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ブックマーク / bsd.neuroinf.jp (1)

  • 睡眠障害 - 脳科学辞典

    不眠症 不眠は、一般人口の4~5人に1人と有病率の高いcommon diseaseだが、近年不眠の長期化による抑うつ症状発現、QOLの悪化、耐糖能障害や高血圧発現のリスクの上昇など、心身への悪影響が大きいことが明らかにされ、治療対応の重要性が強調されている。誰にでも起こり得る不眠がなぜ一部で慢性化するのかという点については、従来神経症的なメカニズムにより説明されることが多かったが、最近では、生理学的ならびに、認知心理学的過覚醒傾向と熟睡感の障害の問題が重視されるようになっている。急性ストレスでの不眠の発現は一般的な現象だが、これが慢性化する過程で、焦り、不安の増強と相まって過覚醒傾向を生じ、さらに飲酒量の増加や、床上時間の増加などの不適切な対処行動を生むことで悪循環に陥ると考えられる。不眠症のメカニズムを考えるときに、これらの認知行動学的側面に加えて、神経生理学的側面についても検討する必要

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