ボンカレーの歴史 1968年に誕生した世界初の市販用レトルトカレー。 歴代のパッケージとともに、その進化の歴史をたどります。 ボンカレーの歴史一覧 ボンカレーの歴史一覧 1964ボンカレーの開発秘話 大塚食品の始まり 1964(昭和39)年、関西でカレー粉や即席固形カレーを製造販売していた会社を、大塚グループが引き継いだのが大塚食品の始まりです。当時、カレーといえば洋食の代表で、ごちそうメニュー。カレー粉や缶詰での販売が主流でしたが、メーカー間の競争が激しく、「他社と同じものを作っても勝ち目はない」「何か違ったものを作りたい」と考えていました。 米国のパッケージ専門誌をキッカケに そんな時ふと目に留まったのが、米国のパッケージ専門誌「モダン・パッケージ」に掲載された「US Army Natick Lab」の記事でした。缶詰に代わる軍用の携帯食としてソーセージを真空パックにしたものが紹介され