東京 霞が関などで働く厚生労働省の職員のうち、ことし4月に「過労死ライン」とされる月80時間以上の残業をしたのは、およそ5人に1人にあたる830人に上ったことが分かりました。 厚生労働省は東京 霞が関の本省などで働くおよそ4000人の職員について、ことし4月の残業の状況を調べました。 それによりますと「過労死ライン」とされる月80時間以上の残業をした職員は、およそ5人に1人にあたる830人に上ったことが分かりました。 残業の時間は、 80時間以上100時間未満が423人、 100時間以上150時間未満が359人、 150時間以上が48人でした。 残業時間が最も多かった職員は226時間に上ったということです。 厚生労働省は、新型コロナウイルスのワクチン接種や医療提供体制の確保などの対応のほか、国会関連業務や人事異動などが重なったことが影響したとしています。 厚生労働省は「業務の効率化を通じて