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増田文学に関するyuki_2021のブックマーク (29)

  • 関東地方で桜餅を騙っている簀巻き野郎について

    といえば、粒感のあるピンク色ので餡を丸く包んで桜の葉を巻いた和菓子だ。関西で生まれてこのかた、「桜」と言われればまずこれだった。それ以外の「桜」の存在なんて想像すらしていなかった。 ところがどうだ、東京に来てみれば見慣れないやつが桜を名乗っていた。平べったい生地で餡をロールケーキのように巻いてその上からさらに桜の葉を巻いた和菓子。関東ではこれを「桜」と呼ぶらしい。 アホか。どこがだ。今日からきみは桜クレープと名乗りなさい。おしゃれぶりやがって。なんだその軽やかなフォルムは。ヨックモック気取りか。洋菓子のパーティにでもお呼ばれしているのか?大体その葉っぱはなんだ。意味があるのか?その桜の葉っぱはな、物の桜をそのまま触ると手がべたついてしまうから巻かれているんだよ。きみは見たところ結構さらさらしているようだが当に桜の葉っぱが必要だったか?そのまま手でつまんでべられそうな

    関東地方で桜餅を騙っている簀巻き野郎について
  • めでたく40歳になったので語ってみる

    当に残念ながらめでたく40歳になったので記念におじさん語りをしてみる。 とにかく生きるというのは辛い。何度、発狂したことか。こめかみを押さえてうずくまることなんて月に何度もある。当に上手くいかない。 だが、諦めてはいけない。蓋をして見ないふりをすることもあるが、それでも時間がどれだけかかっても問題ついて対応方法を考え続けなければならない。 上手くいかない問題は何度も現れるからだ。何度も負けていると悪循環に陥る。自分以外に責任転換を始め、問題から目を背けるようになり、日々くだを巻いて愚痴を言うだけになる。 確かに自分にはどうしようもない事柄はある。それでも、自分の心が折り合える方法を探さなければ多くのことが壊れていく。 人生とはトラブルや問題の回答を探す繰り返しだ。ごくまれに嬉しいことがあるがマラソンの給水ポイントより少なく、夏の暑い日に一瞬だけ感じる風のようなものだ。 多くの人は誰かが

    めでたく40歳になったので語ってみる
    yuki_2021
    yuki_2021 2023/06/27
    良い文章。生きるってほんとこんな感じよね。
  • 人生でよかった時間 3選

    大学のとき帰省して地元を散歩したとき大学1〜2年くらいのとき、たしか春休みに帰省して、暇だったからちょっと散歩に出た 中学くらいからずっとインドア派だったから地元を歩くのは久しぶりで、なんだったら未就学児のときぶりに歩くようなところを歩いた 当時好きだった公園に行ってみようと思い立って、記憶をたどって歩いてたら、思ってたところにはたどり着かず、でも桜がたくさん咲いているいい感じの広場に出た まあ、言っても大したことはないし、桜だって別に満開ではなく、だから花見の客もいなかったんだけど、それはつまりその場には俺しかいなかったということで、広い空間と桜を独り占めしている形だった 正直痺れた 素直に良いところだなあ、と思った 春そのものみたいな気候で、まばらな雲の向こうで青空が綺麗だった 花の匂いがしていた 豊中市街の散歩豊中市の都市緑化植物園に行こうってことで、彼女と電車に乗って行った 曽根に

    人生でよかった時間 3選
  • カルト教団に入れてもらえなかった話

    今にして思うと、「アレってカルトだったのかも…」となったから当時の思い出を書くことにする。 当時の俺は、就職に失敗して、なんとか契約社員としてゴミみたいな工場に潜り込んだ男だった。 とにかく最悪の人生を過ごしていたと言っていい。 まあ偏差値は50後半くらいで、イキってそこそこの大学に行ったけど、コミュ力なくて落ちぶれたパターンのやつな。 大体エスポワール号に乗る前のカイジをイメージしてくれればいい。髪型とかマジであんな感じだった。 そんで、ある日、工場の同僚が「たまには遊びに行きませんか?」と言ってきたので、友達もいなかった俺は嬉しくなって夜勤明けの日に街に繰り出した。 で、一緒に飯ってる時に、夢の話になった。「やりたいことないんですか」的なアレだ。 俺は嘘をついた。「実は輸入業とかやってみたいと思っている」と。 実際は輸入とかには全く興味はなかったが、フェアトレードがどうたらこうたら、

