シューティングゲームかいわいで「人類には不可能」とまで言われた最高難度のアーケード版ゲームの完全制覇が、京都市中京区の寺町京極商店街にある老舗ゲームセンター「a-cho(アチョー)」で達成された。成し遂げたのは19歳の高専生。プレー場面を録画して、敵の動きを考察するなど、研究を重ねた末に最後の敵(ラスボス)を撃破した学生は、ゲームを通じた出会いや周囲の協力に感謝しながら、「本当にうれしかった」と喜ぶ。 京都府出身、在住で、X(旧ツイッター)で…
福井県小浜市から京都駅周辺-松井山手(京都府京田辺市)-新大阪を結ぶ北陸新幹線小浜ルートに対し、京都府の亀岡市議会一般質問で9日、公明市議が地下水への影響を想定しルート再検討を要望するよう訴えた。亀岡市は40年以上、駅整備を求めてきたが、2017年、政府与党がルートから外した。亀岡に駅ができれば街作りへ大きな影響が考えられ、捨てられぬ願いが地元国政与党から噴出した格好だ。 質問したのは藤本弘市議。北陸新幹線を巡り、環境影響調査の手続きが進んでいる中、京都駅周辺で地下水への影響が懸念されていることを踏まえ、「リニア中央新幹線工事では静岡県の大井川で水量が減ると懸念の声があり、二の舞いになる」と指摘。大阪直結の街作りへルート見直しの声を上げる最後の機会と捉え、亀岡経由のルートを再度要望するよう求めた上、市次期総合計画への反映も訴えた。 これに対し、桂川孝裕市長は「(同計画素案に記述は)入ってい
きょう、北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県)間が開業した。 次の延伸計画は、大半が京都府の地下を貫いて大阪に至るルートに決められている。だが前提条件は破綻しているに等しく、強行すれば京都の将来に重大な禍根を残しかねない。 今こそ、再考すべき時である。 日本海側を通り東京と大阪を結ぶ北陸新幹線は1973年に計画を決定。敦賀開業で延長約700キロの8割がつながった。 大阪までの延伸は滋賀県米原や舞鶴などの路線案もあったが、与党が2017年、福井県小浜―京都駅―京田辺市松井山手―新大阪駅を決めた。22年後の46年開業を想定し、詳細ルートに向けた地質調査中である。 関西や北陸の経済・観光を振興し、災害時の代替交通になるとの役割を掲げる。しかし、京都への負荷はあまりに大きい。 福井から南丹市、京都市などを縦断するにあたり、路線の大半を占める約60キロは用地買収が不要な「大深度地下」(地表から40メートル
「エスカレーター歩かないで!」京都市の地下鉄駅で呼びかけ開始、お急ぎならば階段を 2024年1月19日 17:00
「絵に描いた餅」と酷評された再建計画だった。全国の公営地下鉄の中で、最も厳しい経営が続く京都市営地下鉄。東西線の建設費が重くのしかかり、門川大作氏が初当選した翌2009年、国から経営再建が求められる経営健全化団体に転落し、計画では運賃値上げを1回にとどめるため、「1日乗客5万人増」を盛り込んだ。 当時の乗客数は1日32万7千人。集客施設や大学誘致などの沿線開発も掲げたが、具体策に乏しく、外部監査や議会から「現実離れ」と批判された。 「5万人という目標以前に、
JR西日本の長谷川一明社長は10月25日、京都府が要望した嵯峨野線(山陰線)の列車増便について「時間帯や曜日によって利用の変動が大きい。基…
京都市の門川大作市長は14日、定例会見を開き、市バスの混雑緩和対策やマイナンバーカード問題、リニア中央新幹線の京都誘致について言及した。一問一答は次の通り。 【市バス・地下鉄の経営状況、観光客と市民の運賃の在り方】 (記者 地下鉄とバスの昨年度の収支状況が公表された。受け止めは) 門川市長 コロナ前に戻ったという声も聞くが、経営はまだまだ厳しい。地下鉄は国の画期的な支援制度もあり値上げを回避するが、バスは国の支援が限定的だ。経費の削減に取り組んでいるが、燃料費が2割上がり、路線の半分は民間委託しているが、
