タグ

ブックマーク / mechaag.tumblr.com (16)

  • 「Pro」は素人向け

    なんかネットを見てたら、世の中の商品で「○○ Pro」と付くのは、素人向けの製品で、当のプロが使う商品の名前にそんなの恥ずかしくて付けないという発言があった。なるほどね、思わず納得してしまった。 ~Proというのは「プロ向けの高級品ですよ」と素人に売り込むためのネーミング。Unixのコマンドとかシンプルなものが多いし。というか元がなんなのかわからないコマンド名も多い。 有名なのは「biff」ですな。飼い犬の名前らしい。全然コマンドの機能と関係ないじゃん!!!w biff - Wikipedia biffはBSDから発祥し、バークレーの開発者によって知られていた犬にちなんで名付けられた。 あと作者の名前の頭文字とか。 AWK - Wikipedia 名称の AWK は、開発者であるアルフレッド・エイホ、ピーター・ワインバーガー、ブライアン・カーニハンの3人の苗字の頭文字を取って付けられたも

    「Pro」は素人向け
  • 「考える」とはなにか?

    某プロブロガーが「仕事は与えられるものではなく自分で作り出すものだ」とご高説を垂れていた。まあそれはその通りなのだが、作り出すとは具体的にどういうことか? 単純化すればルーチンワークではないということだろう。ではルーチンワークとは何か?機械的に処理できる作業。たとえば算数の計算問題とかはルーチンワークだろう。 文章問題でも単純なものはルーチンワークといえる。「○○を求めなさい」という場合、○○をxと置いて方程式を立てれば解ける問題。方程式を立ててしまえば機械的作業で解ける。というか解けない問題はテストに出ない(笑)。 しかし中にはひねった問題がある。「○○を求めよ」の○○をそのままxにしても解けない問題。 数学の文章問題において何を未知数とするか- 数学 | 教えて!goo 数学の文章問題が非常に苦手で、文章を読んでも何を未知数とおけばいいのか分かりません。例えば以下のような問題があったと

    「考える」とはなにか?
  • 濡れ縁

    ※初出2014-03-20 東京もまだ時代に取り残されたような古い家がところどころに残っている。木造平屋で縁側がある。むかしは一般家庭の家で2階建ての家って珍しかったんだよな。いまは1階を駐車場にした3階建まで増えてきた。駐車場のスペースが確保できないための涙ぐましい工夫ですな。 田舎とかだとむかしは平屋が多くて、2階建ての家は貧乏人の家だと言われたらしい。つまり土地を確保できないので2階建てにしている、と。子供の頃俺は2階建ての家=カッコイイという感覚だったので、ちょっとカルチャーショックを受けた(当時そんな言葉知らなかったけど)。 で、その木造平屋の家の縁側というのは、家の外側に板が張り出してるだけの構造。長年雨ざらしなのでボロボロ。でもむかしの日家屋ってそんな感じだったような。子供の頃の祖母の家の縁側がそんな感じだった。部分的に木が割れて逆だってて、子供の俺が走り回ると、足に刺さっ

    濡れ縁
  • 手錠とストロー

    ※初出2011-07-21 ちょっと前にtwitterで堀江のツイートから拘置所のストローが話題になっていた。曰く東京拘置所では紙パックの牛乳にストローは付かず、箸でつついて穴を開け、中身を吸い出すという奇妙な事になっているらしい。 俺は最初それを聞いて、ストローを丸めて飲み込んで自殺を図る人がいるのかな?と思ったが、そうではなくストローで手錠を開けた器用な人間がかつていたからだという。 よくドラマとかで手錠を苦労して外すシーンがあり、手錠というのはそう簡単には外れないものだと思っていたが、案外構造はシンプルなものらしい。 www.biwa.ne.jp/~nkz8240/details-illustration.html 言われてみると鍵の形もシンプルだし、要は鍵穴に何かを突っ込んで、ストッパーを持ち上げればいいようだ。鍵をなくすことを考えると、同じ鍵で全部開けられるようにしておかないと不

    手錠とストロー
  • ニセ霊能者

    ※初出2012-02-14 以前芸能人のマインドコントロールが世間で話題になってる頃、テレビから「ニセ霊能者が~」という声が聞こえてきて、思わずラーメンを吹き出しそうになった。ラーメン屋でラーメンってる時だったので。 もちろん偽物と物を区別することは大事。ニセ警官は当は警官じゃないのに警官を自称する人。物の警官にとってはえらい迷惑な話だろう。同じくニセ霊能者も当は霊能者じゃないのに、霊能者を自称する人。物の霊能者はえらい迷惑をしているはず。ほんとかわいそう。 きっと事件報道で「霊能者が~」とか報道されてるのを見て、物の霊能者から「あれはニセの霊能者がやったこと」「ちゃんとした霊能者と一緒にされては迷惑千万」とクレームが来たに違いない。 ふと思ったのだが「ニセ○○」ってどこまでありえるのだろうか。たとえば「ニセ詐欺師」とかありえるのだろうか。当は詐欺師ではないのに詐欺師を語

