あいちトリエンナーレ冷めやらぬ中、またも表現の自由を騒がせるような案件でtwitterどったんばったんしてる。
あいちトリエンナーレ冷めやらぬ中、またも表現の自由を騒がせるような案件でtwitterどったんばったんしてる。
今回のテロで被害者の方の名前を報道するかどうか、色々議論がある。 先に僕の私見では、実名報道に一定の意義はあるとは思っていて、同時に意味はないかなと思っている。 言ってしまえば、いまの報道って実名出したところでお涙頂戴しかできていない。 本来この件で報道すべき点は ・アルジェリアの政情や治安状態などの事件背景 ・軍が強硬策に出た背景やその練度 ・日本政府の対応 ・外交面での各国の介入 ・ガスプラントの資源戦略上の重要性 ・犯行グループの詳細や事件背景 あたりだと思う。僕はね。 そういった報道の中で被害者の実名が必要であれば出せばいいと思うし、必要ないなら流す必要はない。 もっとぶっちゃけて言ってしまえば、そのような報道を行うに当たる取っ掛りとして、例えば導入部分で情緒的な部分が必要であるならば、遺族取材もやればいいとは思う。 ただし、そういった「知る権利」のための報道を果たさず、よくわから
なんか、僕の書いた棚田で電気を育てよう!が元ネタになったのかどうか知らないけど、ソフトバンクが「関西広域連合」と「自然エネルギー協会」つくるとかで、僕のブログから数字を抜いてガキの笑顔を追加したような資料を発表してた。 別にネタとっていくのはかまわないけど、それなら僕が書いた課題もなんとかしてから世に出せよ。。。 ちなみに自分のブログで指摘していた農地転用による太陽光発電の課題は以下の通り。 ・西は台風、東は積雪。 ・猿や猪の被害 ・地面に直置きは、草刈りの必要性が。 ・農地転用と見なされると、行政許可いるし、固定資産税も高くなる。 ・電気の買い取り価格が下がる場合死ぬ。 全部残ってる。「ボルトで止める」って、どこにどうやって?ってしか言えない一言がpdf資料に書いてあるっきり。あと、農地転用について「公共性が云々」とガタガタ書いてただけ。 で、僕が一番問題にしているところ。 下で僕が書い
記者クラブが、なんだか実情とかけ離れたショッカー並の悪の組織ぐらいに言われているのを、なんとなくウェブの片隅から修正。 ・記者クラブって何? 公的機関等の各組織を継続取材している、メディアが構成している任意組織。 ・多くの記者は記者クラブへの加盟社が増えることを望んでいる 記者クラブは、別に仲良しクラブではなく、仕事のクラブなので持ち回りで仕事がある。 1~数ヶ月単位で幹事社が回ってくる。 幹事の仕事は A先方との会見設定の調整 B時間が限られている会見での代表質問 Cクラブに入っていない媒体やジャーナリストに対しての窓口 D連絡当番 この中で異様に面倒くさいのが、連絡当番。 特に地方の警察系に多い。例えば深夜の逮捕連絡等は幹事社にだけ連絡が入る(クラブで携帯電話を所有してそこに連絡が入るケースが多い)ので、そこから全員に連絡をまわす必要がある。しかも当然ながら事件事故の大きさを警察は判断
報道じゃないので好き勝手に書く。 報道が圧力で報道をやめることはないということはすでに書いた。 そこはまぁそう。 ただ、何故この原発事故はとまらなかったのか。 報道がきちんと機能しており、災害前に津波で危ないんじゃない?という適切な指摘がなされていれば、事前に防げたのではなろうか。そんなことはやはり思う。 圧力でものを書く書かないは決まらないけど、結果論だけでものを見れば(結果論はすごく安易だけど)、結局一緒じゃないかとは思ってしまう。 今回の件、起こってしまった問題についてはTVは比較的よく取材しているし、事実ベースでのオチなしに報道している。安全側に寄った見解が多い気もするが、下手に危険を煽ってパニック引き起こすより100倍まし。あとは要検証だろう。もちろんやらかしている点もたくさんあるだろうし。 ではどこが足りなかったか 「原発が津波で危なくなる可能性を指摘し、事前に問題提起できなか
