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思想に関するshibusashiのブックマーク (23)

  • 2018-02-11 - frrootsのtwitter補完メモ

    はじめに 先日、広辞苑の「フェミニズム」の項目が新しくなったというニュースがありました。以前は「女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、男性支配的な文明と社会を批判し組み替えようとする思想・運動。女性解放思想。女権拡張論」という説明だったのが、最新の第7版では「女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、性差別からの解放と両性の平等とを目指す思想・運動。女性解放思想。女権拡張論。」という説明になったそうです。「男性支配的な文明と社会を批判し組み替えようとする」が「性差別からの解放と両性の平等とを目指す」に変わっています。「平等」という文言が入ったのは、明日少女隊というグループの活動の成果であり、敬意を表したいと思います。 けれど個人的には、「平等」という言葉が入ることでフェミニズムのイメージが変わるかというと、必ずしもそんなことないのではないかという気もしていま

    2018-02-11 - frrootsのtwitter補完メモ
    shibusashi
    shibusashi 2018/02/12
    『平等か差異か」という問いの前提自体を批判していく』その差異が後天的差異かどうか突き詰めて考える、ってことかな。それとも先天的差異からだとしても『「平等」についての考え方に歪みがある』と考えるのかな?
  • リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は、久々に曇って夕方には冷たい雨になりました。 さて、今回も以前紹介した記事の要約です。ちょっと長いのですが、その内容はかなり考えさせてくれるものです。 なぜアメリカではトランプが選出され、欧州では反EUの機運がここまで高まってきているのか、その原因をリベラル派の無理な考え方にあると分析した記事です。 === リベラリズムの終わり? by ダミール・マルージック 2017年11月1日 「べつに私はトランプ支持者というわけではないんですよ。ただ、あなたが擁護しようとしている土台そのものすべてを、あなた自身がぶち壊しにしているんですよ」 このようなこじれた感情のおかげで、私は過去10ヶ月間において私よりもはるかに執拗にトランプ大統領に反対している人々と、無数の議論を行うはめになった。 私はワシントンDCに住んでいる。この地域に住む人々は、先の大統領選で90.9%という圧倒的な割合

    リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ
    shibusashi
    shibusashi 2018/01/09
    『性悪説とはいかないまでも、そもそも「あらゆる人間(の集団)は不完全である」という前提でものごとを考えることは、人間が人間でいる限り、未来永劫、必須のことでしょう』
  • いちいち頭で冷静に考えて行動する人は、なぜすぐに淘汰されるのか(管賀 江留郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

    世界と人間の謎はすべて<道徳感情>で解き明すことができる? 若者増加やイスラム国誕生の意味に迫った「若者が爆発的に増えると、なぜ国や社会は「甚大な危機」に陥るのか」の次は、アダム・スミス『道徳感情論』の語られざる質について。『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』著者による渾身の論考です。 共感だけでは万事うまくいかない リーマンショック以降の世界的な景気後退や金融危機、格差の拡大から、資主義の行き詰まりがやたらと叫ばれるようになりました。それと同時に、なぜだかアダム・スミスが再注目を浴びるようになっています。 アダム・スミスというと、<見えざる手>なんてキャッチ−な言葉が出てくる『国富論』の著者として、市場原理主義の教祖のようなあつかいでした。ですから、資主義が駄目になったのなら、その時点でお払い箱になるはず。逆に持上げられるようになるとは、これはまことにおかしな話です。 ところが、『国

    いちいち頭で冷静に考えて行動する人は、なぜすぐに淘汰されるのか(管賀 江留郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
    shibusashi
    shibusashi 2017/10/14
    『常に自分は間違っているかもしれないことを自覚し、できるだけ多くの情報を集めて、絶えず修正を加えていくことが重要』アダム・スミスの『道徳感情論』とエドマンド・バークの保守主義
  • 大田俊寛「オウム真理教の精神史」:オウムの「なぜ」を描き出した一冊で、学問としての社会的責務を宗教学者が真摯に考えた立派な本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義 作者: 大田俊寛出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2011/03メディア: 単行購入: 61人 クリック: 1,271回この商品を含むブログ (25件) を見る 先日、オウム関係者の死刑判決で、遺族は「なぜ」がわからず不満顔だったという報道について、ぼくはなぜなどと問うべきではない、どうせ答えなんか出ないんだから、という話を書いた。が、書はその「なぜ」をまがりなりにも分析して一応の答を出したであり、またオウム事件に対してこれまでまともな対応を見せてこなかった宗教学の学者が、そうした現状を真摯に反省して宗教学的な取り組みからオウムを切ってみせた点でもきわめてえらい。 読んでいて、まさに上で出てきたリアリー『神経政治学』(そしてぼくのあとがき!)が引用されていてびっくりしたんだが、オウムがどんな宗教・思想的な系譜につながるのかを明

