【読売新聞】 新型コロナウイルスの感染拡大は、若者にも大きな影響を与えている。昨年、児童生徒の自殺の原因・動機は、「進路」「学業不振」が上位となった。大学時代から仕事を始めた眞鍋かをりさんは、多忙な生活から逃げ出せず心身ともに追い詰
【読売新聞】 新型コロナウイルスの感染拡大は、若者にも大きな影響を与えている。昨年、児童生徒の自殺の原因・動機は、「進路」「学業不振」が上位となった。大学時代から仕事を始めた眞鍋かをりさんは、多忙な生活から逃げ出せず心身ともに追い詰
自分なりの強固な世界観を持っていて、相手の気持ちを想像することが苦手だったり、相手の言葉を字義通り受け止めがちだったりするASDの人。多動傾向があるため、人の話を黙って聞いていられなかったり、注意力散漫で約束をすっぽかしたりすることがあるADHDの人。 発達障害の人は相手との関係性や反応を読むのが苦手なことが多く、周囲の人が「エッ」と驚くようなその場にそぐわないことを口にしてしまうこともあります。 周囲の人を困惑させるそんな言動をしてしまう発達障害の人たちは、常にトラブルの火種を抱えて生きているようなもので、それは本人にとってもつらいことであるのは間違いありません。 特に、日本が育んできた和を重んじる文化では、いわゆる“あうんの呼吸”で、みなまで言わずともお互いに理解し合えることを美徳とする側面がありますが、ASDの人もADHDの人も、「空気を読む」ことが非常に苦手、あるいはまったくできな
HSPブームの功罪を問う (岩波ブックレット 1074) 飯村周平 岩波書店 2023/01/11 A5 ・ 並製 ・ 88頁・682円 内容はHSPの解説と、HSPブームについての注意喚起と、現時点でHSPについて学者(著者以外についても)がどう捉えているか。 目次は以下、岩波のページから はじめに 第1章 HSP「ブーム」の実情 1 HSPの「発見」 2 HSPはどこから来たのか? 3 HSPという言葉の扱われ方 4 HSPブームは身近なものに 第2章 HSPブームの功罪 1 HSPはなぜ広く受け入れられたのか? 2 HSPラベルと人々との相互作用 3 ポップ化されて広まったHSP 4 偏見や差別、誤解を助長する可能性 5 HSP自認がむしろ自己理解や他者理解を狭める可能性 第3章 「消費」されるHSPブーム 1 誰がHSPブームを「消費」しているのか? 2 HSPブームの「罪」とど
うつ病、自閉スペクトラム症、統合失調症......。多くの現代人を悩ませる発達障害や精神疾患について、原因解明や治療法開発のための研究が進んでいます。 今回は、前回の記事〈『多くの人を悩ませる…「ADHD」は「いつまで続く」のか? いったい「どんな人が当てはまる」のか? 』〉に引き続き、『「心の病」の脳科学』(講談社ブルーバックス)の中から「注意欠如・多動症(ADHD)」をご紹介します。 ADHDが生じるメカニズムについて、最新の4つの仮説があるというのですが――。 *本記事は『 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか』を一部再編集の上、紹介しています。 ADHDが生じるメカニズムとは?「4つの仮説」 (1)実行機能の障害――目標達成のために計画的に行動できない ADHD(Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder:注意欠如・多動
診断を受けてわかったのは、発達障害だと知ることは「自分のトリセツ(取扱説明書)」を得ることかもしれません。もちろん「あなたは発達障害です」と告げられるのは、すくなからずショックを受けます。「何年も受けいれられなかった」という当事者の声も聞いてきました。それでも生きづらさの解消は「自分自身を正しく捉えることから」とも言われています。もし「私もADHDかも」と思う方がいましたら、上図の「代表的な症例」をご覧ください。こちらはチェックリストにもなっています。読んでもらい困っていたら医療機関にご相談ください。 周囲の人の注意点と、できる支援や工夫 発達障害 その偏見は 一方で、本人の特徴をすべて「発達障害」とくくってしまうことにも抵抗があります。発達障害の名前はひとり歩きしている感もありますし、偏見につながることもあります。実際、私も差別意識を持っていました。ただし、一定の知識は持っておく必要があ
国内随一の自殺の名所、福井県の東尋坊。自殺抑止のために見回り活動を続けるのが、NPO法人「心に響く文集・編集局」の代表・茂幸雄さん(78)だ。 断崖絶壁の東尋坊は、サスペンスドラマで犯人が追い詰められるシーンなどで使われることが増え、自殺の名所としてのイメージを強くしていった。東尋坊の自殺者数は茂さんが活動を始める前の2003年までの10年間は256人と毎年20人を超えていたが、活動後のその数は半減。2021年には初の一桁となる8人だった。そして、約18年の活動で声をかけて保護した人は755人にも及ぶ。 そして、茂さんは自殺をしようとする人を保護することにとどまらず、抱えている問題の解決を目指し、プライベートな問題にすら踏み込んでいく。(全3回の3回目/#1、#2を読む)