    カルト教団に入れてもらえなかった話
    yuki_2021
    yuki_2021 2022/07/20
    こういった人間も更生させるのも宗教の役目かと思うけど、カルトはカルトなんだなぁ。
  • はてなインターネット文学賞「作品発掘部門」を狙う人向け増田文学まとめ - まなめはうす

    株式会社はてなさん、20周年おめでとうございます。はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」ということで何か書いてみようと考えてみたものの、私自身、長らく個人ニュースサイトをやっていたこともあり、自分で文字を書き綴るよりは、文字を書くのが好きで得意な人にその場はお譲りし、個人ニュースサイト管理人らしく、みなさんのお役に立てるリンクを紹介しておこうと思う。 今回のはてな20周年お祝い企画には作品発掘部門なんてのがあるそうな。せっかくだからはてなブックマークで「文学」のタグついたあたりから探せば懐かしいエントリを発掘できるのでは…と思った。ほってんとりが初めてできた2005年2月10日に「現代作家ガイド:エキサイトBook」が23位にランクインしてたな・・・さすがにもう消えていたか。といった感じに続々と発掘していっても、どれもこれも消えていて困った状態。そして何よりただの文学であり、

    はてなインターネット文学賞「作品発掘部門」を狙う人向け増田文学まとめ - まなめはうす
    yuki_2021
    yuki_2021 2021/07/19
    後でまとめて読んでみよう。
  • 奇跡が起きるのは思っているより多いのかもしれないという話

    俺は海沿いの街で暮らしていて、二日に一度くらいの割合で仕事が終わってから浜辺に焚き火台を出して一人で何時間も火を焚いているという、あんまり頭の良くない趣味を持っている。 職場から家に帰ってきて焚き火台と薪を持って浜まで行くと、始められるのがおおよそ19時過ぎで、何回もやっているくせに木が炭になる時間の感覚がいまいちつかめないのもあって、「俺はいま焚き火をやってるな」と実感できる数の薪を燃やしていると綺麗に燃え尽きるのが21時半ぐらい、それからようやく夕飯をべ始めるのでやっぱり馬鹿なんだと思う。 季節で日が落ちるのが遅いけれども、灯りのあまりない海岸なので、20時を過ぎるとかなり暗くなる。自動車が道路を行き交う音と海鳴りが聴こえる闇の中にいるのは俺だけ…では意外となくて、砂浜に降りてくる道のコンクリートで舗装された突端に、よく誰かが二人で座っていたりする。 それは必ずしも決まった人たちでは

    奇跡が起きるのは思っているより多いのかもしれないという話
    yuki_2021
    yuki_2021 2021/06/28
    いい文章。焚火をぼんやりと眺める趣味というのはいいね。
  • 悔しすぎて新しい音楽を受け入れられない。

    小学生の頃、ASIAN KUNG-FU GENERATIONにハマってから音楽を大好きになった。 雑誌やネットの情報をもとにアジカンのメンバーが影響を受けた音楽を辿り、 昔の洋楽を聴き漁るようになった。 小遣いはほぼCDで使い切ってたし、 まだ画質が良くなかったYouTubeやニコニコ動画で好きなバンドのライブ映像をい入るように見ていた。 中学生になり、親に必死で頼み込んでギターを買い与えてもらってからは夢中になって練習した。 ギターを抱えたまま寝落ちしたことも数えきれないくらいあった。 授業中もハンドグリップでずっと指の筋トレしてた。 クラスメイトから見たら当時の自分はちょっと様子がおかしかったと思う。 同級生とバンドを組み、アジカンのコピーをして文化祭のステージに立ったときの興奮はよく覚えている。 高校生になってからもバンドは続けて、放課後はスタジオに入り浸り、 バイト代でライブハウ

    悔しすぎて新しい音楽を受け入れられない。
  • 1年半ずっとATMとして働き続けたときの話

    こう書くとATM扱いされた夫の話だと思われるかもしれないがそうではない 読んで字のごとく、自分がATMの中の人として働いたときの話である 今から20年ほど前、某金融機関に入社した私は適当な集合研修を受けたのち、とある支店に配属された そこで私に割り当てられた仕事ATM担当である 今では多くの金融機関はATMの管理・現金装填を警備会社へアウトソーシングしている ただ当時はそういった雑務も全て職員の仕事であった 郊外の支店であれば比較的平和だったのかもしれないが、私の支店は繁華街のど真ん中にあり、周囲は飲み屋やパチンコ屋、場外馬券売り場などに囲まれていた そうなると客層は当然悪い 紙幣しか入らない投入口に硬貨を投入しATMを壊そうとするおっさん(口座残高が800円だったので200円入れて1000円にして引き出してパチンコに行きたかったらしい) 「UWF銀行に振込したいのに画面に出てこない