    大田俊寛「オウム真理教の精神史」:オウムの「なぜ」を描き出した一冊で、学問としての社会的責務を宗教学者が真摯に考えた立派な本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • Ayn Rand 『Atlas Shrugged』 (肩をすくめるアトラス) CUT 2000/05 Book Review 

    肩をすくめるアトラス。 (『CUT』2000 年 05 月) エイン・ランド。アイン・ランドと読む人にも会ったことがあって、どっちが正しいのかぼくは知らないのだけれど。(注:「アイン・ランド」が正しい。失礼)アメリカ人のインテリ層の 1/3 くらいは、人生のどこかでこのおばちゃんと何らかの対決を迫られる。有名どころだと、いまのアメリカの連邦準備銀行親玉のアラン・グリーンスパンは、ランド信奉者(でもないけれど非常に好意的な人)として有名だな。(注:その後調べてみると、なんか彼女のセミナーに夫婦そろって出入りしたりしていて、人ともかなりつきあいがあったとか)そしてそのランドおばちゃんの、全身全霊をこめた大思想小説が、Atlas Shruggedというこのすさまじい小説だ。 (注:その後、このAtlas Shruggedの翻訳が決まったそうで、とりあえずはめでたい。だがその翻訳者から 2001

    shibusashi
    shibusashi 2017/05/04
    アイン・ランドについて
  • alt-right(オルタナ右翼)とはようするに何なのか | 八田真行(駿河台大学経済経営学部専任講師、GLOCOM客員研究員) | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <米大統領選の中で、alt-right(オルタナ右翼)と呼ばれるもう一つの右翼・保守思想が注目を集めている。その思想は、既存の保守主義とどのように違うのか、どのように生まれたのか考える...> 現行の右翼・保守思想に対するオルタナティヴ alt-right(オルタナ右翼)について日語で読めるまとまった紹介がまだ無いようなので、私なりに書いてみることにした。政治学は専門ではないし、そもそも私の関心はalt-right全般ではなく前に取り上げた新反動主義だけなのだが、一応様々な文献を読んだり(ここしばらくアメリカのメディアはalt-right関係の記事を量産している)、alt-rightな人々が集う掲示板やチャット、Twitterのハッシュタグを覗いたりはしてみた。といっても、あくまで個人的な解釈と考えてもらいたい。 【参考記事】アメリカの「ネトウヨ」と「新反動主義」 まず、「alt-」ri

    alt-right(オルタナ右翼)とはようするに何なのか | 八田真行(駿河台大学経済経営学部専任講師、GLOCOM客員研究員) | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • 反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    はじめに 反知性主義をめぐるを3冊読んだので、その話をちょっと書こう。なぜそんなものを読もうと思ったかというと、『現代思想』の「反知性主義特集」に対するアマゾンのレビューがぼくのツイッターでちょっと話題になっていたからだ。 「彼らは反知性主義だ」と規定する知性は知性主義的なのか? ぼくはこの特集を読んでいないし、読むつもりもない。が、このレビューの主張はよくわかると同時に、この特集のスタンスについて疑問が湧いてきた。 というのも、このレビューを信じるなら、この特集での「反知性主義」というのは、「自分とちがう考え」のことらしく(たとえば原発推進とか安部政権評価とか)、そしてそれを「反知性主義」と呼ぶのは、要するに「バーカ」というのをご立派に言い換えているだけらしいからだ。 さて、まずぼくはこの手の言い換えが嫌いだ。ぼくはしばしば、バカをバカとはっきり言うので、性格が悪いとか下品とか言われる

    反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)

    経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中(世界)はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計(デザイン)していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から「いまをいかに生きるか」を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊『幸福の「資」論 あたなの未来を決める「3つの資」と「8つの人生パターン」』好評発売中! 「幸福な人生」を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!(1,650円 税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【DIAMOND PREMIU

    世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)
  • 自由主義者の「イスラーム国」論~あるいは中田考「先輩」について - 中東・イスラーム学の風姿花伝

