第七回 立居振舞 I 2007年6月27日 社会カルチャー コメント: トラックバック (0) 前々回の一連の記事で、美大生に喧嘩を売った私ではありますが、まだ元気に外を歩けています。そこで今回は、一般学生に喧嘩を売って、さらに自らを危険に追い込んでみたいと思います。嘘です。怖くてガクガクブルブルしています。 私自身も含めての批判であると理解していただきたいのだが、現代人はとても姿勢が悪い。立ち姿もおかしいが、座った姿もなんだか捻じれている。もちろん、歩き姿も崩壊している。 立って話している大学生を見ていると、彼らは猫背でいつも左右にフラフラと揺れている。そして、彼らはおおよそ数分間で何かに寄りかかるか、その場にヘタリと座り込むかしてしまう。長時間立てなくなっているのだ。講義中に着席している大学生の姿は、まるで皿に立てた豆腐がグンニャリと崩れるか、短くなった蝋燭が炎の熱で溶けていくかのよう