    1年半ずっとATMとして働き続けたときの話
    yuki_2021
    yuki_2021 2021/02/19
    釣りだろうけどかなりリアルだな。このディテールはなんだろ?
  • 茶とコーヒーと俺ん家の話

    俺は30過ぎてこどおじで、別に給与が特段低いとか家族の介護が必要とかそういう事情でもなく、俺個人に引っ越しするための意欲が湧かないのと、そもそも家を出る意義がもう一つピンと来てないので、実家にいる。 俺と両親合わせて3人の家族仲は特別良くも悪くもない…というのは、家庭内の緊張とか不和とかの微妙な感情をないまぜにして無難に平均化した言い方で、俺と両親はそれぞれあまり会話もないけど、「お前、いつ家出るんだよ? あと、結婚…はまあ置いといて、日々の言動とか読んでるとかなんか変なんばっかりだし、まともに社会人やれてるんだろうか?」的な無言の変な気まずさを感じるし、母と父の方はわりかし明確にいまお互いの生活態度にストレスを感じているっぽい。 しかし、だからといって、各々の了見をめぐってケンカになったりとかもないのだ。だから、まあ特別仲は良くも悪くもない、ということになる。 … 夕飯は大抵三人で一緒

    茶とコーヒーと俺ん家の話
    yuki_2021
    yuki_2021 2021/01/24
    家族、って感じ。
  • 【完全版】増田文学2020 ランキング200

    はじめに*前回「増田文学2020 ランキング150」間違えて消した *文学以外も入っている。個人判定があやふやなので全部入りにした。すまん😭 *「書いた記事が圏外だった😢」と呟いたそこのあなた!当ランキング、はてブ数上から順で決めただけなので、おすすめ記事があれば 新規投稿⇒タイトル「anond:20210114162908」で文に自薦他薦紹介を。みんなで増田文学2020をブラッシュアップできればとー✏️ 追記 叩きたいだけの増田やアンケート等は除外するとか建設的な意見。明らかに増田文学でない投稿は「増田文学でないランキング」を作ってそっちに載せるか🤔 ただ気力がない+加えて2019ランキング作成に気持ちが移っている トップ200 順位ブクマ数タイトル日付備考12260意識の低いフリーランスの生存戦略02/2622246ケンタッキー初心者指南09/0831980100分de名著シリ

    【完全版】増田文学2020 ランキング200
  • 思い出す という幸せ

    彼女は居ないし収入も低く、自由に使える時間もそれほど多くはない。毎日疲れ果てて家に帰り、健康に悪そうなべ物を胃に放り投げたら、冷えが厳しい浴室で水圧の弱い湯を浴びる。薄暗い静かな部屋で、安酒を呷りながら明るく賑やかなテレビ画面を眺めていると、いつの間にか眠りに落ちている。そんな毎日だ。 でも俺には、日曜の夜だけのささやかな楽しみがある。「思い出す」ことだ。祖母の家でべた大きなスイカ。いとこと夢中になって遊んだ競馬のメダルゲーム。修学旅行友達と乗った保津川のライン下り。塾で目が合った他校の女の子。貯めたバイト代を握りしめて行った地元のバイク屋。職場で優しくしてくれた、親父と同い年の上司。思い出せる限り詳細に、記憶の縁を辿っていく。綺麗な思い出は、いつだって俺に優しい。 どれもこれも、今となっては戻ることの無い遠い過去だ。しかし、だからこそ貴重なものだ。物の当の価値に気付くのは、いつだ

    思い出す という幸せ
    yuki_2021
    yuki_2021 2020/03/08
    ブログ書こうぜ。毎日に傷跡刻んでおけば、後から読み返せる宝物になる。
  • なぞなぞです。男性の身体の中心で揺れるモノな~んだ?

