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  • 変革は、小さいところ、弱いところ、遠いところから~カギを握る改革派首長 - 樫野孝人|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    変革は、小さいところ、弱いところ、遠いところから~カギを握る改革派首長 変化が迫られる日、どうする!~樫野孝人「政治変革はどこから始まる?」【4】 樫野孝人 かもめ地域創生研究所理事 地域政党連絡協議会顧問 リクルートから独立後、広島県で「おしい!広島県」、京都府で「もうひとつの京都」という企画に行政アドバイザーとして取り組む一方、かねてより志していた神戸市長に2度挑戦、地域政党神戸志民党を結党し、兵庫県議をつとめ、現在は政治をプロデュースする側に転進した樫野孝人さんが、日政治改革について論じる連載「樫野孝人『政治変革はどこから始まる?』」。第4回は、なかなか変わらない日を変える樫野さんの秘策についてです。(論座編集部) 連載・樫野孝人「政治変革はどこから始まる?」は「こちら」からお読みいただけます。 首相に「大きな改革」を望むのは酷 私たちの社会にネットが急速に浸透するなか、政治

    変革は、小さいところ、弱いところ、遠いところから~カギを握る改革派首長 - 樫野孝人|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
  • あまりに危うい日本のDX事情と政治の役割~ネット社会のリスクを考える - 樫野孝人|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    リクルートから独立後、広島県で「おしい!広島県」、京都府で「もうひとつの京都」という企画に行政アドバイザーとして取り組む一方、かねてより志していた神戸市長に2度挑戦、地域政党神戸志民党を結党し、兵庫県議をつとめ、現在は政治をプロデュースする側に転進した樫野孝人さんが、日政治改革について論じる連載「樫野孝人『政治変革はどこから始まる?』」。その第3回は、日DX(デジタル・トランスフォーメーション)が抱えるリスクについて、地方や企業、国などの観点から論じます。(論座編集部) 連載・樫野孝人「政治変革はどこから始まる?」は「こちら」からお読みいただけます。 地方自治体のDX施策の現状 前回(「SNS社会が変える!? カネのかかる選挙と議員に必要なスペック」)はネットの普及が政治に与える「プラス」面について書いたが、今回は今後、政治が取り組まなければならない、ネットの進展に伴う「リスク」に

    あまりに危うい日本のDX事情と政治の役割~ネット社会のリスクを考える - 樫野孝人|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
  • SNS社会が変える!? カネのかかる選挙と議員に必要なスペック - 樫野孝人|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    リクルートから独立後、広島県で「おしい!広島県」、京都府で「もうひとつの京都」という企画に行政アドバイザーとして取り組む一方、かねてより志していた神戸市長に2度挑戦、地域政党神戸志民党を結党し、兵庫県議をつとめ、現在は政治をプロデュースする側に転進した樫野孝人さんが、日政治改革について論じる連載「樫野孝人『政治変革はどこから始まる?』」。その第2回は、急速に進展するネット社会において議員の役割はどう変わっていくのかを、有権者の視点も交えて論じます。(論座編集部) ★第一回「『新興vs既存』政党の興亡の30年から見えるもの~漂う民意をつかむのは?」 連載・樫野孝人「政治変革はどこから始まる?」は「こちら」からお読みいただけます。 SNSを駆使、善戦した神戸市長選 2009年、私が初めて神戸市長選挙に立候補した時、Twitterは「ブームの兆し」が見え始め、情報感度が高い人のツールだった。

    SNS社会が変える!? カネのかかる選挙と議員に必要なスペック - 樫野孝人|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
  • 返還後の沖縄「本土並み」とは何か 密使・若泉敬氏が問い続けるもの:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 今も一線で沖縄返還交渉を研究する河野康子・法政大学名誉教授(76)に取材した話を続ける。 佐藤栄作首相とニクソン大統領の日米両首脳は沖縄の1972年返還を決めた69年の会談で、返還後の沖縄へ緊急時に核兵器再持ち込みを認める「合意議事録」にひそかに署名した。民主党政権下の2009~10年に日米密約調査のため外務省が設けた有識者委員会は、その合意が「必ずしも密約とは言えない」との結論を出した。 河野氏は委員会に参加し、この調査の中心だったが、22年12月に取材すると「密約かどうかを判断する史料が十分ではなかった」と話した。最近発見した文書に

