5: テストコードで、型の要求を部分的にしか満たさないアドホックなオブジェクトをanyにキャストしてモックとして使うのではなく、ちゃんとしたモックを一箇所で定義してそれを使え 6: オブジェクトの種類によってあるプロパティを持っていたり持っていなかったりする時に、?でオプショナルなプロパティにするのではなく、どういう種類の時に持っているのかをインターフェースで明示せよ
皆さんこんにちは。京都開発室のLinです。仕事と個人的なプロジェクトでTypeScriptによる開発を始めて約2年が経ちましたので、 TypeScript導入時の経験を皆さんにお話ししたいと思います。 近年、TypeScriptはフロントエンド分野で最も注目を集める技術となっています。The State of JavaScriptの資料によれば、TypeScriptの使用を選択する開発者は増加を続けており、その評価も肯定的なものが多いようです。 「次のプロジェクトではTypeScriptにより開発を行うべきだ」「今あるJavaScriptプロジェクトをTypeScript仕様に変更すれば、プロジェクト品質の向上につながる」と考えているチームは数多くあるでしょう。 しかしながら、TypeScript導入のコストおよびメリットについては、極めて慎重に評価を行う必要があると、私は考えています。
同じTypeScriptという言語を利用する場合においても、トランスパイラによってTypeScript自体の機能制限がかかったり、思わぬトラブルを招く場合があります。それぞれのトランスパイラの特徴を踏まえた上で、それにより生じる問題も見ていきましょう。 1-1. tsc TypeScriptの開発元であるMicrosoft純正のTypeScriptトランスパイラです。TypeScriptを利用する際に typescript パッケージをインストールする必要がありますが、それに同梱されています。 公式ツールなだけあって最も早く最新バージョンのTypeScriptに対応したり、言語すべての機能を利用することができる一方で、バンドラではないためminifyやchunkの設定はできません。また、Path Aliasesの未解決や旧ESへの互換性が不完全であることが欠点として挙げられます。 tsco
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