asahi.com（朝日新聞社）：キリン、ブラジルのビール大手買収 ２千億円で株式取得 - ビジネス・経済印刷 キリンホールディングスは２日、ブラジル２位のビール大手「スキンカリオール・グループ」を子会社化したと発表した。発行済み株式の５０．４５％を約２千億円で取得した。日本企業による海外のビール会社の買収としては過去最大規模で、新興国の代表格とされるブラジルでの買収は初めてとなる。 キリンはスキンカリオール社の創業家一族が持つ株式を約１９８８億円で取得、子会社化した。今後、役員の派遣も予定し、高価格帯の商品開発などで相乗効果を見込む。 スキンカリオール社は「ノヴァ・スキン」「デバッサ・ベムローラ」などのビール事業を展開し、国内シェア１５％を持つ。国内に１３工場があり、全国に販売網を持っている。清涼飲料でも炭酸飲料分野で同３位のシェアを占めるという。２０１０年１２月期の連結売上高は約２８５０億円、純利益は２７億円。 関連記事花もビールも涼やかに 花氷づくりがピーク 京都(6/30)瓶ビー
