経済安全保障を実現しない経済安保法~必要なのは経産省の解体だ エネルギー、資源、食料の輸入依存から脱し循環経済を実現する体制整備を 田中信一郎 千葉商科大学基盤教育機構准教授 居直り強盗の焼け太り この小見出しは、国会に提出された経済安全保障法(経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律案)(以下、経済安保法という。)を見たとき、脳内に去来した言葉である。 経済安保法は、国際社会における紛争等のリスクが日本の経済や国民生活に与える影響を抑制することを狙いとしている。この目的そのものは、大きな問題があるとは思えない。法の根拠となる立法事実についても、1970年代のオイルショックやコロナ禍でのマスク不足など、明白に存在している。 しかし、経済安保法の内容は、経済活動と研究開発への行政による介入を促すものであり、主として執行を担うであろう経済産業省の経済統制権を大幅に強化
大きな市役所には、いっぱいカウンターが並んでいる。上の案内板を見ながら、目的の部署を探して行き、カウンター前に立つ。役所というところは、だいたいここで待たされる。こちらが声を出さないと、絶対に応対しない。 「すみませ~ん」と、やや低いトーンで声を掛けてみる。すると、どこの役所でも同じ雰囲気を味わうことになる。1回呼んでも誰も来ないどころか、こちらを見ようともしない。誰かが応対するだろう、と踏んでいるのか。必ず2回呼ばなければいけない。しかも大きな声で。 すると、こちらから見て一番手前の女性が、ノソ~ッと動き出す。“めんどくせぇなぁ~!”という顔で、「はい、何でしょう?」と元気なく答える。 この瞬間に、第1回目の「民営化しろ!」という感情が、ムクムクと湧いてくる。「お前ら税金で喰うとんのやろ! もっと愛想よぉせんかい!」と、ガラの悪いおっさんなら言うだろうが、私は若干紳士なので、「民間なら、
スピードの出し過ぎか桜塚やっくんらは2013年10月5日6時に都内(23区内だと思う)を出発し、遠路九州へ向かった。東名高速を走り、7時46分頃に沼津サービスエリアに着き、休憩。その後、名神高速、中国自動車道を経由し、出発から10時間50分後、山口県美祢市東厚保町(ひがしあつちょう)で事故が発生した。車外を出た桜塚やっくんと同乗者1人は、後続の車にはねられ、命を落としてしまった。 スポーツニッポン新聞社等の記事を見ると、気になる点が2つある。 1つ目は都内から10時間50分で美祢市東厚保町まで走行していたのが解せない。高速道路をかなりの速度で飛ばし、休憩時間はサービスエリアの給油だけにしていたのではないかと思う。 根拠として、東京駅―大阪駅間の高速バスは、所要時間が約6~8時間かかる。寝台特急〈富士・はやぶさ〉の末期だと、東京―宇部―厚狭間(厚狭は美祢線乗換駅)の所要時間は、下り14時間0
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