大学ラグビー伝統の一戦、関東大学リーグ対抗戦の早大-明大が1日、国立競技場で行われ、早大が15-3の勝利を収めた。多くのドラマを生んだ現在の競技場最後の「早明戦」を約4万7000人が見守った。 試合後の「さよなら国立セレモニー」の最後には、シンガー・ソングライターの松任谷由実(59)が名曲「ノーサイド」を歌った。その前には「~ノーサイド・夏~空耳のホイッスル」の歌詞を朗読。満員の観衆が耳をすませて聞き入り、涙を流す人も。都内在住の河原勢朗さん(48)は「改めて歌詞に感動した。まわりに人がいなければ大泣きしてましたね」と大感激。歌が終わると大きな拍手がわき起こった。大のラグビーファンで、プロデューサーである松任谷の夫・正隆さん(62)も演奏者として参加した。