リック・スナイダー・ミシガン州知事は「60年にわたる衰退を食い止めるときが来た」と語っているが、60年前と言えば、自動車産業が多くの労働人口を受け入れていたデトロイトの人口は180万人(1950年の統計)を数え、米国有数の大都市だった頃のこと。 それからずっと下降線を辿ってきたことになる(事実、人口は減少の一途だった)。 そんなデトロイトのニックネームは「モーターシティ」。そして「Motor」と「Town」から作られた造語「モータウン(Motown)」というものもあるが、その名を聞いて思い出すのは、この地で生まれたレコード会社のことだろう。