    ニセ霊能者
  • ネット投票の問題点がわかってない人が多い

    ※初出2014-02-09 どうも投票をネット越しにした場合の問題点がわかってない人が多いように見える。人確認を厳格化すればいいとか言ってるけど、そういう問題じゃない。 人確認を厳格化すればいいなら、別にたいした問題じゃない。いくらでも方法はあるだろう。人確認というのは、何らかの方法で別人が人の代わりに投票してしまうのを防ぐこと。 もし誰かが俺のアカウントを盗んで俺の代わりに投票してしまったら、俺は自分の権利が侵害されたわけだから、激怒して警察に駆け込むだろう。 当の問題はそういう点ではなく、人が脅迫や金銭によって、特定の候補への投票を強いられるのを、防ぐ方法がないこと。たとえば俺が誰かから100万円やるから候補者Aに投票しろと言われたとする。俺はちゃっかり100万円受け取って、実際には候補者Bに投票してしまう。 投票所で俺が誰に投票したかはわからないから、これが可能だ。逆に言

    ネット投票の問題点がわかってない人が多い
  • 西武新宿ブックセンターの思い出

    西武新宿駅の駅ビルの上の方にあった書店って、いまどうなってるのだろう?とふと思った。なんかわりとマニアックなを置いてあって、便利だったんだよね。新宿というと紀伊国屋が一番の大型書店だけど、それでも「変な」は、こっちの方がそろっていた。んでせっせと学生時代立ち読みしてたw。フリークスの写真集とかみたのもこの書店だったような。 名前も思い出せないがどうやら「西武新宿ブックセンター」という平凡な名前のようだ。どおりで印象が薄かったわけだ。2005年ぐらいに閉店しているのかな。 【西武新宿ブックセンター】の移転先はどこでしょう?11/20(日)久… - Yahoo!知恵袋無印良品」になったらしい。 むかしは書店は文化だった。単純に大型書店にいけばどのも手に入るというわけではなかったから、いくつかお気に入りの書店を巡回してたんだよな。まあ注文して取り寄せてもらえば、どこでも基的に果てに入

    西武新宿ブックセンターの思い出
  • 「Gメン75」

  • ファンロード休刊

    ※初出2009-03-17 ファンロードが休刊するらしい。俺は昔からアニメ雑誌はほとんど読んだことがないのだが、ファンロードだけは非常に限られた時期だけ毎月のように読んでいた。アニメ誌というよりも独特のサブカルチャー的な雰囲気に惹かれたのだろう。 御巣鷹山の日航機墜落事故で、ファンロードに投稿していた常連の人が亡くなってしまった事を聞き、少なからずショックだった。墜落事故が1985年で、ちょうどその前後の1~2年間だけ読んでいたような気がする。ファンロードの創刊は1980年らしい。 ファンロードの読者は自分たちをローディストと呼び、どことなく読者であることを隠す風潮があった。これって2chのユーザーが自分たちを2ちゃんねらーと呼び、しかし自分が2ちゃんねらーであることは隠す風潮があった初期の2chの雰囲気に似ている気がする。 ファンロードにはページの両脇にある「柱(はしら)」と呼ばれる読者

    ファンロード休刊
  • MechaAG — なぜアイディアプロセッサはアイディアを生み出さないか

  • Windows10のフォントが汚い

    Windows 10のシステムフォントを変更する方法 Windows10にアップデートしてみたのだが、「なんか文字が汚いな」と。最近4Kの方をメインに使ってるので気のせいかなと思ってたのだが、どう考えても汚い。んでググると、上記のように結構有名らしい。 どうも「遊ゴシック」というフォントに原因があるらしい。このフォント、字体そのものは美しいのだが、パソコンのモニタの解像度だとジャギーが目立つ。そもそも現在のパソコンのモニタはLCDのドットが横方向にRGBに並んでいるのを利用して、見かけ上解像度を上げてるんだよね。ClearType技術。でもこの方法だと縦方向の解像度は上がらない。 ClearType - Wikipedia んでメイリオはそれを考慮しててなるべくカナの縦方向の斜め線を避けているのだが、結果として字体そのものはあまり美しくない。でもパソコンのモニタに表示するには適している。

