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ブックマーク / edn.itmedia.co.jp (6)

  • 電源オン時のシーケンスを設定できる回路

    今回は、簡単なオペアンプ回路と組み合わせたデュアルスイッチング電源で、出力電圧のシーケンスを同時に制御できる回路を紹介する。この回路では、オン時に3つの出力電圧を制御する。 オン時に3つの出力電圧を制御 ASICやFPGA、DSPは、何種類もの電源電圧を必要とする上に、電源オンの順番に制約がある。I/O回路は通常最も高電圧であるが、多くの場合は、最初にオンにし、続いて他の電源を高電圧から低電圧の順にオンにして、最後に主電源をオンにする必要がある。 この際、ある電源が別の電源よりもダイオード降下電圧以上に高くならないようにする必要がある。さもないと、I/O回路からの過剰な戻り電流が、ICを通って低電圧線側に流れ、高価なICを壊してしまう。この対策として一般的なのは、電源ライン間に電圧が低くなる順にダイオードを外付けし、高圧側を「低圧側電圧+ダイオード降下電圧」以内にクランプする方法である。こ

    電源オン時のシーケンスを設定できる回路
  • フェライト(4) ―― 使用上の注意点

    各種用語 フェライトの仕様書に記載される主な用語には以下のものがあります。 *一般的な表現として、B〇〇と表記した場合は交流磁束密度の0-Pを指し、ΔBの場合は磁束密度の振幅(P-P)を指します。磁界の強さHについても同様の表記になります。

    フェライト(4) ―― 使用上の注意点
    Xenos
    Xenos 2020/01/20
    フェライトコア
  • 中堅技術者に贈る電子部品“徹底”活用講座

    これまで、各種形状の単パルス損失が発生した時の温度上昇の求め方について技術的な検証を含めて説明してきました。ただ、実機においては単パルスではなく同じ損失が繰り返し発生します。今回はこの繰り返し損失波形の温度上昇について考えていきます。

    中堅技術者に贈る電子部品“徹底”活用講座
  • 電気自動車「シボレー・ボルト」を解剖、電力システムの秘密に迫る

    General Motorsのプラグインハイブリッド車「Chevrolet Volt(シボレー・ボルト)」を3日間かけて解剖し、その特徴である電力システムを分析した。その心臓部は288セルのLG Chem製リチウムイオン二次電池パック、頭脳はインバータモジュールに収められた日立製の制御ボードである。 エンジニアとして働いていると、新たな学びが多いけれども、“単純に楽しい”という仕事に巡り合えることがある。 John Scott-Thomas氏とAl Steier氏の2人にも、そうした幸運が訪れた。General Motors(GM)が2011年に米国市場に投入したプラグインハイブリッド車「Chevrolet Volt(シボレー・ボルト)」を解剖し、その動作原理に迫るとともに、この新型車に開発エンジニアたちが投入した技術を分析するという仕事である。 Scott-Thomas氏は、米EDN誌と

    電気自動車「シボレー・ボルト」を解剖、電力システムの秘密に迫る
    Xenos
    Xenos 2019/12/20
    電気自動車 電力変換器 分解
  • 整流回路の突入電流を簡単な部品で制限

    整流回路における起動時の突入電流を制限するためには、図1に示すようにコンデンサーによる出力フィルターを用いることが多い。整流回路の交流入力あるいは直流出力に直列に高抵抗を挿入し、フィルターのコンデンサーが十分に充電されてからスイッチを閉じて抵抗を短絡させる。ただしこの回路は、タイマー・リレーあるいは電圧検出回路を別に必要とする。スイッチの開閉を制御するためである。さらにスイッチは、通常動作時の最大負荷電流に耐えられなければならない。

    整流回路の突入電流を簡単な部品で制限
    Xenos
    Xenos 2018/04/22
  • 基板設計がうまくいかない、反射や損失を回避する手法

    終端抵抗をとり付ける意味は? プロセッサなどの背面にパスコン(バイパスコネンサ)が必要な理由は? クロストークノイズを防ぐ主な手法は? いずれも高速信号を扱う際に十分理解しておかなければならない内容だ。 ピーバンドットコムが開催した「P板.com 技術セミナー」(2015年9月16日)では、前回に続き、米KEI Systemsで代表を務める前田真一氏(図1)が、これらの問いに丁寧に答えていった。 まずは反射ノイズを防ぐ 「反射ノイズを考慮しなければならない場面はこうだ。高速信号を扱う回路で配線長を短くできないとき、つまり配線を『伝送線路』として扱う場合だ。反射ノイズを防ぐにはインピーダンスをそろえて、そもそも反射を起こさないように設計すればよい。そのために終端抵抗を利用する」(前田氏)。 前回紹介した通り、データ転送信号の速度が1 [GHz]以上を超えた時点で高速信号としてのとり扱いが必要

    基板設計がうまくいかない、反射や損失を回避する手法
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