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「発達障害グレーゾーン」の人たち…「発達障害」と診断される人の、数倍は存在すると推測されている。 しかも、その症状は必ずしも軽いわけではない。 「発達障害」と確定診断されるかどうかの、まさにボーダーラインなのだ。 「グレーゾーン」であっても…症状が軽いわけではない 「発達障害」という言葉は、広く知られるようになった。 その結果、自分も当てはまるのではないかと感じて、多くの人が医療機関を訪れるケースが非常に増えている その中に「発達障害グレーゾーン」と呼ばれる人々が少なからず存在する。 この記事の画像(5枚) 「発達障害」の診断基準をいくつか満たしているものの、全て満たしているわけではないため、「発達障害」の確定診断が受けられない。 しかし、「グレーゾーン」の人は、「発達障害」と診断された人の何倍もいると見ている専門家もいる。 注意しなければならないのは、医師から「発達障害グレーゾーン」と言
注目を集めながらも、理解しにくい「発達障害」の世界。そんな「発達障害のリアル」を、自身も発達障害(学習障害)の息子を育てるフリーランス編集者・ライターの私(黒坂真由子)が模索し、できるだけ平易に、かつ正しく紹介することを試みる本連載。 前回までは、精神科医の岩波明氏に「大人の発達障害」を中心に話を伺ったが(前回はこちら)、今回からは、小児科医の高橋孝雄氏に「子どもの発達障害」について尋ねる。 同じ「発達障害」でも、精神科医が診る「大人の発達障害」と小児科医が診る「子どもの発達障害」では、捉え方が異なる。気になる「IQ」の問題など、「子どもの発達障害」について分かりやすく、ユーモアを交えた温かな語り口で解説していただいた。 発達障害とは何か、先生の言葉でできるだけ分かりやすくご説明いただくと、どうなりますか。 高橋孝雄氏(以下、高橋氏):これ、実はものすごく難しい質問なんです。糖尿病やがんな
熊本大学は9月27日、認知症が疑われ、同大学病院の認知症専門外来に訪れた446名の患者についての調査研究を行ったところ、約1.6%にあたる7名は認知症ではなく、高齢によって顕在化した発達障害の1つである「注意欠陥多動性障害(ADHD)」であったことを確認したと発表した。 同成果は、熊本大病院 神経精神科の佐々木博之特任助教、同・大学大学院 生命科学研究部 神経精神医学講座の竹林実教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、精神疾患の予防や診断などに関する全般を扱う学際的なオープンアクセスジャーナル「BMC Psychiatry」に掲載された。 研究チームはこれまでの研究にて、高齢者において認知症のように誤診されうる発達障害患者を見出し、症例報告を行っていた。その症例では、これまで日常生活でそれほど大きな支障がなかった60歳前後の会社員が、徐々に物忘れや不注意が目立つようになり、認知症を疑われ
なちゅ。:私には中学校2年生(13歳)と小学校4年生(9歳)の娘がいて、二人とも、発達障害と診断されています。上の子はASD(自閉症スペクトラム)の傾向が強く、知的障害のグレーゾーン、下の子はASDよりも私と同じADHD(注意欠如・多動症)の傾向が強いタイプです。 同じ親から生まれて育った姉妹ですが、二人とも個性は全然違います。 長女はコツコツと積み重ねる学習が得意な子で、宿題もテスト前の勉強も一人で計画的に仕上げてしまいます。学校もほとんど休んだことがありません。親のフォローで習慣づいたわけではなく、小さいときからずっとそうでした。 下の子は、特性上そういう学習の積み重ね方が難しいですね。しかもとても繊細。友だちの反応を過剰に気にしてしまったり、授業をみんなと一緒に受けるのが苦手です。気力が持たず疲れすぎてしまうので、学校には週の半分くらいしか行けていない状況ですし、数ヵ月にわたる不登校
心身の疲れが体調・生産性悪化に直結しやすい発達障害者 ASD圏の人は、ちょっとした心身の疲れで体調を崩しやすい。 ・疲れるとすぐ頭痛を起こす・眠くなる ・緊張しすぎると眠くなる ・気が進まない ・興味が持てないことをやろうとすると生産性が低下する ・机に本やノートを開いて向かったとたん眠くなる こういったちょっとした不調が多く、仕事や作業、人とのつきあいなどで安定した体調やモチベーションを保てずに困難を感じている人は多いだろう。 血流の悪化による悪影響を受けやすい可能性 上記のような不調が出やすいのは、定型圏の人よりも生きるうえでストレスが多いという、環境的な要因もあると思う。しかし、もともと脳内伝達物質や自律神経系のバランスがややおぼつかなかったり、体幹の筋力が弱かったりという、どちらかというと器質的な要因も大きいのではないかと思う。 たとえば、以下のようなことが起きているのではと勝手に
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