主はその文章を書いた本人なのだが、小説の場合は「語り手」という仮想の人物を用意して間接的に語らせる、という手段を用いる。仮に「語り手」が「作者」であったとしても、それは実際に文章を書いた書き手本人ではなく、「作者」というキャラクターを一枚かませた状態で語られるのが小説の特徴である。つまり小説を書
サイバーパンクニンジャ小説「ニンジャスレイヤー」の連載やDHTLSの活動を応援しよう! プランに対応…
youkoseki.com 第二次キュレーション戦争 キュレーションサイト問題により長年築いてきた情報の信頼性にケチのついたGoogleだったが、対策は早かった。年始に同社は前触れなく「ゴリラ・アップデート」を発表。構造化された・長文の・新しいウェブページを優遇するこれまでの方針を180度転換し、雑然とした・書き捨ての・古いウェブページを優遇することを宣言した。 その影響は甚大だった。いわゆるキュレーションサイト、まとめサービスはもちろん、ブログサービス、クチコミサイト、ニュースサイトなど、丁寧なSEOを心掛けてきたウェブページは一律に検索結果から姿を消した。AMPは一切人の目に触れなくなり、RSSやmetaタグによるセマンティックな情報は軒並ペナルティを受けた。 かわって浮上したのは、書いた本人も忘れているような個人ページ、プロパイダーさえ提供していることを忘れていたようなホームページサ
生まれてはじめて書く人のための、小学生向け小説執筆マニュアル(手順書) 読書猿Classic: between / beyond readers はオールインワンの総論だったので、各論をもう少し詳しく説明しろ、という話がありました。 今回は、小説だけでなくマンガでも映画でも共通するストーリーをつくることに焦点をあわせて、なるべくわかりやすく説明してみます。 ストーリーは最低3つのパートからできている 当たり前のことからはじめましょう。 世界最初の創作論(『詩学』)を書いたアリストテレスは、ストーリーは〈はじめ〉〈なか〉〈おわり〉の3つでできているといいました。 というのも、ストーリーは、 ・始まったら必ず終わらなくてはならない→〈はじめ〉から〈おわり〉へ ・しかしいくらか続かなくてはならない→ある程度の長さがある=〈なか〉が必要 からです。 ストーリーには変化(落差)が必要 ストーリーには
夜中に部屋の中でゴソゴソと物音がするので、寝たふりをしながらそっと目を開けると、ベッドの脇でキノコの群れが踊っていた。 私は珍しいこともあるのだなと思いながらその光景を眺めていた。 豆電球の僅かな明かりの下でシイタケやシメジが楽しそうにクルクルと回り、輪の中心ではマイタケが優雅に舞っていた。 5分ほど経った時、私はキノコ達の踊る輪の上に、1つの箱のようなものが浮かんでいることに気づいた。 キノコ達もやがてその箱の存在に気づいたのか、踊りを止めて箱の方を眺めだしていた。 私はキノコ達が踊りによって何かを召喚でもしたのかと思ったが、箱の出現はキノコ達にとっても未知の出来事らしく、隣のキノコとヒソヒソと会話をしたり、心配そうに顔を見合わせていた。 箱は徐々に高度を下げていき、やがてキノコ達の輪の中に着地すると、フタがぱかっと開き、中からキノコの王様、マツタケが現れた。その瞬間、キノコ達の間に電流
前回の記事 生まれてはじめて書く人のための、小学生向け小説執筆マニュアル(手順書) 読書猿Classic: between / beyond readers について、物語の作り方はわかった気がするけど、それをいざ小説にしようとすると言葉が出てこない、なんとかしろ、という意見がありました。 実は、小説の文章についても少し書いていたのですが、あまりにも小学生向けでなかったので省きました。参考になる人がいるかもしれないので出してみます。 1 小説の文章は何からできているか? 小説は、文章を通して物語を伝えるものです。 小説の文章は、大きく3つに分けられます。 《場面》、《説明》、《描写》です。 (1)説明とは 《説明》は、物語を大づかみに述べる文章です。細かいところを省略して伝えるので《要約》と呼ばれることもあります。 大づかみなので、少しの文章で、長い時間の物語を伝えることができます。 わず
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