福岡空港は、蓆田空港(日本軍)⇒板付空港(米軍共用)⇒福岡空港(現在)と名称が変遷している。日本軍が空軍基地を作ったとき(終戦直前の昭和19年)、戦争末期で急遽、私有地を借り上げて作ったことから今日までの問題が生じている。福岡空港は資料が古いが平成17年度の歳入が125億円、歳出が221億円。毎期赤字が96億円(20年間で1920億円の赤字)も発生していることになる。 空港敷地の賃借料も84億円ときた、10年間で840億円、バブルが過ぎてから20年経とうとしているが、それから1,680億円の賃料支払となる(バブル当時から当該地価はほとんど動いていない)。グリーンベルト地帯の不動産購入も20年間で1,840億円も費やしていることになる。いつまでそんなことを続けるのであろう。 空港敷地は道路と同じであり、収容するのが当然である。購入ありきのグリーンベルト地帯も見直すべきであり、公務員特有の予算