    返還後の沖縄「本土並み」とは何か 密使・若泉敬氏が問い続けるもの:朝日新聞デジタル
    vox_populi
    vox_populi 2023/01/13
    連載を読む時間が未だなく、不案内のまま記す。若泉敬氏を想起すべきとの趣旨を評価するが、西山太吉氏による往時の密約スクープへの言及がないらしいのは残念。ジャーナリズムは先輩の西山氏をもっと顕彰すべきだ。
  • 沖縄返還交渉の合意議事録、「密約とは言えない」のか 専門家の答え:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 沖縄返還交渉の文書に精通する河野康子・法政大学名誉教授(76)は、民主党政権下の2009~10年に行われた日米密約調査で、岡田克也外相が設けた有識者委員会に参加した。 委員会は、返還後の沖縄への緊急時の核兵器再持ち込みに関する「合意議事録」について、「必ずしも密約とは言えない」との結論を出した。佐藤栄作首相とニクソン大統領が1969年11月の首脳会談で沖縄の72年返還に合意した際、ひそかに署名したものだ。 委員会ではメンバーらが四つの「いわゆる『密約』問題」の調査を分担。河野氏は合意議事録を担当した。著書に「沖縄返還をめぐる政治と外交 

    沖縄返還交渉の合意議事録、「密約とは言えない」のか 専門家の答え:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の核密約「約束通りだった」 会談初日で合意のシナリオ:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 日政治外交史を研究する波多野澄雄・筑波大学名誉教授(75)は、国立公文書館のアジア歴史資料センター長を務め、日外交に関する文書に精通している。民主党政権下の2009~10年に行われた日米密約調査では、外務省が設けた有識者委員会のメンバーを務めた。 若泉敬氏の直筆とみられるシナリオについて、22年12月に東京都内で会った波多野氏は、こう語った。

    沖縄返還の核密約「約束通りだった」 会談初日で合意のシナリオ:朝日新聞デジタル
  • 「これは青史だ」国賊を覚悟した禁断の書 沖縄返還「特使」の最期:朝日新聞デジタル

    国際政治学者の若泉敬氏と同じ福井県出身で学生時代から師事した吉村信二氏(72)を、2022年10月に京都・岩倉の自宅に訪ねた時の話を続ける。若泉氏と晩年まで親交を持った吉村氏は、京都産業大学の職員を退職した後、若泉氏の生き様を語り継いでいる。 若泉氏は沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務め、1972年の沖縄返還を見届けた後も一切を語らず、東京にあった京都産業大学の世界問題研究所の所長として活動を続けた。 だが80年に急きょ東京を引き揚げ、故郷の福井に戻り、密使としての過去を明かす著書を世に問う準備に取りかかる。吉村氏は大学職員となった後も若泉氏と交流を続けたが、そのことは知らなかった。 「吾が人生の仕上げ」知らせたはがき 94年2月、福井・鯖江に居を構えた若泉氏から吉村氏にはがきが届いた。若泉氏が退職金をすべて大学に寄贈して依願退職してから2年が経っていた。 「私は相変わらず遅れている“ラ

    「これは青史だ」国賊を覚悟した禁断の書 沖縄返還「特使」の最期:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の密使、大学で語った平和の尊さと「勇気」 教え子が見た姿:朝日新聞デジタル

    同じ福井県出身で学生時代から師事した吉村信二氏(72)は、若泉敬氏の晩年まで親交を持った。京都産業大学の職員を退職した後、京都で起業家と経営者、学生が集う「三縁の会」を主宰し、若泉氏の生き様を語り継いでいる。 2022年10月、吉村氏を京都・岩倉の自宅に訪ねた。若泉氏が佐藤栄作首相の密使として沖縄返還交渉に携わり、自身が書いたシナリオの結末を見届けた40歳前後の頃、教育者としては何を語っていたのだろう。まずそこから聞いた。 当時、吉村氏は創立間もない京都産業大学の学生だった。若泉氏は総合雑誌に寄稿を重ねるなどして学生にもよく知られていた。京都市北区の真新しいキャンパスで、600人ほど入る大教室はいつも満席。海外出張もあって多忙な若泉氏は、年に数回だけ特別授業をした。「学生との問答も展開する、白熱の道場でした」と吉村氏は振り返る。 平和の尊さ「お題目じゃない」 若泉氏は、核大国の米ソがに…

    沖縄返還の密使、大学で語った平和の尊さと「勇気」 教え子が見た姿:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の密使、同志に見せた覚悟と落胆 実現しなかった国会招致:朝日新聞デジタル