    匿名でコメントをする非礼を、どうかお許しください。 中田氏は、「イスラム国」を自称する組織が使っている旗の前で、銃を持っている写真が、インターネットで回覧されております。 http://blog.livedoor.jp/eleking0620-urausagijima/archives/14485144.html わたしは学がないので、「イスラム法学者」という人が何をするのかを、正確には知りません。しかし、「法学者」が、このような行動を取るということは、どうなのでしょうか。私は先生のブログの一読者に過ぎませんが、お時間がおありのときのブログ投稿で、池内先生のお考えをお伺いする機会をいただければ幸甚です。 先生のブログからは、いつも大変多くを学ばせていただいております。知識の流布を、ありがとうございます。知識を得ることを妨げないことが、社会のために、若い世代のために、必要なことだと信じており

    自由主義者の「イスラーム国」論~あるいは中田考「先輩」について - 中東・イスラーム学の風姿花伝
  • 「働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち」トム・ルッツ 著 | Kousyoublog

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

    shibusashi
    shibusashi 2013/12/29
    『スラッカー文化の祖にあたるサミュエル・ジョンソンの言葉を引用しておこう。『怠け者ならば、孤独にはなるな。もし孤独ならば、怠け者にはなるな。』』おや、この考えはやはり普遍的だったんだなぁ
  • ああ、これは労作 - finalventの日記

    ⇒「暴力装置」の起源と系譜 - 名無しさんの弁明 おつかれ様でした。 異論はないですよ。実は、ヴェーバーは「暴力の独占」は述べたけど、「暴力装置」という用語はこの文脈では使っていなかった。だから、「暴力装置」は厳密にはヴェーバーに由来する用語ではないです。 ただ、社会学の慣例としてヴェーバーの「暴力の独占」が「暴力装置」と理解されてきたので、では、そういうことで整合的に説明しましょうかということでした。 そして整合的に説明するとたぶん私の解になると思う。少なからぬ人が罵声を投げかけてきたけど、理詰めで考えてごらん、そうなるから。 とはいえ。 「暴力の独占」を前提に「暴力装置」をきちんと理解すると、暴力装置とは国家である、ただそれだけ、という帰結しかない、ということ。 ただどこかに、ヴェーバーの「暴力の独占」と、流布されている「暴力装置」を繋ぐリンクがあるはずで、調べていたけど、よくわからな

    ああ、これは労作 - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2010/11/22
    『社会学の慣例としてヴェーバーの「暴力の独占」が「暴力装置」と理解されてきたので、』『「暴力の独占」を前提に「暴力装置」をきちんと理解すると、暴力装置とは国家である、ただそれだけ』
  • なぜ我々の論敵はバカばかりなのか。 - 小学校笑いぐさ日記

    アメリカ合衆国第34代大統領、ドワイト・D・アイゼンハワーは、 「アメリカ人の半数は平均以下の知能しか持たない」 という事実を聞かされ、驚きと警戒の念を表明した。 そのうち書こうかと思っていた記事を書かないことに決定。 その記事は以下のような内容になる予定でした。 書かないことにした記事:「なぜネット世論は右方向へ偏るのか」 ネット上……特に2ch等では、愛国的で排外的、かつ、障害者福祉の拡充や男女共同参画社会の実現などにも否定的で、非常に保守的な言論*1が溢れています。 ……私がこれを書いてる「はてな」ユーザーは割とそうでもないようですが。 (はてな内の保守層からは“はてサ”……「はてなサヨク」と罵られます) しかし、選挙結果等を見ると、これらの言説は、必ずしも日国民一般を代表してはいないようです。 要するに、ネット世論は明らかに右に偏っている。 これはなぜか。 ネット世論が偏っている

    なぜ我々の論敵はバカばかりなのか。 - 小学校笑いぐさ日記
    shibusashi
    shibusashi 2009/08/22
    いや、全部読んでないですけど、最後の図がおもろかったです。
  • toroneiさん、それは本当に違うんだよ - finalventの日記