東京電力の事故報道において、マスコミは東京電力から広告費として金もらっているから真実が出て来ないというのは最近よく聞く。 うちらそんなものもらってないぞ(東電管区じゃないから)とか思いながら、そんなことはないよと訂正しておく。 ・報道と営業は別物 前にも書いたが、放送局や新聞において、報道記者と営業は別会社かって言うほど分かれていて(実際新聞は別会社だったりする)、ぶっちゃけ記者はその会社から広告料がいくら出ているか知らないし知ろうとしないし知ったからといって別にどうというこもしない。だって職分と関係ないから。 その尻拭いは営業だけど、まぁ嫌味言われて終わり。営業は報道内容に口を挟むことは無いし出来ないということを、スポンサーも知ってるから。 要は組織上、圧力を受けづらい構造にしている。 また東阪名のスポンサーの場合、広告代理店が間に入っていて、営業ですらお得意の顔を知らないというのは割と
Q1、なぜ最近ACのCMをよく見るの? あれは本来スポンサーのCMを放送する枠なんだけど、、 スポンサーが「流したいCMがない」状態になってるからなんだ。 例えば、 A、スポンサーの持ってる工場が被害を受けて、商品の生産が出来ない。 B、買いだめの影響で、スーパーに行ってもその商品が無い。 C、流したいCMはあるけど、時期的にイメージが悪い。 という場合、CMをちょっと控えようかと言う動きになる。 そういう時、スポンサーからの申し出で、CMがACに変更される。 要は「スポンサーがACの素材を借りている」んだ。 だから同じように見えるACのCMも、裏では 「トヨタのAC」「本田のAC」「三菱のAC」と、別のスポンサーのCMとして処理されているんだ。 ただ、それが連続して流れるから、何だって思っちゃうよね。 ちなみに、いま一番多い理由が「C」。 通常のCM流したスポンサーに「こんな時期だから空
世間じゃ、この業界を電波利権なんて騒ぐ人もいるわけだけど、正直電波は利権というほど儲かっていない。ということは、EDINETを読める環境にある人には周知のことだろうと思う。日経でも可。読めない学者もいる。 ちょっと古い話題だけど、ついに放送局で廃業が発生した。 ラジオ単営局の愛知国際放送だ。9月末に電波返上予定。 親会社の興和(バンテリンの興和だけど放送設備も作っている)が、 「こりゃ儲かりません。」と手を引き、そのまま廃業(会社更生法・民事再生法等は使わない見通し)。 あと、九州国際放送も事業譲渡される見通し。 まぁラジオ単営社はどこも相当経営が厳しい。テレビ兼営局はまだなんとかといった感じだったけど(ラジオ部門の赤字がテレビで見えにくくなっていた)、それもリーマンショック以降先行きが見えなくなってきている。だってテレビ部門も赤字だから。 ラジオ局って継続に際しどうにもこうにもならない理
前回の続き。続き? 前はネットと共産主義についてだらだら書いてたけど、今回はネット共産主義とフリーミアムについて。 フリーミアム戦略ってのが、流行っている。 書籍「フリー」から端を発したこの戦略は、捉え方一つで際限なく対象が広がる。 一部無料(お試し)にして顧客を広げるってやり方は、デパ地下やお土産屋の味見商売に始まって、チラシにつけるおとり広告、無料粗品を餌に年寄りに布団売り付ける催眠商法、初回限定価格のディアゴスティーニ商法、考え方一つで全てが当てはまり「言ってしまえばフリーミアム」になってしまう。 ので、ここではフリーが95%、プレミアム顧客5%の、典型的フリーミアム戦略について扱うことにする。 要はmixiプレミアムみたいなやつね。あと広告のことはここでは忘れる。 その典型的フリーミアム戦略は、ネットで…というか「情報」でしか取れない手法である。物理的にものを95%タダにしてしまっ
2/9追記しました。 twitterは「デマは出るけど、デマの収束も早い」メディアだと言うが、 一体このデマは誰が訂正して、どうやって収束するんだろうなぁ。 そういや、モスがCMやめるってデマも昔飛び回ったような。 2/7 13:30追記 現状、twitter検索で引っかかっている関連したつぶやきの初出は、 wa1229 2010-02-05 11:54:02 トヨタが来週からCMを自粛の動き。こんな時期にネットでやってる電波少年の冠がトヨタ車、、、 この根拠は不明。 次の書き込みは maid36 2010-02-05 15:00:58 36 名無しでいいとも!@放送中は実況板で New! 2010/02/05(金) 11:41:28 ID:E7tLJWL00トヨタ、来週からスポット・レギュラーすべてのCMを無期限で自粛するらしい。 2ch。ここからソースロンダリング。 この書き込みを転載