    正解はちんちん。 ネクタイはタイピンで止めるので揺れません。考えすぎちゃったかな? 残念ですけどちんちんです。そもそも外付けのものを男性限定で縛るべきじゃありませーん。 小学校の時に俺は素直に「ちんちん」と答えた。 あの女は「ブ―www間違いですwww正解はネクタイでした!www」と笑った。 それから俺はずっとその女に弱みを握られることになった。 でもその時からずっと(なんで?ちんちんが間違いと言い切れるのはなんで?ネクタイが正解と言い切れるのはなんで?)と思っていた。 中学生に上がっても俺は弱みを握られていた。 俺が女子に告白をすると、その女はその女子にその時の話をした。当然俺はフラれる。 俺はその女を呼び出して強めの口調で「やめろ」と怒った。昔の事をいつまでも出すな、と。 そもそもちんちんは間違いだと言える根拠はなんだと。ネクタイが正解だと言える根拠はなんだと。 その女は泣いた。わけが

    なぞなぞです。男性の身体の中心で揺れるモノな~んだ?
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/12/17
    なんだこれ?
  • ゲームが好きで一時期ゲーム会社にも入った私からの意見。 少し長くなるが..

    ゲームが好きで一時期ゲーム会社にも入った私からの意見。 少し長くなるが議論を聞く余地がありそうな書きぶりだったのでよかったら読んでほしい。 私は高校生までこの方と同じような状況と考えだった。 時間の無駄。何が楽しいのかわからない。 何時間もやる連中の気が知れない。 映画が好き。 私の兄は子供の頃からゲームが大好きな人だった。兄弟のお年玉を共有財産として使ってしまう人で、私が無欲だったのをいいことに私のお年玉を自分のお年玉と合算してゲームを買ってしまう人だった。 (いま思えば兄への不信感はこの時から始まり以後数十年続いているのだけどそれはまた別の話) 自分はそれこそゲームなんてまるでなんの興味も関心もなかったし、シューティングゲームだのRPGだの、そういったゲームを兄が夢中になってやるのを、冷めた目で見ていた。 ためしにやってみなよと言われていくつかやってみたものの、ぷよぷよはどうしても半魚

    ゲームが好きで一時期ゲーム会社にも入った私からの意見。 少し長くなるが..
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/11/06
    良い文章。ゲームの楽しさは仮想現実を体験する事にあるのだと思う。
  • 消費税2045

    2045年、日。 1989年に導入され、2019年に軽減税率を取り入れた消費税は、その後奢侈税やガソリン税などを取り込み続け、巨大で複雑怪奇なシステムと化していた。軽減税率があり、世帯収入による免除措置があり、激変緩和措置があり、その例外があり、さらにその例外があった。あるフードコートは近隣の小学校からちょうど300mの距離にあったため、小学校に近い東側でべるか遠い西側でべるかで税率が変わった。ある喫茶店では時間帯とテーブルによって同じコーヒーの税率が24段階に変わることが分かった。もはや正しい税率は誰にも分からなかった。国税庁や税務署の問い合わせ窓口はパンクしていた。新商品のメロンパンの税率について確認するため24時間ぶっ続けで電話を耳に押し当てていたパン屋の店主が倒れて入院した。人々は皆疲れ果てていた。 世論は財務省を容赦なしに糾弾し、政治家も財務省さえ叩けば国民の受けが取れると

    消費税2045
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/10/03
    そのうちカーズは考えるのをやめた
  • VR乱交に参加した

    yuki_2021
    yuki_2021 2019/09/11
    やっぱ、リアルタイムで変換できる恋声とかのテクノロジーは需要あるな。
  • LINE、やってないんだよね

    彼がそう言ったのはちょうど今日みたいな蒸し暑い雨の夜のことだった。 営業部の人との合同の飲み会。暑さとアルコールに当てられ、一息つこうと外に出たところ、彼がいた。 同期だった彼とは、部署異動ですぐに別々になり、話したのは久しぶりの事だった。 背の高い彼、爽やかな彼、笑うとえくぼのできる彼、密かに憧れていながらもなかなか話しかけられなかった彼。何度か話せたのは彼と私の好きな洋楽バンドがたまたま一緒だったから。思えばいつも彼から話しかけてくれていた。自分から話しかけられたことは一度だったなかった。 だって彼はいつも素敵で、彼の周りには沢山の人がいつもいたから。 思い切って話しかけられたのはきっとさっき飲んだカシオレのせいだった。 かき集めた勇気と勢い。けれど彼の気さくな笑顔と「大好きな洋楽の話」という共通項のお陰で、あの時解けなかったぎこちなさは舌の上のかき氷のようにすんなりと溶けた。 「あの

    LINE、やってないんだよね
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/09/02
    あほくせーと思ってたら筆力に引っ張られた。自分でも何言ってるか(ry
  • 特殊清掃の現場から見えてくるもの

