京都市東山区の祇園で軽ワゴン車が暴走し、歩行者18人が死傷した事故で、発生当日の12日夜、京都府警の交通部門のトップに当たる山形克己交通部長が懇親会に出席し、飲酒していたことが15日、関係者への取材で分かった。府警は懇親会開始前の時点で藤崎晋吾容疑者(30)=京都市西京区=を含む8人の死亡を確認していたが、最終的に11人となった負傷者数は当時は確定していなかった。一時的に捜査が責任者不在で進められていたことになる。会議退席後、しっかり懇親会…「酒のんだのは事実」 関係者によると、山形部長が飲酒したのは春の定期異動に伴う「府下警察署長会議」の懇親会。京都市上京区のホテルで午後6時台から8時ごろまで開催され、ビールや日本酒などが出された。続く警察不祥事…監禁でマージャン、津波で送別会、ストーカー先送り