お題を頂きましたので。 マスメディア集中排除原則というものがある。 要は、放送局をいっぱい持っちゃダメだって原則で、これは電波法に明記されている。 で、年明け、この原則が緩和されるって報道があった。 マスメディア集中排除原則緩和へ 総務相「地方に配慮」 前に書いたことあるけど、省令では持ち株会社つくって12局までぶら下げられるって話はすでに出ているものの、今回は電波法をいじるって話もあったりなかったりしてるっぽい。 地方局救済スキーム・・・らしい。 つか正味な話、資本いじって救済ってスキームは、地元株主の理解が得られるかって話とか、それと関連して増資って通るのか?とか、そんなスキームつくったって、どうせ体力のあるキー局・準キー局辺りは地方局を救済する気なんざサラサラないだろう誰が増資するんだ誰がとか、まぁ色々言いたいことも出てくる。 で、そんな中、はらぐっちが、こんなことを言い始めている。
お久し。 ごめんねぇ。異動からこっち時間が取れなくなりまして。。。 あと、部署変わったせいで接している情報がキモくなってうかつに書けなくなった。 無難に地デジカのこととか書いておけばいいんだろうけど・・・ そういえば、地デジカのグッズとかもらったんだけど、これ欲しい人はメールして。 先着1名様。 アニメバブル崩壊ってニュースが出てたね。 僕が取り上げるの今更?今更? まぁ制作委員会があんなに大量に出来た頃から、こりゃどうにもならないってのはみんなうすうす気付いていたこと。 市場がこんなに小さいのに、300本ものアニメを収容できるはずがないじゃん。 まぁなんともならないところを何とかできないかなぁとか、ぼんやりと考えてみたんだけど、 1つありかなと思ったのが、昔の1社提供方式でアニメ作れないかなぁってこと。 スポンサーは、ビールとか化粧品とか車とか、TVでもネットでもラジオでもいいから大量の
んで、昨日の続き。前の前のエントリね。 (って書いとかなきゃ、昨今の僕は1日2つ書くということが滅多にないため、この直前の別エントリ読んでくれない可能性が・・・) んで、1回資本の話から離れるね。何の話をしようとしたのかわかんなくなっちゃった。 多分、地場の資本が入っている関係上調整が難しく、スピードが求められるご時世においては手をつけることが難しいってことが言いたかったんだろうと思う。(下のコメントにも書いたけど、30局の系列に10人ずつ株主がいたとすれば、300人分の利害調整をしなきゃならねぇ。) まぁ、どっちにせよ、このままいくと地方局は再編しなければならないときが来る。時間はかかるにせよ。面倒くさいにせよ、生き抜くためには。 で、再編後の放送局っていうのが、「九州朝日放送ホールディングス」とか「東北日本放送網」みたいな系列・地域でまとまって1つの放送局をなすことになると思われる。
酒ばかり飲んでちっとも自分で動こうとしない僕に代わって、FooOneさんが、コメント欄にて教えてくれました。多謝多謝。 もうしわけありませんが、ちょっと手を入れています。 ===================================== アクトビラとひかりTVで試しました。アクトビラは、PCより設定の難易度が高く、セキュリティの仕様は驚愕仕様のままなので、ひかりTVメインです。見逃し番組は、連続テレビ小説一本だけの日もあって、最高で10本くらいです。アーカイブは、"おしん"とか今のところ古めかな。何か、気になることありますか?ぼかしが多めに入っているとかは、今のところは気付いていません。契約条項には含まれてますが。 アクトビラとひかりTVは料金は同じですが決済の方法が違います。料金は、ニュースおよび見放題の月額が1470円でアーカイブが一本大体315円/3日です。 ひかりTVでは
この時期恒例の週刊ダイアモンドの「テレビ業界の崩壊」シリーズ。 今回は新聞とセットで、特集組まれてる。 いや、よく取材してあると思う。 ただ今回もネットタイムの意義をよく分かっていないとかあるけど、まぁ仕方がない。ダイアモンドだし。 ただ、「経営苦境度ランキング」外している。つか明らかにおかしい。 「あそこやばくね?」って局が後ろのほうにいたり、「ここすげー財務安定してるんだけど」って会社が上位に上がっていたり。 ランキングの方式が 1、利益率悪化度 2、1人当たり売上高 3、タイム広告収入の増減率 4、スポット広告収入の増減率 の4つなので、全く実情に合っていないランキングが出現することになる。 まず利益率悪化だけど、これは重いデジタルの減価償却をどのように積んでいるかによって変わってくる。デジタルへの対応が早かった局は利益率が落ちる傾向があるし、手をつけるのが遅い局はまだまだこれから。