    こういう仕事をしていると、遺された部屋の様子から、亡くなられた人の思いや葛藤を、望むと望まざるとにかかわらず垣間見てしまうことが少なくない。吐き出す場所もないので、ここへ書き込むことにする。 前提として、東京と周辺の夏の暑さは、もう人が住める限界を超えていると思う。とくに低収入でエアコンなしの部屋に暮らしている「弱者」たちから、実際に暑さで身体が溶けて亡くなっていくのだということを実感する。 先週入った現場は、40代男性の、いわゆる孤独死の後片付けだった。例によって冷房なしのアパートだった。防毒マスクをして臭いに覚悟をしながら入ったが、畳に残っていた体液の量はそれほどでもなかった。 ただ一瞬目を疑ったのは、床がすべて同じ、細長いビニール袋で埋め尽くされている様子だ。いくつかの袋にはフランスパンがべかけのまま残り、カチカチになっていたり、一面黴に覆われて緑黒くなっていたりした。 男性が突っ

    特殊清掃の現場から見えてくるもの
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/08/16
    2年前の増田のリライトらしい。
  • 朝の満員電車で発狂した人

    朝の満員電車で一人の会社員男性が発狂した。もう無理だ俺たちは奴隷じゃないこんな電車乗ってられるかと叫んだ。普通なら変人がいるなぁってみんなで無視して終わりだが今日は違った。隣の男もそうだ!おかしい間違ってる。同調したのだ。しまいには泣き出してしまった。そしたら周りの人も泣き出した。なんでこんな目にあわなくちゃいけないんだ。ツライ、酷い、人権侵害、私たちは家畜じゃない、小池百合子おおおおおおおおおおおお、これが正しいの?正しいことなの?、みんな泣き叫び発狂した。電車が次の駅に着いたらみんな電車を降りた。そして電車の運転手を引き摺り下ろして運転席を破壊し電車を止めた。怒り狂った乗客たちはデモを敢行した。無許可のデモだ。警察に守られた生ぬるい行進とは違う。怒りをむき出しにした暴動だ。うおおおあお殺せ殺せ。壊せ壊せ。東京なんてぶっ壊しちまえ。東京暴動はSNSで拡散された。暴動は日全土にパンデミッ

    朝の満員電車で発狂した人
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/08/09
    筒井康隆が書きそうなショートショート。
  • 12年前に別れた彼女へ

    ウエエエエエエイ!!!!!!!!!! ウヒョウヒョヒヒョーーー!!!!!!!!!!!!! マジで嬉しいから書くわ! 34歳にもなって独身の俺だが、実は12年前の22歳のときに彼女という幻の存在がいたことがあるんだ。 お相手はマホちゃん(20)。当時入ってたよさこいサークルの後輩でタレ目で黒髪ロングで巨乳という童貞俺にとっては夢のような女の子! とくに好きだったのが暗い表情だ。 この世の終わりを23回は見ているに違いないというぐらい暗い。言葉の端からは「こいつは私より幸福だ」というふいんきがダラダラ溢れ出ていた。 俺は完全に一目惚れしてしまった。 ベラベラ過去を喋っていたところ、実はお互い両親に虐待されて児童相談所から養護施設にぶち込まれていたという過去まで一致! 意気投合してなんだかんだで付き合うことになった。あれほど施設送りの過去に感謝したこともなかったな。 当時、マホちゃんはいわゆるメ

    12年前に別れた彼女へ
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/06/16
    良き古き増田文学感。
  • 人間になった人魚姫の裸を数十年間オカズにしている話

    世の中には誰でも知っている物語をこんな風に汚れた目で見ている奴もいる。 物心付いた頃から、世の中に存在する数多くの人魚姫の絵に対して、言いようのない困惑を抱いていた。 人魚姫、それは様々な子ども向けの読み物の中で唯一、女主人公が読者の目に全裸を晒す場面のある物語だった。 幼少期の俺にとって、魚の尾鰭が人間の女の下半身にすげ替わった直後の人魚姫の描写は、あまりにも衝撃的だった。 人魚達には人間のように、動きにくい服で生身の体を覆い隠す文化がない。 ほとんど生まれたままの体に装飾品をつけ、自由自在に海の世界を泳いでいる。 しかし、直前のページまで「人間ではない空想上の生き物」として許されていた人魚姫の姿は、人間の下半身と接続した途端、突然「子どもが見てはいけない生々しいもの」に変質する。 人魚姫が人間になろうとして、何もわからないまま「なり損ねた」ぶざまで痛ましい姿が、あの裸身なのではないか

    人間になった人魚姫の裸を数十年間オカズにしている話
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/04/18
    なんか精神分析すると面白い話が聞けそうな増田。