3月といえば卒業のシーズン。沖縄県内でも卒業式を終えて、晴れ晴れとした顔で歩く学生達の姿を街で見かけることがある。 さて、都道府県によってさまざまな「学校あるある」というのものが存在すると思うのだが、沖縄はこと卒業式についてはかなり独特な文化が存在している。今回はその様子を紹介したい。 沖縄の卒業シーズンでは学生が小麦粉を買えなくなる まずはこちらを見て欲しい。沖縄の卒業シーズンの訪れは「学生への小麦粉販売の自粛」から始まる。 2月下旬になるとスーパー・コンビニ各所で、学生へ小麦粉・卵・マヨネーズ・ケチャップなどの販売を自粛しましょうという張り紙が出され、学生から縁遠くなった人もこれを見ることで「ああ、そろそろ卒業式の時期か」と感じるのだ。 卵・ケチャップ・マヨネーズも規制の対象 というのも沖縄では、何故か卒業式に小麦粉をかけ合う「小麦粉かけ(小麦粉爆弾とも言われる)」という風習が存在する