[東京 27日 ロイター] - 東芝6502.Tは27日、米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)社の業績の詳細について説明会を開き、2014年度―2029年度の15年間で、原発の新規建設64基の受注を目指す計画を公表した。 11月27日、東芝は、米WHで原発64基の受注を目指す計画を公表した。写真は都内で記者会見に臨むダニエル・ロデリックWH社長(左)ら。27日撮影(2015年 ロイター/Thomas Peter) 東芝の連結決算に計上されている3400億円規模のWHの「のれん代」の評価は「適正」とあらためて強調。ただ、記者会見した室町正志社長は、今後、減損で株主資本がき損するリスクに言及し、半導体の分社化・IPO(株式公開)を検討していることも明らかにした。 会見には室町社長のほか、志賀重範副社長、ダニエル・ロデリックWH社長らが同席した。今回、同社は会見でWHの業績の詳細を初めて公表