飲酒検問で呼気からアルコールが検知され、警察官に正式検査を促される電動キックボードの男性(11月25日午後9時21分、京都市中京区・河原町通蛸薬師上ル) 飲酒機会が増える年末に向け、京都府警は飲酒運転の取り締まりを強化しているが、今年は若者を中心に普及が進む電動キックボードにも目を光らせている。11月下旬に実施した一斉取り締まりでも、電動キックボードの摘発があった。飲酒運転をすれば車や二輪と同様に重い罰則が課せられるため、府警は「気軽に乗れても、甘い気持ちで飲酒運転は絶対にしないで」と注意を呼びかけている。 電動キックボードは、立ちながらハンドルを操作する1人用の乗り物。京都市では、3月からJR二条駅前や京阪三条駅前など市中心部で、民間企業「Luup(ループ)」(東京都)によるシェアサービスの運用が始まり、若者を中心に人気を集めている。 道交法では「小型特殊自動車」や「原動機付自転車」に分
近江鉄道沿線地域で活動する団体の交流会が19日、滋賀県東近江市で行われた。三日月大造知事も参加し、同鉄道を利用したまちづくりについて参加者が活発な議論を行った。 県などで組織する近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会が主催し、21団体41人が参加した。10月に行われた全線無料デーを踏まえた議論では「多くの人が乗って混雑したので、次は100円でもいいのでは」「やってよかっただけでなく、利用者の意見を聞いて、次につなげてほしい」といった建設的な意見が出た。 グループに分かれて自分たちが利用促進でできることも話し合った。「飲みに行くときには鉄道で行く」との宣言や、駅でライブ活動を行う団体からは「近江鉄道の歌を作って、(県出身の歌手)西川貴教さんに歌ってもらおう」という夢のある意見も披露された。
京都市交通局は22日、市営地下鉄蹴上駅(東山区)の線路上にいた清掃作業員が駅に進入する作業車から逃げようとし、右肩に全治2カ月のけがを負ったと発表した。交通局内の連絡ミスで清掃作業員に作業車の走行予定が伝わっていなかったという。 同局によると、16日午前1時ごろ、東山―三条京阪駅の電気設備点検のため線路を走っていた有人の作業車が、警笛を鳴らして蹴上駅に徐行で進入した。走行予定を知らず対向の線路で清掃に当たっていた作業員3人が驚いてホーム下のスペースに逃げ、そのうち1人の40代男性が右肩関節を痛めたという。 市交通局で電気設備の点検を担当する部署が、清掃作業を管理する部署に走行予定を伝え忘れていたことが原因という。同局は「命にもかかわるミスだ。連絡体制を見直して再発防止を徹底する」としている。
京都府南丹市美山町がルートに想定される北陸新幹線の新大阪延伸計画で、原生林「芦生の森」が広がる同町の芦生地区が計画反対を決議したことが、2日までに分かった。膨大な残土の処分方法が未定であることや、希少な動植物を育む芦生の森に対する悪影響が予想されることなどが理由。同町のルート周辺で懸念を示す地区はあるが、明確に「反対」に踏み込んだ地区は初めて。 反対決議は約50人が暮らす芦生地区が今春総会を開き、「住民の総意」として行った。芦生の森はルートからは外れるものの、近傍に巨大なトンネルが掘られれば影響は避けられないと判断した。 決議では、残土の処分法が不透明で、ヒ素などが由良川に流出しかねないと不安視。芦生の森の生態系が変化する恐れも挙げた。少なくとも2兆1千億円と見込まれる建設費の一部を南丹市が負担する可能性も反対の一因とした。 決議時に区長だった清水勝さん(66)は「工事の影響で移住が減る恐
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