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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/mame-tanuki (3)

  • 【今週のお題】「2010夏の課題図書」〜猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を追加〜 - そっと××

    先日書いた、【今週のお題】「2010夏の課題図書」に一冊追加します。先の記事では1914年と1945年の8月を取り扱ったをチョイスしました。 【今週のお題】「2010夏の課題図書」〜タイトルに「8月」を含む2冊〜 - そっと×× 今回追加するは、1941年8月の「敗戦」を描いた一冊。 ■猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)〜なぜ昭和20年(1945年)ではなく、昭和16年(1941年)なのか〜 このは、1983年に『昭和16年夏の敗戦―総力戦研究所“模擬内閣”の日米戦必敗の予測』として刊行。文春文庫で文庫化もされますが絶版。後に小学館の『日の近代 猪瀬直樹著作集』に収録されますが、文庫は今年6月に中公文庫からようやく復刊しました。 inosenaoki 『昭和16年夏の敗戦』が中公文庫で復刊。日の朝日新聞広告あり。勝間和代さんとの対談を付録(解説)につけた。1983年、僕

    【今週のお題】「2010夏の課題図書」〜猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を追加〜 - そっと××
    shibusashi
    shibusashi 2010/10/23
    『組織が現場から最新の情報をいかに汲み取るか、都合が悪い情報をどう受止めるかという問題は、古今東西あらゆる組織に共通して存在する課題ではないでしょうか。』
  • インパール情報戦2〜英国情報部をも泣かせた日本の戦略決定のあり方〜 - そっと××

    先の記事では、インパール作戦の決定において日のトップが情報を軽視していたことを示すエピソードを紹介しました。 インパール情報戦〜その時、日米首脳を決断させたもの〜 - そっと×× 下から上がってくる情報に耳を貸さないトップの存在は、味方泣かせです。しかし皮肉なことに、それは同時に敵の情報機関泣かせでもありました。 と言うのは、そのような相手には欺瞞工作が役に立たないからです。すなわち、敵の情報機関が欺瞞工作として一生懸命にニセの情報を流します。そして、この謀略に見事に釣られた相手の諜報機関が「貴重な情報」として「ニセ情報」を上層部に報告したとします。ところが、トップがもともと現場から上がってくる情報に見向きもしない場合、「ニセ情報」は戦略決定には全く影響を与えることができないからです。 実際、太平洋戦争で東南アジア方面で対日情報戦を行っていた英国情報機関の報告に、情報を軽視する日戦争

    インパール情報戦2〜英国情報部をも泣かせた日本の戦略決定のあり方〜 - そっと××
    shibusashi
    shibusashi 2010/10/23
    『日本軍のインテリジェンスはインドにおける連合軍の兵力を過大評価し、また作戦決行能力に危険信号を送りながらも、日本軍の作戦本部は補給線などを軽視して"無謀"といわれる「インパール作戦」を決行』
  • インパール情報戦〜その時、日米首脳を決断させたもの〜 - そっと××

    先日の記事で、太平洋戦争直前の1941年夏に軍民共同の若手エリート研究会が提出した対米戦争必敗予測の報告を東條英機陸相(当時)が黙殺したエピソードを描いた猪瀬直樹氏の『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を取り上げました。 【今週のお題】「2010夏の課題図書」〜猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を追加〜 - そっと×× この記事を書きながら思い出したのが、1944年3月にビルマ戦線で開始されたインパール作戦に関する日米両首脳の極めて対照的な決断の姿です。日の首相・東條英機は風呂場の浴槽で記憶を整理しながら、米国大統領・ルーズベルトは地図室で敵味方の部隊配置状況を確認しながら、それぞれ戦局に影響を与える決断をしました。 ■東條英機、決断の時〜1943年12月31日、風呂場の浴槽にて〜 今日では無謀な計画の代名詞にもなっているインパール作戦こと「ウ号作戦」を大営が承認したのは1944

    インパール情報戦〜その時、日米首脳を決断させたもの〜 - そっと××
    shibusashi
    shibusashi 2010/10/23
    『せっかくリストアップされた検討課題について東條英機自身は詳細に確認しているように見えないこと』それにしてもこの作戦を検討していた人達はどのような情報のもと,どのような議論をしていたんだろね
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