(Thossaphol/iStock/Getty Images Plus) 昨今は、ホワイトカラーのブラック労働も問題となっているが、肉体労働の現場でブラックな労務管理が行われると、事故や命の危険も伴いかねない。 GPSを使って残業時間の証拠を自動で記録できるスマホアプリ『残業証拠レコーダー』を開発した日本リーガルネットワーク社には、そんな身の危険が及ぶブラック工場のエピソードが寄せられた。 こちらは、同社が主催した「第1回ブラック企業エピソード大賞」で第3位に選ばれた凄まじい体験談だ。 ■マスクなし溶接で顔が焼けただれAtusiさんが新卒入社した会社は、給与面が約束と違うだけでなく、労務環境の安全性にも大きな問題があったという。 「当初月収16万ということだったが、実際に支払われていた給料は9.8万円で、引かれた理由を一切教えて貰えなかったです。新人は休憩時間が一切なく、休憩時間中に椅子