    はてなブックマーク - 毎日社説 社説:小沢民主代表 やはり世論は厳しかった - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記 toronei 社会, 政治, news, media もう自分は小沢に期待していない、といいながら、ここまで擁護しているのも凄い。 2009/03/10 toroneiさん、それは当に違うんだよ。 小沢を擁護しているんじゃなくて、検察権力が恣意的に正義のツラをして市民社会に介入してくるのを市民はいわば性として批判しないといけないということ。それは市民の義務にも近いものなんですよ。 今回は、それがたまたま小沢だったし、小沢は、私がそう望むという意味ではないし、実際には不可能なんだけど、世論調査からみる動向では一国の総理になりうる人だった。それを検察権力が市民の手の届かないところで打ち落としてしまったということなんですよ。実際に総理ではないし、まあ、昭和

    toroneiさん、それは本当に違うんだよ - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2009/03/25
    『民主主義というのは市民が失敗したら市民が尻ぬぐいをする。愚かさのすっぱい果実をみんなで囓るのです』『いかなる権力もそれを市民が「ちょっと待ってね」と制止する回路を組み込まなくてはならない』
  • 「正論原理主義」なる言葉について - 遠方からの手紙(別館)

    原理主義という言葉は、もともと自己の宗教の経典や宗教的禁忌を絶対視する思想を指す fundamentalism の訳語にすぎないのであって、なにも「イスラム原理主義」に限られるわけではないし、それ自体がつねに否定的な価値判断を伴っているわけでもない。世界の中には、正真正銘の立派なキリスト教原理主義者もいれば、ユダヤ教原理主義者だっている。インドの「ヒンズー至上主義」だって、やはり一種の原理主義だろう。 たしかに、80年代以降の、タリバンやハマス、イスラム同胞団などのイスラム系諸団体の勢力伸張と、彼らが起こした「テロ」行為のために、現在では「原理主義」と言えば「イスラム原理主義」、「イスラム原理主義」といえば、野蛮でおっかない人たち、というイメージが流布しているのは否定できないが、来それとこれとは別の話である。だから、村上が「正論原理主義」なる言葉を使ったからといって、それがすなわち、彼の

    「正論原理主義」なる言葉について - 遠方からの手紙(別館)
    shibusashi
    shibusashi 2009/03/13
    『問題なのは「正論」を主張するということではなく、その「正論」が本当に正しいのかただの自己の主観的な思い込みに過ぎないのではないか、ということを、つねに現実の中で自分の責任において検証するという態度』
  • 老子・孫子

    『老子』・『孫子』 9・11事件のあと、イスラムへの関心がにわかにたかまり、ぼくも手軽な解説書を少しばかり読んだ。 そういういい加減な知識での印象なんだが、ずいぶんと「人為」あるいは「作為」のにおいがつよいと思った。それはキリスト教なんかにもいえる。 どういうことかというと、人間をさまざまな基準で律しようというふうに感じるのだ。それはキリスト教が克服したところの戒律であろうが、内面の信仰であろうが、同じことである。「人為」あるいは「作為」といったのは、「どうあらねばならないか」というモノサシから、人間を操作するというふうに感じるのだ。「○○をせよ」「××はだめだ」みたいな窮屈なルールで人間をしばろうとしている印象をうける。ひょっとしてスゲー誤解? それは『韓非子』の感想のところでものべたけど、中学時代のぼくによく似ている、という印象をうける。自分がこの世界の一部でありこの世界がどうできてい

    shibusashi
    shibusashi 2009/01/13
    『自然を冷静に観察してえられた認識をもとに、リアルな行動、働きかけをおこなえ、というのが、『老子』の実践論だということはあまり気づかれていないのである。』
  • 人生というのは思い通りにならないものだが - finalventの日記

    がというのは、思い通りにならないというとき、その「思い」の主体とは誰なんだろう、ああ、オレか、なのだが、そのオレというのは、実際には、記憶であったり、ある時期の悔恨であったりする。 以前からうだうだ書いているが、私の心はどうも4歳のとき、14歳のとき、25歳のとき、36歳のときという各層で、ふつっと停まっている部分がある。もちろん、そうではない部分もあるのだが、なんとなくブログでは書かない。実生活で社会的に見える部分はそうではない部分なのでごく普通な人、というか、そういう乖離がなければブログなど書かないのかもしれない。 そうした記憶の断層が、その後だらだらと老いていく自分に向けて、人生とは思い通りにはならないなと思っている。が、実際には人生というのは今しかない。そして今というのは、過去の思いとは違うのだから、思い通りにならないという理解はただの錯誤でしかない。が、まあ、そう言い難いところに

    人生というのは思い通りにならないものだが - finalventの日記
    shibusashi
    shibusashi 2009/01/02
    『流されていくのが人生ともいえないし、自己の夢を実現しようとするのが人生ともいえない。そして誰かが「私」の人生を評価するために生きているわけでもなく、己は己のなかでひそかに価値や矛盾を磨き上げていく』
  • 「何も選ばない」生き方のすすめ:日経ビジネスオンライン

