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ブックマーク / note.com/f30103 (4)

  • 自分を語る記事が読まれない理由|岩佐 文夫

    一生懸命書いても読まれなかったブログ記事僕がビジネス雑誌の編集長をしていた時の話である。月刊誌だったため、読者との接点を増やそうと思い、毎週、編集長ブログを書いていた。内容は、その週に出会った人との会話や、雑誌を作りながら考えた経営マターについてなどであり、固定読者もついてそこそこ人気のコンテンツとなった。中でも、読んで面白かったの記事がよく読まれ、紹介したの著者や出版社からお礼を言われることも度々あった。 このブログでは、雑誌の発売に合わせ、月に一度は、自分の雑誌の内容紹介をしていた。制作の裏話も含めて、僕らがこんな想いで最新号を作ったので、是非読んでほしいと言う内容である。 ところがである。この月に一度の「自分の雑誌の最新号」についてのブログは、毎回ページビューが伸びないのだ。読者は少ならずこの雑誌に興味を持ってくれているはずなのに、その雑誌の内容について書くと読む人が少なくなる。

    自分を語る記事が読まれない理由|岩佐 文夫
  • 似て非なる「プレゼン」と「記事づくり」|岩佐 文夫

    先日、「絶対通すプレゼン」というセミナーに参加してきた。講師は数々のイノベーティブなプロダクトを生み出してきた世界的ビジネスプランナーであり、迫力ある内容であったことは言うまでもない。講師が言う「プレゼンの3つの原則」とは、①パッション、②ピラミッド構造で一番言いたいことを伝える、③聞き手が理解できるように階段状に話す、というものであった。 この3つの点は、メディアにおけるコンテンツづくりとまったく同じだと思った。まずは、「伝えたい」という思いがないと記事をつくっても意味がない。二つ目の「一番言いたいことを伝える」は、500字のコメントであろうと、10万字を超える書籍であろうと同じである。伝わりにくい記事は、だいたい言いたいことが多すぎて混線している。書籍であろうと、そので主張したいことを1行で表現できなければならず、その1行を伝えたいために、10万字を費やしてセカンダリーな情報を紹介す

    似て非なる「プレゼン」と「記事づくり」|岩佐 文夫
  • 面白さは、自発性から生まれる|岩佐 文夫

    楽しそうに仕事をしている人に出会うと、「この人と一緒に何かやりたい」と思う。逆に、「仕事だからしています」という顔をしている人とは、一緒に仕事をしても面白くならないような予感がする。実際に、仕事を楽しんでいる人との仕事は、思ってもみなかったような面白い展開に発展したことが何度もある。仕事をするとは義務であり、責任を果たすことだが、義務だけでは何か物足りないのだ。 贅沢なことを言っているかもしれないが、報酬を得るのが仕事だが、できれば面白くしたいのだ。では、ここで言う「面白い」とは何か。もちろん、お笑い芸人が生み出す「面白さ」とは違う。英語のfunnyとは違う。 仕事ではないが、社外の人と一緒に勉強会を企画したことがある。当初はこじんまりとした4人程度のグループで集まることを想定していたのだが、面白がるメンバーが集まり、せっかくだからとアイデアを出し合っていたらいつのまにか100人を集めるイ

    面白さは、自発性から生まれる|岩佐 文夫
  • ブログを始めることにしました。|岩佐 文夫

    今年の3月末まで5年間、経済誌の編集長をしていました。延べ編集者生活は31年に及びましたが、編集長退任を期に、しばらくの間仕事から離れる時間を過ごすことにしました。 編集者の仕事とは、情報を世に出すこと(アウトプット)である。月刊誌の場合はその周期が毎月訪れ、それに備えて日々、情報を集める(インプット)。このアウトプットすべきものがなくなると、自分はどんなインプットをするのだろうか。そして、仕事としてのアプトプットの場がなくなると、自分はどんなことを世に伝えたいと思うのだろうか。他人事のようだが、これが目下の最大の関心事です。 言い換えると、仕事をしない自分は、何を感じ、何を考えるのかに興味がある。アウトプットすべき仕事がなくなったとき、自分はどんなを読むのだろうか。どこに行きたいと思うだろうか。どんな人と会いたいと思うだろうか。編集者時代は、これら、読む、行く場所、会う人を決める際は

    ブログを始めることにしました。|岩佐 文夫
    tomomii
    tomomii 2017/06/04
    DHBR 元編集長 岩佐文夫さんのブログ
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