    国際政治学者・若泉敬氏の伝記「『沖縄核密約』を背負って 若泉敬の生涯」を書いた、後藤乾一・早稲田大学名誉教授(79)。若泉氏の晩年の著書「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」の執筆を支えていた歴史学者だ。 今回見つかった若泉氏に関する史料の中に、若泉氏が亡くなる2年前の1994年4月、佐藤栄作首相の次男で衆院議員だった信二氏に送った書簡がある。 「歴史へのさゝやかな一証言として、永年に亘(わた)り心魂を傾けました“拙著(ライフワーク)”を五月中旬公刊することに相成りましたので、先(ま)ず謹んで亡き御尊父様、御母堂様の御霊前に捧げる次第でございます」 佐藤首相の密使としての過去を明かすことになる著書を、東京の墓前に捧げる。信二氏にそう伝えつつ、「当方の巳(や)むを得ぬ事情で私自身が御墓前に額(ぬか)ずくことが出来ませぬので、信頼する私の“同志”に代(かわ)って呈上のお詣(まい)りをしてもらうよう頼み

    沖縄返還の密使、同志に見せた覚悟と落胆 実現しなかった国会招致:朝日新聞デジタル
  • NPT調印めぐり、密使と外務省がつばぜり合い 69年日米会談前:朝日新聞デジタル

    沖縄の1972年返還に合意する69年の佐藤栄作首相とニクソン大統領の日米首脳会談に向け、日の核保有を防ぎたい米国が望むNPT(核不拡散条約)調印について、佐藤首相に明言を求める首相密使の若泉敬・京都産業大教授と、拒む外務省のつばぜり合いがあったことが、新たに見つかった文書からわかった。 文書は、69年11月19~21日にホワイトハウスであった首脳会談の数日前に佐藤首相向けに書かれた会談シナリオで、若泉氏の直筆とみられる。96年に亡くなる若泉氏が晩年、佐藤首相の次男で元自民党衆院議員の信二氏に送った文書のコピーを、信二氏の娘の夫で、自民党参院議員の阿達雅志氏が保管していた。 会談でNPT早期調印の考えを示す案を佐藤首相に若泉氏が示す場面は、94年に若泉氏が首相密使としての過去を明かした著書にもある。ただ、この文書にはニクソン氏の反応まで記され、若泉氏が極秘交渉相手のキッシンジャー大統領補佐

    NPT調印めぐり、密使と外務省がつばぜり合い 69年日米会談前:朝日新聞デジタル
  • 幻に終わったもう一つの密約 沖縄返還の裏ですれ違った繊維問題:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 沖縄返還に絡めて米側が持ち出し、「糸と縄」と呼ばれた日の対米繊維輸出規制問題に、信夫隆司・日大学特任教授(69)は詳しい。著書に「若泉敬と日米密約」がある。 沖縄の1972年返還を合意した69年11月の日米首脳会談に備え、国際政治学者の若泉敬氏が書いたとみられる佐藤栄作首相向けの会談シナリオは二つ。返還後の沖縄に緊急時に核兵器を再び持ち込む密約に至るもののほかに、もう一つあった。 68年の米大統領選で初当選したニクソン氏が、繊維業が盛んな南部の票を取り込むため公約に掲げていた日などからの繊維製品の輸出規制に関し、密約を結ぼうとした

    幻に終わったもう一つの密約 沖縄返還の裏ですれ違った繊維問題:朝日新聞デジタル
  • 一枚の裏紙、沖縄返還交渉の影に 密使が後世に託した歴史の再評価:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 沖縄返還交渉で米軍基地にあった核兵器の問題がどう扱われたかに詳しい、中島琢磨・九州大学准教授(46)。外務省ルートと若泉ルートの交錯を検証した著書「沖縄返還と日米安保体制」がある。 今回見つかった会談の詳細なシナリオの意義をどう考えるか。2022年10月、リモートでパソコンの画面越しに聞いた。 「史料的価値は高いですね。沖縄返還で核兵器をどう扱うかは、日米両首脳でしかできない判断だった。そこに至る佐藤(栄作)首相とホワイトハウスの秘密交渉や、それを若泉(敬)さんとの共同作業として説明してきた若泉さんの著書の内容が裏付けられ、歴史的事実と

    一枚の裏紙、沖縄返還交渉の影に 密使が後世に託した歴史の再評価:朝日新聞デジタル
  • 日米首脳会談で「一切ふれない」 沖縄核密約、署名のシナリオ克明に:朝日新聞デジタル