僕はネットの可能性を信じていた。 ニュースの現場にいた場合や当事者の場合、 それを取り上げた報道記事やニュース映像、あいまいさや切り取り不足、主観的感想の差(盛り上がっていたはずなのに、つまらなそう書かれたとか)等が感じられることはよくある。 同じように、自分の専門範囲のことが記事になったとき、記者の勉強不足や認識間違いなど、とてもよく分かることがある。 だから、僕はネットの可能性を信じていた。 それは、一次ソースを集約可能なアーキテクチャであること、さらに、その分野の専門家の意見を取捨選択して聞けることで、新しい報道の形が見えていたから。 もっと端的に言えば「みんなで得意分野を持ち寄れば、そしてそれを批評しあえば今のマスコミよりマシじゃね?」ってこと。 おそらく3年前の「ブログジャーナリズム」ブームってこの可能性のことだったのではないかと思う。湯川さんの本読んでいないけどさ。 まぁ少なく
ホワイトバンドを運営していた「ほっとけない世界のまずしさ」が、まずしい世界をほっといて、自分だけとっとと解散してた。 なんだ。結局ほっとけるんじゃないか。そして彼らは世界を何も変えなかった。 やったことといえばホワイトバンドの活動の失敗(といってもいい)を、ただ「"アドボカシーキャンペーン"であることが日本では理解されなかった」と責任転嫁するだけだった。 違う。アドボカシーキャンペーンなのは別にいい(ここも多分に事務局が説明責任を怠った面はあるが)。炎上に一役かった当人としては「債権放棄じゃ救えない」ことを問題にしていた。結局、ここに関しては全く説明ないまま、ホワイトバンドは逃げ切った。 「アフリカが貧困で大変だから国に働きかけて債権放棄させます」ってそもそも意味が分からん。なにその徳政令? この問題の解決法は「最底辺の10億人」に詳しい。まぁ解決方法というか「自分たちの国は自分たちで何と
今日は書くよ。2杯しか飲んでいないから書く。 あと僕のリアができちゃった結婚したので、涙をぬぐいながら書く。心理状態上、文章がやや攻撃的になるかも。。。 主題。 キー局は地方局に金を払え。 テレビ局の仕掛ける映画ビジネスが近年非常に好調だ。 いま真っ最中のガリレオは言うまでもなく、夏休み頃だとポニョ、仮面ライダー、パコ、上期だと相棒、陰日向、クロサギ・・・今年だけでも相当な数ある。 で、この「テレビ局の仕掛ける映画」は、邦画の中でも圧倒的なPR力で、いい興行成績を収めることが多い。 実際、2007年度の興行成績ランキングは(wikipedia引用) 1 HERO 東宝 81.5億円 2 劇場版ポケットモンスター 東宝 50.2億円 3 ALWAYS 続・三丁目の夕日 東宝 45.6億円 4 西遊記 東宝 43.7億円 5 武士の一分 松竹 41.1億円 となっており、cx/tx/ntv/c
ちょっと長いけど、角川グループのYoutube関係での著作権担当窓口「角川デジックス」に公開質問状を送っていました。都合3往復半。 特に「止めてくれ」とも言われませんでしたので、ここにメールのやり取りを(個人名以外)公開致します。 以下の文章を読まれるにあたり、著作権に詳しくない人にマメ知識。 既存のCD等の楽曲を使用するには 1、作詞作曲者の許諾 →JASRACの包括許諾もしくはJASRACの個別許諾 2、レコード会社(レコード製作者)の許諾 →日本レコード協会(レコ協)の包括許諾もしくは、レコード会社の個別許諾 3、歌っている人(実演家)の許諾 →CPRAの包括許諾もしくは歌手個人か歌手から権利を買い取ったレコード会社の個別許諾 の3点が必要であることを頭に入れておいてください。 ====1通目(過去ログ掲載済み)====================================
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