    米国に端を発した金融危機、日々口にするようなべ物の汚染発覚など、いまや「不安」が常態となっている。 不安な時代が叫ばれるほど、その裏返しに「こうすれば確実に成功を得られますよ」といった、生き方やノウハウの話がもてはやされる。思えば、家庭や学校で教えられた「自分の頭で考え、決断できる人になりましょう」といったこともノウハウの1つでしかなかった。 ある程度の年齢を重ねれば、そんな法則が当てはまらない多くの例外を目にするが、むしろ例外の方が主流なのではと思えてくる。 世の中、思いどおりに行くことのほうが珍しい。努力して成功したが、健康を害した。財産を失ったが、愛する人と巡り会えた……。手に入れるとは失うことであり、その逆も真だと思えることが多い。すべてが偶然ならば、自分の意志で成し遂げられることは、そう多くはないのではないか。 そもそも人は、いつ死ぬかは分からない。だが、“老い”や“病”を得て

    「何も選ばない」生き方のすすめ:日経ビジネスオンライン
  • 本当の本当に大切なことには、理由があってはいけない - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/inumash/20080915/p1 inumashさんの議論については様々な問題があります。質的なところでは http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20080404/p1 につきるのですが、あれから全然反省しているようには見えませんね。まあいいでしょう。 何故「自称中立」か?については極めて簡単な解答がだせて、つまりたとえばこれが歴史修正主義の問題だったらどうか考えればいいのです。 南京大虐殺があったというのは自明です。しかし、それに対する否定論に我々はどう対処すればいいのでしょうか。ホロコースト否定論についてはもうはっきりしていて、無視すればいい。なぜなら否定論と議論すること自体が否定論が論として成立していることを認めることになるからです。 http://d.hatena.ne.jp/rna/20080104/p1

    本当の本当に大切なことには、理由があってはいけない - 過ぎ去ろうとしない過去
    shibusashi
    shibusashi 2008/11/18
    何だこの文章?”自明”の叩き売りだね。これじゃ”自明”がかわいそうだよ。人はどこに無条件に価値を見出すのか?社会は人類は西洋文明は無条件にどこに価値を置き、そこから論理展開しているのか?
  • 倫理の根拠とお水のセカイ(本編) - 赤の女王とお茶を

    こちらの編。 まだまとまりきっていない話ですし、分かりやすくかけるか怪しいところですが。 「水伝」など多くのニセ科学批判の文脈で基となる考え方の一つに、「科学は倫理を与えない」というものがあります。あるいは、「である」は「べき」を導かない。ヒュームの法則、または自然主義の誤謬、とも表現します。 科学はセカイが”How”「どのように」「ある」かを明らかにするものであって、どのようにある「べき」か、つまり倫理や規範を定めるものではない、ということです。もちろん、ゴーヤの佃煮を作るときは五倍酢をつかう「べき」だ、コーヒー豆は封を開けたら冷蔵庫にいれる「べき」ではない、というように、ある状態を達成するための手順について科学が「べき」を与えることはあります。 しかし、どう生きるか、のような根源的なレベルにおける、向かうべき「目的」を科学知識そのものが規定することはないよ、というのが科学的思考にお

    倫理の根拠とお水のセカイ(本編) - 赤の女王とお茶を
    shibusashi
    shibusashi 2008/11/18
    へーなるほどなー。根源的な倫理・規範の箇条書きとかどっかにないかな。
  • [書評]それでもなお、人を愛しなさい 人生の意味を見つけるための逆説の10カ条(ケント・M・キース): 極東ブログ

    先日、ウエイン・W・ダイアーの「ダイアー博士のスピリチュアル・ライフ」(参照)をざっと読んだとき、そのなかに「逆説の十戒(The Paradoxical Commandments)」が出てきて、しばらく考えこんだ。 「逆説の十戒」は多少なりとも良心的な教養のある英米人ならそらんじているとまではいえなくても、たいていは知っているものだ。あるいはなんとなく壁に貼ってあったりする有名な教えだ。旧約聖書のモーセ十戒にちなんで十戒になっているが、逆説(パラドキシカル)とあるように合理的ではない不合理な教えだ。有名なので英語版のウィキペディアにも項目がある。日語の項目はないので試訳を添えておこう。 People are illogical, unreasonable, and self-centered. Love them anyway. (人は論理的でも合理的でもなく自己中心的なものだ。それはそ

    shibusashi
    shibusashi 2008/04/26
    「逆説の十戒」