そろそろ2015年7月のWindows定例アップデートで修正された CVE-2015-1729(MS15-065)の内容の解説と対策を書こうと思います。 PoC 以下のような CSV (http://example.jp/target.csv)があったとします。 a,b c,dこれはIE9以降に以下のような攻撃コードを与えることで内容を読み取ることが可能でした。 <script> window.onerror=function(){alert(arguments.callee.caller);}; </script> <script src="http://example.jp/target.csv"></script> このバグは、JavaScript として読み込ませると実行時エラーになるようなデータがある場合に、クロスオリジンの制約が働かずに、arguments.callee.cal
In Visual Studio 2022 17.10 Preview 2, we’ve introduced some UX updates and usability improvements to the Connection Manager. With these updates we provide a more seamless experience when connecting to remote systems and/or debugging failed connections. Please install the latest Preview to try it out. Read on to learn what the Connection ...
既に攻撃コードが出回り、セキュリティ専門家はIEのユーザーに対し、Microsoftがこの問題に対処するまでの間、ChromeやFirefoxなど別のWebブラウザに切り替えることを勧めている。 米MicrosoftのInternet Explorer(IE)に、また新たな未解決の脆弱性が報告された。IE 7と8を標的とした攻撃が既に発生しているもようだ。米SANS Internet Storm Centerやセキュリティ企業各社が9月17日に一斉に伝えた。 IEの脆弱性を悪用するコードは、先に発覚したJavaの脆弱性(Oracleが8月30日に対処済み)について調べていた研究者が14日に発見し、最新のパッチを当てたWindows XP SP3上で悪用できることを確認した。 この脆弱性はIE 7/8/9に存在し、細工を施したWebサイトをユーザーが見ただけで被害に遭う可能性があるという。M
@XSS (一部のブラウザのlocation.hrefがXSSを引き起こしやすいことに関する注意喚起) 概要 一部のブラウザのlocation.hrefは、XSSなどのセキュリティ問題を引き起こしやすい値を返します。この挙動により、location.hrefが自分と同じドメインのURLを返すことを前提に書いているコードは全て、正しく動かなくなる恐れがあります。 影響を受けるブラウザ Safari 6未満(Windowsは修正版がリリースされていません) iOS 6.0未満のSafari Mobile Android4.1未満?の標準ブラウザ(Android 2.3.6でテストしました。@bulkneetsさんによると4.1は修正済み、4.0.3は影響を受けるとのことです。@cubedlさんによると4.0.4は影響を受けるとのことです。) 挙動の再現 1. http://l0.cm/atx
マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-023 - 緊急 : Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2675157) http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms12-023 このセキュリティ情報に組み込まれている多層防御についてマイクロソフトと協力してくださった Masato Kinugawa 氏 2012年4月のMicrosoftの月例アップデートに含まれる、MS12-023で修正されたこの件について書きます。 Internet Explorer 9では、悪意ある者に誘導されてアドレスバーで不本意なJavaScriptを実行してしまうこと(self-XSS)を防止するために、「javascript:alert(1)」や「vbscript:alert(1)」のような、スクリプトを
マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-099 - 重要 : Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2618444) で修正された「Content-Disposition の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2011-3404」について書いておきます。 Content-Disposition: attachment をHTTPレスポンスヘッダに指定すると、一般的なブラウザではコンテンツをブラウザ内でいきなり開くのではなく、ローカルディスクへダウンロードすることになります。ところが、MS11-099にて修正された脆弱性を使用すると、罠ページを経由することで Content-Disposition: attachment のついたhtmlを強制的にInternet Explorer内で開くことができたため、例えば Wiki や Web メールの添付ファ
Facebookにポルノや動物虐待などの画像が相次いで掲載された問題は、Webブラウザの脆弱性を突いた攻撃によるものではないかとの見方が浮上している。 Facebookのウォールにユーザー本人の許可なくポルノや動物虐待などの画像が掲載される被害が続出した問題をめぐり、Webブラウザの脆弱性を突いた攻撃が仕掛けられたのではないかとの見方が浮上している。 この問題ではユーザー本人が知らないうちにニュースフィードに画像が掲載され、Facebookには暴力シーンや有名人のアダルトシーンなどの問題画像があふれ返った。Facebookはメディアに寄せたコメントで、この攻撃にはWebブラウザの「self-XSS」の脆弱性が悪用されたとの見方を明らかにした。 セキュリティ企業Sophosの11月16日のブログによれば、XSS(クロスサイトスクリプティング)とは、攻撃者がWebブラウザ上でJavaScrip
※凡例 地域型JPドメインの第2レベルとは、tokyo.jpなど第2レベルのドメイン名でCookieが発行できるもの 地域型JPドメインの第3レベルとは、chiyoda.tokyo.jpなど第3レベルのドメイン名でCookieが発行できるもの 背景が赤のセルは現バージョンでバグのあるもの。無色は旧バージョンの参考情報 携帯電話に関しては機種毎に仕様が異なる可能性が高く、全機種について調査したわけではないので、上記はあくまで抜き取りでの結果であることに注意されたし ※確認機種、バージョン等 iモード:P-07A(iモードブラウザ2.0)で確認 EZweb:W52T、biblioで確認(結果は同じ)。詳細は後述 Softbank(1): 821N, 932SHで確認。これらは非公式JavaScript対応機 Softbank(2): 944SH(公式JavaScript対応機)で確認 Andr
昨日の日記「都道府県型JPドメインがCookieに及ぼす影響の調査 | 徳丸浩の日記」にも書きましたが、Operaブラウザの最新版(11.51)には、地域型ドメインの場合にCookie Monster Bugがあります。以下は、三重県の志摩市のドメイン(www.city.shima.mie.jp)上で domain=mie.jpのCookieをセットした様子です。 この状態で三重県津市(www.info.city.tsu.mie.jp)のホームページにアクセスしたところ、このCookieが送信されることをネットワークキャプチャにて確認しました。 Operaブラウザは独自の方法でCookie Monster Bugに対応しているというのが業界の常識だと思っていましたので、当初この現象を見て驚きました。大げさに言えば「ニュートリノが光速を越えた」ことに匹敵する(大げさ過ぎ)ような驚きでしたので
IEのDOM処理においてリモートから攻撃可能なメモリ破壊の脆弱性(CVE-2011-1256,MS11-050)に関する検証レポート Tweet 2011/6/20 NTTデータ・セキュリティ株式会社 辻 伸弘 小田切 秀曉 泉田 幸宏 【概要】 Microsoft社のInternet Explorer(以下 IE)に、リモートから攻撃可能なメモリ破壊の脆弱性(CVE-2011-1256)が発見されました。 この脆弱性はIEのDOM変更処理に存在します。IEが正しく初期化されていないオブジェクトや削除されたオブジェクトを処理する際に、メモリ破壊を引き起こす可能性があります。 この脆弱性により、細工されたWebページの閲覧などで、ローカルユーザと同じ権限が奪取される危険性があります。想定される被害としては、ローカルユーザ権限での情報取得、改ざん、または、ワームやスパイウェアなどの悪意ある
Webブラウザのアドレスバーは不要なのか――? Google Chromeの新バージョンをきっかけに、こんな議論が起きている。 Googleは先に開発版「Chrome 13」をリリースしたが、このバージョンではURLが表示されるアドレスバーを完全に隠すことができる。URLを見たいときは、タブをクリックするとアドレスバーが現れる。 これを受けてMozillaは、アドレスバーを含めたツールバーを隠すFirefoxアドオン「LessChrome HD」をリリースした。隠れたツールバーはタブにカーソルを合わせると表示される。 こうした動きから、アドレスバーを隠す機能がブラウザのトレンドになるのではないかとの声が一部で上がっている。アドレスバーを非表示にすれば、Webページを表示するスペースが広がる。これはNetbookやタブレットなど、PCよりも画面が小さなデバイスでは重要だ。さらに「目指すサイト