    1969年11月の日米首脳会談に際し、佐藤栄作首相(1901~75)向けに作られたシナリオは、ニクソン大統領(1913~94)と交わす核密約をめぐる運びが周到に記され、保秘も徹底していた。ただ、外交当局を入れない「密使外交」の限界も浮かぶ。 佐藤首相の密使としてキッシンジャー大統領補佐官(99)と極秘に交渉した、若泉敬・京都産業大教授(当時、1930~96)の直筆とみられるシナリオは、9枚が残っていた。 沖縄返還後に米軍の核をどう扱うかについて、首脳会談後の共同声明での表現を決める段取りが2枚近くあり、緊急時の核再持ち込みに関する密約を結ぶ運びが1枚分続く。残りの大半は、当時の日米貿易摩擦の焦点だった繊維問題でも密約を結ぼうとした内容に費やされている。 核問題のシナリオでは、共同…

    日米首脳会談で「一切ふれない」 沖縄核密約、署名のシナリオ克明に:朝日新聞デジタル
  • sideB・裏面を追って:/5 旧統一教会との闘い、克明に 石井紘基氏、20年ぶり「発掘」メモ | 毎日新聞

    ファイルには、20年間「封印」されていた闘いの跡が確かに記されていた。2002年、衆院議員だった石井紘基(こうき)氏が東京都世田谷区の自宅前で刺殺された。後には、独自の調査で政官業の癒着に切り込んでいた石井氏が集めた、段ボール63箱分の資料が残された。安倍晋三元首相が銃撃され亡くなった後、記者は石井氏が、安倍氏の事件で注目された教団の問題に取り組んでいたことを知り、その資料を開封した。そして1冊のファイルを見つけた。 石井氏は、1993年の衆院選で日新党から出馬して初当選。民主党に所属していた3期目のさなか、右翼活動家に刺殺された。

    sideB・裏面を追って:/5 旧統一教会との闘い、克明に 石井紘基氏、20年ぶり「発掘」メモ | 毎日新聞
  • 刺殺された石井紘基氏が残したメモ 教団と闘う住民支える「覚悟」 | 毎日新聞

    石井紘基氏が残した資料にあった、手書きのメモ。「ほっときゃいいとはいかない」と書かれていた=東京都千代田区で2022年12月15日、長谷川直亮撮影 世間に広く知られた出来事、制度、慣習。その「裏面」には、私たちからは見えにくい事実や疑問、物語が潜んでいる。記者が足を運び、関係者の証言や記録に迫った。 この連載は全6回です。 このほかのラインアップは次の通りです。 第1回 ドーハの悲劇、お守りに託した思い ゴール下に埋めた祈り 第2回 中傷に手染めた「選挙広報のプロ」 炎上対策指南役が加害者に 第3回 つながりたいのにつながらない? 相談ダイヤルの向こう側 第4回 林前横浜市長、IR巡り初めて明かした菅前首相への「直訴」 第6回 結婚しなきゃいけないの?「官製婚活」廃止した市長の真意 20年間「封印」されたファイル ファイルには、20年間「封印」されていた闘いの跡が確かに記されていた。200

    刺殺された石井紘基氏が残したメモ 教団と闘う住民支える「覚悟」 | 毎日新聞
  • 特集ワイド:午後のおしゃべり 失踪願望 足元にふわり 作家・椎名誠さん | 毎日新聞

    居酒屋のいつもの席で、大好きな黒ビールを飲みながらインタビューに答える椎名誠さん=東京都新宿区で2022年12月1日、宮明登撮影 <シーナ、よろよろと生還す>。作家の椎名誠さん(78)が昨年11月に出版したノンフィクションの帯にこうあるのを見て、ドキッとした。新型コロナウイルス感染症からの回復に時間がかかり、一時は書けなくなる不安も抱いたという。そこから見えた境地を知りたいけれど、ほかにも聞きたいことは山ほどある。 なにせ話題の多い人だ。取材をお願いすると、椎名さんが「夜のオフィス」と位置づける新宿の老舗居酒屋「池林房」を指定された。電球の温かい明かりに包まれた店内に、セーターにジーンズ姿の椎名さんがゆったりとした足取りで現れた。早速、黒生ビールを注文し、ごくごくと喉を潤し、「うまいねえ」と満足そうだ。ああ、相変わらずビールをおいしそうに飲む人だ。昔見たビール会社のCMもそうだった。 コ

    特集ワイド:午後のおしゃべり 失踪願望 足元にふわり 作家・椎名誠さん | 毎日新聞
  • うんざりだ、人権を「多数決」で決める無関心な社会 石原燃さん寄稿:朝日新聞デジタル