    Windows10のフォントが汚い
  • 5俵かつぎの謎

    昔の女性は力持ち 「女丁持の5俵かつぎ」 : 2のまとめR 米俵5俵をかついでいる女性の写真。これって当なのだろうか。1俵は60kgだから、5俵だと300kg。重量挙げの世界記録が400kg台だから、不可能ではないのかもしれないが…。 ここで気になるのは1俵の重量。現代では60kgだが、そもそも俵は重さではなく体積の単位。さらに体積も時代や地域によって変化している。単位の変化は邪馬台国問題とかでも「1里は何キロメートルか?」が問題になったりする。平安時代頃の1俵は30kgぐらいだったらしい。30kgなら5俵で150kg。 シェルパなど人間がかついで運ぶ荷物を歩荷というが、だいたい100kgぐらいのようだ。それを考えると1俵30kgとすれば5俵で150kg、力自慢の人間ならありえない話ではないように思う。かついで歩くことができるかはともかく。 ただ1俵の重さは明治に統一されていて、上記の写

    5俵かつぎの謎
  • デザイナーがデザインする"もの"

    ※初出2007-10-03 そんなわけで、リニューアルされたmixiのデザインが見づらいという愚痴です。 ちなみに僕はここでは過激な言動をしていますが、 mixiでは当たり障りのないカキコで、 ほのぼの系のいい人を演じてたりします。 僕は普段はユーザインターフェイスからは遠いシステムの深いところをホームグランドにしてるんですが、 以前珍しくデザイナーさんと仕事をする機会がありました。 その時僕が感じたのは、デザイナーさんて画面のデザインを静的にしか見ていない人が多いなってことなんです。 全部が全部そうだとは言いませんけど。。 そういうのは映画の一つのシーンを前後のシーンと切り離してデザインするようなもので、 ナンセンスだと思っちゃいます。 一つ一つのシーンは次のシーンへの流れの一部としてとらえるべきで、 観客がそのシーンに何を期待しているかって視点が必要かと、、 ユーザインターフェイスもそ

    デザイナーがデザインする"もの"
  • 「春望」辞書盗用事件

    ※初出2007-11-01 ネットを検索しても今ひとつ的確な情報がヒットしないので、自分の記憶をたどって情報を残してみる。 PC-8801全盛時代ワープロソフトの勇にJET-8801A(キャリーラボ)があった。当時の基準としては実用に耐える格的なワープロソフトの代表だった。キャリーラボは、まあ当時のソフトハウスは皆そうだったけれど、月刊I/O誌などでソフトを発表していたソフトハウス。ゲームからシステム的なソフトまで割と腰を入れて開発していた会社だったと思う。 その牙城に同じくI/O誌などでゲームを発表していたdbソフト(デービーソフト)が春望というワープロをひっさげて切り込んできた。後発ながら春望の完成度は高くJET-8801Aと人気を二分するようになった。 そんなとき「春望の辞書はJET-8801Aをパクっている」という噂があちこちのマイコンクラブに流れた。当時比較的アングラな情報も

    「春望」辞書盗用事件
  • カイロプラクティックと脳卒中(「代替医療のトリック」)

    一番深刻な事態を引き起こすのは頸椎(けいつい)へのマニピュレーションだという。人間の首の部分には2の頸椎動脈が通っており、椎骨(ついこつ)の穴を通ったのちに急カーブして脳に達している。 代替医療のトリック p.227 この部分は非常に無防備で、カイロプラクティックで行われる「首を引っ張りながら曲げる」というマニピュレーションにより、椎骨解離(ついこつかいり)が起こる。すなわち動脈の血管壁が剥がれ、そこにできた血の塊がやがて血流にのって脳に到達する。 椎骨解離が起きてから脳の血流が滞るまでには時間がかかるので、カイロプラクティックと脳卒中の因果関係はなかなか気づかれなかったが、近年頸椎へのマニピュレーションによって確かに頸椎損傷が起きることが実例によって示されたという。 2001年にカナダで発表された研究結果によると、45歳未満の若い患者で、それまでに動脈破裂を起こしたことのあるものは、1

    カイロプラクティックと脳卒中(「代替医療のトリック」)
  • 1980年代が日本のコンピュータ産業の分かれ目だったのかもしれない

    ※初出2009-07-05 1982年にソフマップが高田馬場でパソコンのソフトウェアレンタルを始めた。その後数多くのソフトレンタルショップが都内を中心に乱立することになる。ターミナル駅周辺には必ず数件あった。 当時ソフトウェアが著作権法の保護対象になるかは明文化されておらず、ソフトメーカー側とレンタルショップ側が互いに自分の側に理があるというアピール合戦を繰り広げていた。ソフトウェアレンタルに対抗するために現在の社団法人コンピュータソフトウェア協会の前身である日パソコンソフトウェア協会が設立されたのもこの頃だ。 その後ソフトメーカーの運動が実って1985年に著作権法が改正され、コンピュータ用のソフトウェアも著作権の保護対象であることが明記された。そこに至る経緯も紆余曲折があった。当時の通産省には著作権ではなく新たにプログラム権法を制定し、それによってソフトウェアを保護しようという動きがあ

    1980年代が日本のコンピュータ産業の分かれ目だったのかもしれない
  • 1