ローカルのHTMLファイルからどこまで読み取れるか選手権 2011 - 金利0無利息キャッシング – キャッシングできます - subtech を読んでの補足。 IE9 on Windows 7 においてXHRを使ってローカルファイルを読み取る場合について、「許可するとやりたい放題」と書かれているとおり、IEが表示する警告をいったん「許可する」側に選択するとhtml内の JavaScript (あるいはVBScript)において通常のローカルのプログラムと同様にあらゆる操作が可能になります。(写真は英語版IE9) これは、IE6 / XP SP2 以降で導入された「ローカルコンピュータのロックダウン」が解除された状態になり、WSHやHTAと同様に、ローカルリソースへのアクセスや任意のActiveX Objectの生成を含め任意のコード実行が可能な状態になったということです。 ローカルに置い
オープンリダイレクタを脆弱性とみなすべきかは議論が分かれるところです。Google等の一部のサイトは、自サイトのオープンリダイレクタを脆弱性としてはみていません。一方で、脆弱性検査の現場では、見つかれば脆弱性として報告することが多いと思います。 その辺の議論はおいておいて、オープンリダイレクタの検査は、ブラウザの特性もからんで意外とバリエーションが多くて面白いので、本日の日記で取り上げてみたいと思います。 大まかにいうと、リダイレクトは、302応答のLocationヘッダ、Refresh(HTTPヘッダ、METAタグ)、JavaScriptによるものがありますが、本日は302応答のLocationヘッダのリダイレクタについて取り上げます。 パターン1:サブドメイン部分に値が入る場合 以下のように、サブドメインの箇所が動的なケースです。 Location: http://{$u}.haten
今時のブラウザがどれくらいUTF-7をまだサポートしているか調べてみたのでメモ。全てWin32上。 IE8 レスポンスヘッダでcharset=utf-7と指定したとき、およびコンテンツの先頭(<html>より前)にUTF-7のBOMである +/v8- を挿入しておいた場合にUTF-7となる。<meta>でcharset=utf-7と指定した場合はページを表示したときにはUTF-7とはならないが、リロードするとUTF-7となる。 IE9beta レスポンスヘッダでcharset=utf-7と指定したとき、およびコンテンツの先頭(<html>より前)にUTF-7のBOMである +/v8- を挿入しておいたとき、<meta>でcharset=utf-7と指定したときにそれぞれUTF-7となる。 Firefox 3.6.13 <meta> で charset=utf-7 と指定しておくと、ページを
Web サイトの改ざん事件を追っていると、「どのサイトが改ざんされた」や「どこどこのサイトに誘導される」、「どういったマルウェアに感染する」といった解説記事をよく見ます。しかし、「どうやって Exploit コードが実行される」とか、「どのブラウザだと Exploit コードが実行される」のかといった解説記事をあまり読んだことがありません(単に僕が読んだことがないだけかも)。Exploit コードの起動処理を調べるたびに、Wepawet (alpha)からサンプルを探すのも面倒なので、Wepawet からサンプルをピックアップして、それらをまとめてみます。 いつも以上にニッチなテーマなので(汗)、長々としたまとめを読みたくない場合、結論だけどうそ。 注意事項 この日記を読む際には、以下の点をご理解ください。 Adobe Reader の脆弱性を悪用する攻撃コードのみまとめています Wepa
MicrosoftのInternet Explorer 6と7に深刻な脆弱性が見つかり、エクスプロイトも公開されているという。 セキュリティ企業の仏VUPENは11月21日、MicrosoftのInternet Explorer 6と7にゼロデイの深刻な脆弱性が見つかったとしてアドバイザリーを公開した。米Symantecも同日、この問題を確認したと報告。Microsoftの修正パッチ公開の見通しはまだ明らかになっていない。 VUPENによると、脆弱性はMicrosoft HTML Viewer(mshtml.dll)のダングリングポインタの問題に起因する。この問題を突いた悪質なWebページをユーザーが閲覧すると、ブラウザがクラッシュしたり、攻撃者に任意のコードを実行されるたりする恐れがある。 VUPENは、最新の更新プログラムを適用済みのWindows XP SP3搭載PC上で、IE 6と
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