    寄稿 劇作家・石原燃さん 年末にまた嬰児(えいじ)の遺棄事件が起きた。 2022年に入ってから、20件目の事件だった。私がネットで検索して数えただけなので、見落としているものもあるかもしれない。いずれにしろ、氷山の一角だろう。コインロッカーベイビーが社会問題になったのは1970年代のことだが、その後、問題が解決したわけではなく、いまもこうして事件は起き続けている。 いしはら・ねん 1972年生まれ。性暴力、「慰安婦」問題など社会問題を描く。作品に戯曲「彼女たちの断片」「蘇(よみがえ)る魚たち」「白い花を隠す」、小説「赤い砂を蹴る」など。 こういう事件が起きるたび、事件そのものの痛ましさとは別に、ネットニュースのコメント欄やSNSの反応に気分が重くなる。一番多い反応は、逮捕された「女性」が反省しているかどうかジャッジしようとするもの。反省している様子なら非難する人は少なくなるが、「情報弱者」

    うんざりだ、人権を「多数決」で決める無関心な社会 石原燃さん寄稿:朝日新聞デジタル
  • 沖縄返還の核密約、日米首脳会談のシナリオ見つかる 若泉敬氏直筆か:朝日新聞デジタル

    沖縄の1972年返還が決まった69年11月の日米首脳会談で、佐藤栄作首相とニクソン大統領が返還後の沖縄に緊急時に核兵器を持ち込む密約を結ぶまでの詳細なシナリオの存在が明らかになった。佐藤首相の密使としてキッシンジャー大統領補佐官と水面下で交渉した若泉敬・京都産業大教授(当時)が佐藤首相向けに書いたものとみられる。 会談の運びは、若泉氏が94年に核密約の存在を明かした著書で触れているが、それを裏付ける史料で、段取りなどが詳細だ。密使を使った極秘交渉の舞台裏で、保秘を徹底していた様子がうかがえる。 非核三原則を掲げる佐藤首相は沖縄返還交渉でも「核抜き・土並み」を目指したが、米側は返還時に核を撤去する代わりに緊急時の核持ち込みを認めるよう要求。外交当局間の事前交渉で詰め切れないまま、69年11月19日から3日間にわたるホワイトハウスでの首脳会談が迫っていた。 シナリオでは、核密約という言葉は使

    沖縄返還の核密約、日米首脳会談のシナリオ見つかる 若泉敬氏直筆か:朝日新聞デジタル
  • 核密約シナリオ「コピーをとっておけ」 沖縄返還の密使が遺した文書:朝日新聞デジタル

    沖縄返還交渉で佐藤栄作首相の密使を務めた国際政治学者、若泉敬氏の過去を物語る数々の史料が見つかった。返還後の沖縄に米国が緊急時に核兵器を再び持ち込むことを認める密約を首脳会談で交わすシナリオなどの史料を、若泉氏ゆかりの人々や専門家と読み解き、人物像に迫る。 詳細な会談シナリオの存在を明かしたのは、自民党の阿達雅志参院議員(63)。佐藤首相の次男・信二氏(元衆院議員、1932~2016)の娘婿で、かつて信二氏の秘書でもあった。 「佐藤首相がとても重いものを背負って悩みながら決断し、それを若泉さんが身命を賭して支えた。沖縄返還50年の節目に、そのことをきちんと伝えるべきだと考えました」。2022年9月、東京・永田町の参院議員会館で取材に応じた阿達氏は、そう語った。

    核密約シナリオ「コピーをとっておけ」 沖縄返還の密使が遺した文書:朝日新聞デジタル
  • 人から獣がはい出したウクライナの戦争 アレクシエービッチの使命:朝日新聞デジタル

    アレクシエービッチが見たウクライナ侵攻㊤ 2015年のノーベル文学賞を受賞したベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシエービッチさん(74)が昨年11月下旬、事実上の亡命先となっているベルリンの自宅で朝日新聞の単独インタビューに応じた。 アレクシエービッチさんは、第2次世界大戦最大の激戦とされる独ソ戦に従軍したソ連の女性兵500人以上に取材した代表作「戦争は女の顔をしていない」などで知られる。他にもソ連のアフガン侵攻で亡くなった兵士の母親やチェルノブイリ原発事故の遺族など、常に社会や時代の犠牲となった「小さき人々」の声につぶさに耳を傾けてきた。 「私はウクライナ人の母とベラルーシ人の父のもと、ロシア文化に育てられた」と話すアレクシエービッチさんは、世界を揺るがすロシアウクライナ侵攻についていま、何を思うのか。1時間半にわたるインタビューの内容を、3回に分けて紹介する。 「戦争は美しい」と

    人から獣がはい出したウクライナの戦争 アレクシエービッチの使命:朝日新聞デジタル